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Field Notebook. (2008.07.22→2010.08.11)

朝Field:多摩川のジャコウアゲハは…

夏季休暇前の最後の出勤。20分ほど早く家を出られたので朝Fieldに多摩川へ。そろそろ宿河原付近でジャコウアゲハが発生しているはずだ。

ジャコウアゲハ、出てない。

宿河原のジャコウアゲハポイントに着いたが、ジャコウアゲハはほとんど出ていない。土手上を飛ぶ個体は♂1頭のみ。他に土手の下の耕作地の中を飛ぶ♂個体を1頭見かけただけだ。昨年より発生が遅れ気味なだけか、それとも今年は少ないのか。例年、この時期に多摩川の土手の草刈りが行われるが、今年ももう東名高速の南側まで草刈りが進んでいた。宿河原の方まで草刈りが進んでくる前に発生してくれると良いのだが。

ジャコウアゲハの代わりに、キアゲハが吸蜜していたのを撮った。

キアゲハ(吸蜜) | Papilio machaon
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/08/11
キアゲハ(吸蜜)
RICOH R8
15.1mm/85mm-equiv. ISO=100 SS=1/290 F4.59
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

キアゲハ(吸蜜)

RICOH R8
5.7mm/32mm-equiv. ISO=100 SS=1/810 F3.61
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

キマダラセセリ

ジャコウアゲハが出てないので、ちょっと無理して中野島の方へ行ってみた。クルミの木がいっぱいあるのでオナガシジミ…は無理としても、このへんは宿河原付近より草地が広いので何かいないかな、と。

居ました。キマダラセセリ。

キマダラセセリ | Potanthus flavum flavum
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/08/11
キマダラセセリ
RICOH R8
35.4mm/200mm-equiv. ISO=109 SS=1/189 F5.28
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:初めて見るキマダラセセリ。クルミの木陰で。

キマダラセセリ

RICOH R8
15.1mm/85mm-equiv. ISO=100 SS=1/203 F4.59
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:上の個体を撮っていたらもう1頭、より近い位置に現れた。

キマダラセセリ

RICOH R8
15.1mm/85mm-equiv. ISO=400 SS=1/60 F4.6
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:特徴のある翅裏が撮れないなあと思っていたら、少し離れたところで3頭目が現れて撮らせてくれた。ちょっと暗い。

西丹沢でスジチャ(?)を撮ったときも思ったが、ちっちゃいセセリは本当に可愛い。

西丹沢:大又沢林道 (その他の蝶 ほか)

西丹沢:大又沢遠征の第3段。今回が最終回です。その他の蝶と蝶以外に蛾も1種撮ったのでまとめて掲載します。

スミナガシ多数

今回の遠征で、カラスアゲハと並んで最も多く見られた蝶がスミナガシ。長い林道のあちこちで吸水するもの、獣糞で吸汁するものが多数見られた。今までスミナガシってそんなに個体密度が高くないと思っていたのですが、考えを改めるべきでしょうか。写真もたくさん撮りましたが、今回は4枚掲載しておきます。

スミナガシ | Dichorragia nesimachus
大又沢林道(神奈川県山北町) | 2010/08/06
スミナガシ
RICOH R8
35.4mm/200mm-equiv. ISO=400 SS=1/164 F5.28
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:まずは路上で吸水中の個体の開翅写真。この日2番目に逢った個体。

スミナガシ

RICOH R8
15.1mm/85mm-equiv. ISO=100 SS=1/203 F4.59
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0.3EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:獣糞で吸汁中の閉翅写真。この個体は5番目に逢った個体。

スミナガシ(集団吸汁)

RICOH R8
15.1mm/85mm-equiv. ISO=248 SS=1/104 F4.59
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光 Flash=ON
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:獣糞で吸汁中の個体を撮影していたら、もう1頭寄ってきて2頭並んで吸汁を始めた。地蔵平から折り返した後は数えてないので何頭目かはもう分からない。

スミナガシ(集団吸汁)

RICOH R8
5.7mm/32mm-equiv. ISO=100 SS=1/73 F3.61
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:さらに3頭目がやってきて吸汁しようとした。左手前の個体が割と攻撃的で、すぐに小突き回して追い出してしまったので3頭並んでいたのはほんの一瞬。いまいち構図もピントも合ってないが、せっかく3頭一緒に写ったので1枚。

ところで、前述のキリシマミドリシジミを撮影に来られたが帰りがけに、「今日はスミナガシを見ていない」と言っていて驚いた。私の話を聞いて「キリシマ狙いで目に入らなかっただけかあ!」と嘆息してらしたが…。

コミスジ

次にコミスジ。コミスジもたくさん居ました。

コミスジ | Neptis sappho
大又沢林道(神奈川県山北町) | 2010/08/06
コミスジ
RICOH R8
35.4mm/200mm-equiv. ISO=400 SS=1/143 F5.28
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:葉面でのテリ張りポーズ。
コミスジ
RICOH R8
5.7mm/32mm-equiv. ISO=100 SS=1/68 F3.61
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:上とは別の個体で林道上に降りたところ。吸水はしてませn。

ジャノメチョウ

地蔵平の草地ではジャノメチョウを何頭か見かけました。本当は、ここでヒョウモンが見られないかと期待していたのですが。

ジャノメチョウ | Minois dryas
大又沢林道(神奈川県山北町) | 2010/08/06
ジャノメチョウ
RICOH R8
15.1mm/85mm-equiv. ISO=100 SS=1/143 F4.59
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:昨年小山田緑地で撮ったのはボロボロだったので、割と綺麗なのが撮れて嬉しい。

コムラサキ

次はコムラサキ。林道沿いの何箇所かで見かけたが、地蔵平が一番撮りやすかった。

コムラサキ | Apatura me
大又沢林道(神奈川県山北町) | 2010/08/06
コムラサキ
RICOH R8
35.4mm/200mm-equiv. ISO=114 SS=1/250 F5.28
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:前述のアサマイチモンジ?と並んで吸水していた個体。

コムラサキ

RICOH R8
35.4mm/200mm-equiv. ISO=176 SS=1/250 F5.28
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 2400×1800(Trimmed) → 800×600(Resized)
Memo:上のと同じ個体。近寄りすぎて飛ばれた先で開翅したので遠めからやや無理めに撮影。もっと近くで開翅してくれれば良いのに。

写真は載せませんが、他にもサカハチチョウ、ウラギンシジミ、クロアゲハ、オナガアゲハ、イチモンジチョウが見られました。(ウラギンシジミ以外はボロが多かった)

蝶以外の昆虫

蜻蛉が多数居ましたが、今回は蝶で充分と無視に努めました。しかし、これだけは別!と撮ったのがこの蛾です。シンジュサンが居たので手乗りにして撮影。

シンジュサン | Samia cynthia pryeri
大又沢林道(神奈川県山北町) | 2010/08/06
シンジュサン(手乗り)
RICOH R8
5.7mm/32mm-equiv. ISO=100 SS=1/52 F3.61
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:ちょっとボロな♂。中学時代は毎年学校の壁に貼り付いていたものですが…。見るのはその中学以来です。28年振り?

シンジュサン(顔アップ)

RICOH R8
5.7mm/32mm-equiv. ISO=148 SS=1/45 F3.61
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:顔のアップ。ヤママユガ科の蛾はみんな可愛いんだよね、顔が。

路上で時折翅を動かしながら静止していたので、最初はそのまま撮っていたのですが、そのうち蟻が1匹寄ってきて格闘を始めたので、こりゃヤバイと手乗りにし、撮ってから近くの木の枝や葉に止まらせようとしたのですが、こいつ上手く止まれないんですよ。止まれた!と思ってしばらく見ているともぞもぞ動いた途端につるっと落っこちちゃう。何度かやったのですが、最後は諦めました。寿命が近づいて弱っているのか、もともと鈍くさい種なのか…。(昔の記憶では何だかもともと鈍くさい種のような気がします)それにそても、ヤママユガ科の幼虫はもの凄い力で枝にしがみついてますよね。親子なのにえらい違い。(幼虫は腹脚があるから当たり前ですけど)

以上

西丹沢:大又沢林道 (同定に自信が持てない蝶3種)

西丹沢:大又沢林道遠征の続きです。

3種ほど、ちょっと同定に自信の持てない蝶が撮れました。どなたか、ご教示いただけないでしょうか。

これはスジグロチャバネセセリ?

大又沢分岐でキリシマミドリシジミを目撃する直前、この日2番目に現れたのが小柄で凄く可愛いセセリ。これはスジチャかヘリチャに違いない!と大喜びで撮影。

スジグロチャバネセセリ? | Thymelius leonius leonius
西丹沢(世附・浅瀬(神奈川県山北町) | 2010/08/06
スジグロチャバネセセリ?
RICOH R8
15.1mm/85mm-equiv. ISO=400 SS=1/64 F4.59
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:ちっこくて目がくりっとしていて超可愛い。これはスジチャ?ヘリチャ?それともヒメキマダラセセリ?

翅の裏面しか撮れなかったので、スジグロチャバネセセリとヘリグロチャバネセセリばかりか、ヒメキマダラセセリとの同定も困難でした。図鑑で見ても翅表面での同定方法しか書いてない!!!

あちこち検索して、翅裏面での同定ポイントらしきものを3つほど見つけてきました。(あちこちのBlogからの寄せ集めです)

  1. 翅外縁部の色。(ヘリチャはやや白く、スジチャは地色とほぼ同じ)
  2. 後翅に斑紋が薄く浮き出るかどうか。(ヘリチャ、ヒメキマは出るが、スジチャは出ない)
  3. 後翅中室の区切り線。(区切り線でどう見分けるのかはっきり書いてないが、ヒメキマだと斜めの区切り線が出る?)

上記寄せ集めの同定ポイントによる私的同定結果は次のとおり。

  1. ヘリチャではない。(スジチャかヒメキマのどっちか)
  2. 斑紋出てない。スジチャ?
  3. 斜めの区切り線が有るように見える。ヒメキマ?

結局分からない。とりあえず3つめの区別点がいまいち曖昧なので、2つめまでの区別点を採用してスジチャ?としておきました。でも、全く自信がありませんので、どなたか是非ご教示下さい。

それにしても、セセリってアップで見ると何て可愛いんでしょうねえ。ちなみに、セセリは上の1頭の他にもう1頭だけ見られました。こっちのはヒメキマダラセセリで同定確定だと思います。

ヒメキマダラセセリ | Ochlodes ochraceus ochraceus
大又沢林道(神奈川県山北町) | 2010/08/06
ヒメキマダラセセリ
RICOH R8
35.4mm/200mm-equiv. ISO=383 SS=1/189 F5.28
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 2400×1800(Trimmed) → 800×600(Resized)
Memo:ピントが合ってませんが、すぐに逃げられて1枚しか撮れなかったのでご容赦。翅表が見えればこうして同定できるんですけどねえ。

これはアサマイチモンジ?

地蔵平の入口の流水で吸水中のイチモンジチョウ。いつも見るのより大型で超新鮮だぞ、と念入りに撮影してきました。後でよく見たら、これもしかしてアサマイチモンジ?

アサマイチモンジ? | Limenitis glorifica
大又沢林道(神奈川県山北町) | 2010/08/06
アサマイチモンジ?
RICOH R8
15.1mm/85mm-equiv. ISO=100 SS=1/380 F4.59
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:開翅吸水中。アサマイチモンジの区別点である白斑がはっきり出ている。

アサマイチモンジ

RICOH R8
35.4mm/200mm-equiv. ISO=100 SS=1/810 F6.28
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:閉翅吸水中。裏面には何故かイチモンジチョウの特徴である白斑が出ているように見える。さて、どっちだ?

一番鮮明に写っている写真を出したので2枚の写真の撮影時刻が50分もずれていますが、たぶん同じ個体です。2つの区別点でよりはっきり出てるのは表面の方だと思ったのでアサマイチモンジ?としました。しかし、アサマイチモンジは初見なので少しだけ自信がありません。こちらについてもどなたかご教示下さい。

これはウラギンスジヒョウモン?

ミヤカラに逢えないまま地蔵平まで歩くことになったので三国峠移動は諦めた。そこで、帰路途中に河原が草原状になっているところで林道から降りてみた。そうしたら、葉裏で休息中のヒョウモンを発見。んん?これ、もしかしてウラギンスジヒョウモン?

ウラギンスジヒョウモン? | Argyronome laodice japonica
大又沢林道(神奈川県山北町) | 2010/08/06
ウラギンスジヒョウモン?
RICOH R8
35.4mm/200mm-equiv. ISO=161 SS=1/330 F5.28
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光 Flash=ON
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:前翅外縁部の形状はあまり丸くなくてオオウラギンスジヒョウモンっぽいけど、前翅裏面に微妙に白斑が出てる気がする。この白斑ってウラギンスジヒョウモンの特徴じゃなかったっけ?さて、どっちだ?

ウラギンスジヒョウモン?

RICOH R8
15.1mm/85mm-equiv. ISO=100 SS=1/310 F4.59
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:しつこく撮影していたら動き出して葉面へ。

ウラギンスジヒョウモン?

RICOH R8
15.1mm/85mm-equiv. ISO=100 SS=1/217 F4.59
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:そのうち、半開翅だが表面も撮影できた。前翅端に三角の白斑があるから、どっちにしても♀であることは確定。

前述のキリシマミドリシジミを撮影に来られていた方にちょっと見ていただいたところ、前翅の形状からオオウラギンでは?とのご意見でした。確かに前翅裏面の白斑は超微妙な感じですよね。でも、図鑑だとこの超微妙な白斑すら出ないのがオオウラギンに見えます。なのでまったく自信が持てないまま一応ウラギン?としています。どなたか、是非ご教示お願いします。

(さらに続く)

西丹沢:大又沢林道 (ミヤマカラスアゲハ・キリシマミドリシジミ)

予定通り - と書き始めようと思ったら今月は遠征予定のEntryを書いてなかった。(汗

えーと、今月は8月6日が唯一の遠征予定日。天気も良かったのでまたまた西丹沢へ行ってきました。※休みは他に夏季休暇がありますが、家族連れになるので蝶の撮影に専念できません。

さて今回のメイン・ターゲットはミヤマカラスアゲハ。昨年5月の日原遠征以来、もう何度目の正直になるのでしょうか。ミヤカラ狙いなら稜線より渓谷だ!ということで今回の目的地は大又沢林道としました。

しかし、今月の遠征予定はこの1回きりですから、ミヤカラだけでなく、他にもセセリやヒョウモンも撮りたい季節です。そこで、ミヤカラがさえ撮れたら大又沢から三国峠へ転進する予定としました。但し、なかなか撮れない時は片道3時間はかかる地蔵平まで往復することになるので、その場合は三国峠へ廻る時間の余裕は無くなってしまうでしょう。

最後に、直前になってもうひとつターゲットが加わりました。キリシマミドリシジミです。ミヤカラ狙いの予習のためにGoogle検索で情報を集めていたところ、「世附 +ミヤマカラス」の検索ワードで「かながわの蝶」という書籍の140頁(Googleブックスのプレビュー(Googleブックス))がヒットしました。こう書いてあります。

ここでのハイライトは、県内では箱根地区とこの西丹沢一帯にしか分布していないキリシマミドリシジミの飛翔を、確実に観察できることである。
かながわの蝶/相模の蝶を語る会編(かなしん出版)

そこでふと思い出したのが、フィールドノートのtheclaさんが8月1日にキリシマ狙いで丹沢の林道を歩いた。と書いてらしたこと。片道2時間以上歩いたとも書かれていたので、これは大又沢林道か世附林道のことに違いない、と勝手に想像して、この蝶も急遽ターゲットに加えることにしました。もっとも私の機材(R8)では樹上のゼフィルス撮影は難しいでしょうから、見られればラッキー、撮れたら奇跡程度の考えです。

カラス、カラス、カラス、…ミヤカラはどこ?

前置きが長くなりました。この日はいつもより2時間近く早く家を出られたので、浅瀬ゲートを8時20分頃に出発することが出来ました。

まずは黒系アゲハですが、今回、黒系アゲハの中で最も数多く見られたのはカラスアゲハでした。林道上の湿地で吸水している個体も多く見られたが、どれも単独吸水で、期待していた吸水集団には出逢えませんでした。また、ややボロな個体ばかりで新鮮な個体が居ません。午後には産卵行動を取る♀を2頭も目撃したことを考えあわせると、時期的にもうちょっと早め、7月下旬くらいの方が良かったのかもしれません。

カラスアゲハ | Papilio bianor
大又沢林道(神奈川県山北町) | 2010/08/06
カラスアゲハ
RICOH R8
35.4mm/200mm-equiv. ISO=400 SS=1/90 F5.28
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

カラスアゲハ

RICOH R8
35.4mm/200mm-equiv. ISO=400 SS=1/52 F5.28
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:ややボロな個体ばかりだったのと、吸水中もあまり小刻みに移動を繰り返す個体が多い中、これでも比較的マシに写っている2枚。

カラスアゲハの他には、クロアゲハやオナガアゲハも何頭か現れました。しかし、歩けども歩けども出てくるのはカラスアゲハばかり。いったい何でミヤマカラスアゲハは出てこないの?
………結局、ミヤマカラスアゲハに出逢えないまま、地蔵平まで歩くことになってしまいました。待望のミヤマカラスアゲハに出逢えたのは帰路、それも全ルートの3/4くらい戻ってから。

ミヤマカラスアゲハ | Papilio maackii
大又沢林道(神奈川県山北町) | 2010/08/06
ミヤマカラスアゲハ
RICOH R8
8.9mm/50mm-equiv. ISO=400 SS=1/32 F4.14
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

ミヤマカラスアゲハ

RICOH R8
8.9mm/50mm-equiv. ISO=400 SS=1/18 F4.14
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:まずは翅表を2枚、微妙に半開翅ですが。カラス達と違って超美麗な新鮮個体でした。暗かったのでFlash=ONで撮影した方が綺麗だったかなあ。翅裏はFlash=ONで撮影したものもあったのですが、翅表は撮り忘れてしまいました。

ミヤマカラスアゲハ

RICOH R8
35.4mm/200mm-equiv. ISO=400 SS=1/34 F5.28
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0.7EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

ミヤマカラスアゲハ

RICOH R8
35.4mm/200mm-equiv. ISO=400 SS=1/34 F5.28
Macro=ON ISO=Auto-Hi(400) 分割測光 ±0.3EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:後翅裏面の黄帯はわずかしか出てません。4枚目が一番良く撮れてるかな。

途中、今回も駄目かと思いましたが、ようやくミヤマカラスアゲハを撮ることができました。撮れた写真にはやや不満がありますが、とりあえず目的を達成したので、ようやく来年はミヤマカラスアゲハに囚われることなく遠征先を決められそうです。

キリシマミドリ乱舞

一方の「見られればラッキー、撮れたら奇跡」のターゲット、キリシマミドリシジミですが、何とあっさりその姿を拝むことが出来ました。

朝、浅瀬ゲートを出発してわずか10分後。大又沢分岐に到着して「ここでキリシマミドリが見られるらしいが…?」と橋の上から見回すと、いきなり目の高さを旋回して沢脇の樹上へ駆け上がる青緑色に輝くゼフィルスが目に入った。うわっ!キリシマミドリだ!本当に見られた!

その場で20分ほど観察していたが、沢脇のアカガシ(?)の周りを1個体が旋回するとすぐに枝先から1~2頭が飛び出して絡み合う。同時に見られたのは最大3頭まででしたが、あっちこっちから飛び出すので個体数はもっと多そうです。ただ、ここのキリシマミドリシジミははるか上の方で飛び回るばかりで、時折下の方に降りてきても凄い速さで旋回して樹上へ戻っていくので、やっぱり撮影はノーチャンスでした。諦めて先へ進むことにしました。

実は私が大又沢分岐でキリシマミドリを観察しているうちに、デジイチを首から提げて大又沢林道を歩いて行かれた方が一人居ました。何となく「蝶を撮りに来た方かな?」と思っていましたが、林道途中で追いつきました。頭上を見上げています。

「キリシマですか?」

と声をおかけしたところ、やはりキリシマミドリシジミを撮りに来られた方でした。この方にいろいろお話しを伺いながら、キリシマミドリシジミの撮影ポイントを2箇所ほど教えていただき、どちらのポイントでもキリシマミドリシジミが絡み合って飛ぶ様子を見ることが出来ました。特に奥の方のポイントでは、同時に7頭が絡み合って飛ぶ様子まで見ることが出来ました。(ウラギンシジミも混じっていたかもしれませんが…)

教えていただいた撮影ポイントは、どちらも最初に見た大又沢分岐よりも撮影距離がぐっと近く、条件は良さそうです。しかし、それでもR8の200mmではどうにもならない距離でした。教えていただいた方の機材は35mm換算で450mm相当とのことでしたが、それでも「証拠写真程度にしか撮れてない」と苦戦されているようでした。R8からの買い換え候補としてCX3やGXR+P10ユニット(どちらも300mm)を検討しているけれども、もっと焦点距離の長い、それこそSonyのNEX-3/5のようなミラーレス一眼くらいは必要かもしれないと思った。

(続く)

小雨混じりの東高根森林公園

娘を連れ、東高根森林公園へ傘無しでの散歩に行ってきました。時々小雨がパラつく中を1時間ほど歩きましたが、炎天下で汗まみれになるのと大差ない程度の濡れ具合で歩くことが出来ました。

小径の脇をキタキチョウとヤマトシジミ、スジグロシロチョウが低く飛び交っていたほか、林縁をナガサキアゲハが飛ぶ姿をあちこちで見ることが出来ました。どれももうボロボロでしたが、7~8頭は見たでしょうか。その間、クロアゲハの目撃数は0です。

また、アカボシゴマダラが至るところに居ました。今年、昨年ほど街中ではこの蝶を見かける機会がほとんど無かったのですが…。

湿性植物園では1頭ずつですが、コミスジとクロコノマチョウも見ることが出来ました。

天候の割にはいろいろな蝶が見られ、気温も涼しく、楽しく歩くことが出来ました。

ナガサキアゲハ♂ | Papilio memnon
東高根森林公園(川崎市宮前区) | 2010/07/29
ナガサキアゲハ♂(訪花)
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=383(Auto-Hi) SS=1/189 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

ナガサキアゲハ(訪花)
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=351(Auto-Hi) SS=1/189 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:林縁を飛んでいく個体多い中、1頭だけ訪花していたのを撮りました。翅はだいぶ痛んでいますが…。
クロコノマチョウ | Melanitis phedima oitensis
東高根森林公園(川崎市宮前区) | 2010/07/29
クロコノマチョウ
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=400(Auto-Hi) SS=1/73 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:雨のおかげか、暗い樹林内に逃げ込むことなくモデルになってくれました。翅はやっぱり痛んでいますが。
アカボシゴマダラ | Hestina assimilis
東高根森林公園(川崎市宮前区) | 2010/07/29
アカボシゴマダラ
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=400(Auto-Hi) SS=1/189 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 2560×1920(Trimmed) → 800×600(Resized)
Memo:2頭が絡み合うように飛んで着地しました。ちょっと期待したのですが、この後はほとんど何も起こらないまま飛び立っていきました。♂同士の勘違いだったのかも。

CORESERVERに移転しました。

今まで利用していたXREA+の広告免除契約期間が間もなく(7月31日迄)切れてしまいます。契約期間が切れても広告付きになるだけなら問題ないのですが、ディスク容量も減ってしまって容量オーバーになるので、この機会にCORESERVERに移転することにしました。プランはCORE-MINIです。なお、この投稿が移転後初投稿です。

早野の里

あまり良い写真が撮れなかったのでスルーしようかと思いましたが、一応記録に残しておきます。

早野の里

夏休み前に息子が学校で貰ってきた教育関係のパンフレットの裏表紙に「早野の里」が紹介されていた。ハンノキ林があるらしい。ハンノキ林と言えばミドリシジミ。地図で見ると鶴見川を挟んで横浜市の寺家ふるさと村と対面するような位置関係にあるし、王禅寺とも地続きで環境の良さそうな場所だ。今年はもうミドリシジミのシーズンは終わってしまったけどどんな場所か一度行ってみよう、と娘の散歩ついでに行ってみた。

結論としては、娘の散歩には適してない。ここは私ひとりで来るべき場所だった。

また、ハンノキ林の規模は思ったより小さかった。但し、東高根森林公園や生田緑地のハンノキ林よりも探索しやすそうな気がした。来年のシーズンにもう一度来てみよう。

蝶の方はあまり成果がなかった。最も数多く居たのはクロヒカゲ。他にはイチモンジセセリ、キタテハ、ヒメウラナミジャノメが少数と、カラスアゲハ2頭、ナガサキアゲハ♀1頭を見たくらい。特筆できる出来事といえばタマムシの飛翔を目撃したくらいかなあ。実家の方では昔よく見たけど、川崎でタマムシを見るのは初めてかも。

クロヒカゲ | Lethe diana
早野(川崎市麻生区) | 2010/07/23
クロヒカゲ
RICOH R8
5.7mm(32mm-Equiv.) ISO=400(Auto-Hi) SS=1/34 分割測光 ±0EV WB=昼光 Flash=ON
3648×2736 → 800×600(Resized)
キタテハ | Polygonia c-aureum
早野(川崎市麻生区) | 2010/07/23
キタテハ
RICOH R8
15.1mm(85mm-Equiv.) ISO=400(Auto-Hi) SS=1/90 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

生田緑地

娘を連れての散策。猛暑日の炎天下でしたから、基本的に日向には出ないように日陰の園路を選びつつ、午前中の9:30~11:40頃まで約2時間ほど緑地内を廻りました。

目撃記録

既に蝶は不活発となっており、あまり多くの個体数は見られませんでした。

  • アゲハ (1)
  • カラスアゲハ (2)
  • ナガサキアゲハ♂ (1)
  • モンキアゲハ (1)
  • オナガアゲハ♂ (1) ※新鮮
  • アオスジアゲハ (多)
  • スジグロシロチョウ (多)
  • キタキチョウ (多)
  • ウラギンシジミ♂ (1)
  • ムラサキシジミ (1)
  • ルリシジミ (1)
  • 不明シジミ (多数)
  • テングチョウ (残骸)
  • コミスジ (1)
  • アカボシゴマダラ (少)
  • ヒメウラナミジャノメ
  • ヒカゲチョウ (多)
  • クロヒカゲ (並)
  • ヒメジャノメ or コジャノメ (少)

アゲハですら1頭しか見られないなど、明らかに蝶たちの活動時間を過ぎてしまっていた。ほとんどの蝶は薄暗い樹林内で目撃したもので、光量不足でまともに写真が撮れていない。

ちょっと吃驚したのは、ホタルの里でモンキアゲハ、七草峠でかなり新鮮なオナガアゲハ♂を見たこと。生田緑地で見るのはどちらも初めて。なお、目撃した黒系アゲハはオナガアゲハ以外はかなり擦れた個体ばかりだった。

アカボシゴマダラはいずれも谷間の探勝路の樹林内で目撃。木漏れ日の中を飛ぶアカボシゴマダラは、遠目にアサギマダラに良く似ており、一瞬どきっとさせられる。

写真

ウラギンシジミ♂ | Curetis acuta
生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/07/21
ウラギンシジミ♂
RICOH R8
15.1mm(85mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/233 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:つつじ山のゴルフ場との境界にある金網に止まっているところ。
コミスジ | Neptis sappho
生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/07/21
コミスジ
RICOH R8
15.1mm(85mm-Equiv.) ISO=400 SS=1/24 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:つつじ山の樹林内にて。コミスジにしては低所で気長にポーズを取ってくれた個体なのだが、ISO400に固定してもシャッタースピードが1/24にしかならないのであまり良い写真は撮れなかった。
イチモンジチョウ | Limenitis camilla japonica
生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/07/21
イチモンジチョウ
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=383(Auto-Hi) SS=1/189 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

イチモンジチョウ
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=238(Auto-Hi) SS=1/189 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:七草峠から尾根道の探勝路に入ってすぐの樹林内小広場にて。擦れ個体だけどテリ張りポーズが決まっていた。
ムラサキシジミ | Narathura japonica
生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/07/21
ムラサキシジミ
RICOH R8
15.1mm(85mm-Equiv.) ISO=400(Auto-Hi) SS=1/104 分割測光 ±0EV WB=昼光 Flash=ON
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:戸隠不動跡から枡形山へ向かう湿地帯にて。とにかく暗いので 内蔵Flash ON で撮影。撮影中はまったく翅を開いてくれなかったが、撮影前後の飛翔中は翅表の濃青色が目にまぶしかった。
ナガサキアゲハ♂ | Papilio memnon
生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/07/21
ナガサキアゲハ
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=400 SS=1/17 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:ホタルの里の木道脇の木陰で休息中。翅の破損が酷いが、やっと撮れたナガサキアゲハということで。この写真も暗くて、ISO400固定でもシャッタースピードは1/17秒になってしまっている。
クロヒカゲ | Lethe diana
生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/07/21
クロヒカゲ
RICOH R8
15.1mm(85mm-Equiv.) ISO=400 SS=1/84 分割測光 ±0EV WB=昼光 Flash=ON
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:今日一番の暗い樹林内で撮影。

朝Field - 多摩川河川敷

少し早めに家を出ることが出来たので、久し振りに朝Fieldへ。ここ数日、頻繁にPapilioの新鮮な夏型が街中を飛び出しているので、出来れば吸蜜ポイントを探してPapilioが撮れると嬉しい。それもナガサキアゲハが撮れると最高だ。

生田緑地も東高根森林公園も久しく行っていないので迷いましたが、どちらも良い吸蜜ポイントを知らないので、結局どちらでもない多摩川河川敷を選択しました。いつものように宇奈根から土手上のサイクリングロードに上がり、多摩水道橋へ向かってゆっくり自転車を走らせながら適当な散策場所を物色。

アゲハ・クロアゲハ

多摩新町付近の林縁のヤブガラシで数頭のアゲハが吸蜜しているのを発見。早速自転車を駐めて撮影開始。

アゲハ | Papilio xuthus
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/07/17
アゲハ(吸蜜)
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=271(Auto-Hi) SS=1/189 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:藪の中に大胆に踏み込めばもう少し寄れそうだったが、出勤途中でスーツのズボンなのであまり藪に踏み込めない。ジーンズならもっと踏み込めて良い撮影ポイントになりそうだ。

しばらくアゲハを撮影していたら、クロアゲハも1頭現れた。

クロアゲハ♂ | Papilio protenor
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/07/17
クロアゲハ♂(吸蜜)
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=367(Auto-Hi) SS=1/189 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:だいぶ翅は痛んでいて右後翅が破損していた。

ツバメシジミ・コムラサキ

あまり近づけないので、諦めて宿河原へ移動。耕作地周辺に花が多いところなので良い待ち伏せポイントが無いかな、と。

河原ではキタキチョウ♀多数、盛んに産卵行動を取っていたがスルー。耕作地周辺で待ち伏せする前に河岸近くの草むらを覗いてみる。ツバメシジミの♀が居たので撮ってみた。

ツバメシジミ♀ | Everes argiades
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/07/17
ツバメシジミ♀
RICOH R8
15.1mm(85mm-Equiv.) ISO=238(Auto-Hi) SS=1/104 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:出逢ったのは5月以来。春先よりひと回り小さい気がする。

さらに樹高3m程度の柳の幼木が数本並んでいたのでダメ元で幹や梢を覗いてみたところ、コムラサキ♂が1頭だけ居た。

コムラサキ♂ | Apatura metis
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/07/17
コムラサキ♂(吸汁)
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=322(Auto-Hi) SS=1/189 分割測光 +0.7EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:梢を旋回して飛び込む先を目で追い、慎重に覗き込んだら樹液吸汁中でした。この時点では♂♀不明。

コムラサキ♂(翅表幻光)
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=141(Auto-Hi) SS=1/189 中央重点測光 +0.7EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:一度飛んでしまったが、何とか追いかけて枝先での開翅ポーズが撮れた。何枚か撮っているうつに、最初茶色っぽく見えていた翅表に紫色の幻光が浮かび上がってきた。♂を見るのは初めて!

2度目に飛ばれたときは流石にもう目で追えず、どこへ行ったか判らなくなってしまった。耕作地周辺でPapilioの吸蜜ポイントを探す時間は無くなってしまったが、初めてコムラサキの♂が撮れて今日はもう満足。自転車を駐めたところに戻ることにしました。

ジャコウアゲハの発生状況は

自転車に戻りながら、ジャコウアゲハの発生状況を確認。♂数頭と♀1頭が飛んでいるのを確認しましたが、数はあまり多くありません。土手のウマノスズクサも綺麗な葉が多く、まだあまり食べられていない印象です。自転車の近くで数株の葉裏を確認しましたが、若齢幼虫しか見つまりませんでした。昨年多数の成虫が群れ飛んでいるのを見たのは8月ですし、どうも第2化の発生期が終わった後の端境期ではないかと感じました。

ジャコウアゲハ(幼虫) | Atrophaneura alcinous
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/07/17
ジャコウアゲハ(若齢幼虫)
RICOH R8
5.7mm(32mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/217 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:若齢幼虫2頭が葉裏に寄り添っていた。ジャコウアゲハはちょうど端境期のようだ。

梅雨明け

奄美大島で梅雨明けした15日に「最も遅い記録」という記事を読んで、今年は梅雨明けが遅いのかとがっかりしていた。

気象庁は15日、奄美地方が梅雨明けしたとみられると発表した。昨年に比べ10日、平年に比べ17日遅い。51年の発表開始以来、83年と並んで最も遅い記録。

毎日jp|梅雨明け:奄美で 平年より17日遅く

ところが、今日になったら九州北部から関東甲信地方まで一気に梅雨明けしたらしい。むしろ平年より早い梅雨明けになったようだ。なんで九州北部が梅雨明けして南部が梅雨明けしないのか、とか微妙に不審な点もあるが、ともかく梅雨明けしたのはとても喜ばしい。

気象庁は17日、九州北部から関東甲信地方で梅雨明けしたとみられると発表した。東北付近にある梅雨前線の活動が弱まると予想されるため。沖縄・奄美に続く梅雨明けで、関東甲信は平年より3日早く、昨年より3日遅い。九州から関東の広い範囲で今後1週間、晴れて暑くなる日が多い見込み。

毎日jp|梅雨明け:関東甲信地方で平年より3日早く

来週から子供たちも夏休み。水曜日に天気が良ければ、娘を連れて散歩ついでのFieldworkに出掛けよう。

ナガサキアゲハ♂

市内にて、ポツポツと小雨がパラつく中、吸蜜行動中のナガサキアゲハを目撃しました。新鮮で綺麗な夏型♂でした。

場所は、7月7日のEntryに「ダイミョウセセリを目撃した」と書いた川崎市高津区向ヶ丘所在の県公社住宅敷地内です。隣接する学校を娘の学期末面談の為に訪れた帰りがけのことでした。生憎、妻と娘を連れていた上、カメラを持ってきていなかったので撮影は出来ませんでした。

子供たちが夏休みに入れば、水曜日にも娘と散歩に出られるようになるので遠征できない分、楽しみたいと思います。

西丹沢・高指山

7月4日以上に天気が悪く、途中から小雨がパラつく中行ってきました。成果はほとんどゼロ。まあ、初めて行く場所のロケハンですね。

歩いたコース

三国峠 → 三国林道 → 林道最奥部から稜線へ直登 → 切通峠 → 高指山(Uターン) → 切通峠 → 鉄砲木の頭(明神山) → 三国峠

目撃記録

スジグロシロチョウ(多) イチモンジセセリ(2) キタキチョウ(1) クロアゲハ(1) アカタテハ(数頭) 不明ヒョウモン類(2~3) 不明ジャノメ(1)

写真

イチモンジセセリなら、一応撮れてるけど面倒なので載せません。 他は無し。歩いただけです。

コース評価

高指山付近は、鉄砲木の頭(明神山)ほどではないがまとまった規模の草地環境と、疎林環境とが適当に入り交じっていて面白そうだ。疎林内のカヤトは密度がやや低いのでその分歩き回りやすい。(その分草原性蝶の密度も低いかもしれないが)

高指山~鉄砲木の頭の稜線は樹林内に終始し、あまり面白くない。三国林の方が最奥部まで開放的な空間が断続的に連続しているので、歩いていて楽しそうだ。但し、その分歩くのが遅くなって時間がかかるので、高指山を主目的にするのなら、高指山までは30~40分で歩ける稜線を歩き、林道は帰路にゆっくり歩いた方が良いかもしれない。問題は稜線の登山道と林道を結ぶ道が無いことで、林道→稜線は登るだけなので迷う危険は無いが、降りる方は方向を間違えると違うところへ出てしまう可能性がある。まあ、どっちみち世附林道へ出るだけだろうから、遭難まではしないでしょうが。

三国林道は、三国峠からの歩き出し付近のみ4日に探索しましたが、今回は奥まで歩いてみました。歩いてみて判ったのは、世附林道と比べて樹林内の暗い区間がほとんど無いこと。要するに歩き出し付近と似たような環境が奥まで続くということです。4日にたくさん咲いていたウツギも最奥部までたくさん咲いていました。但し、ウツギは既に盛期が過ぎたようなので、次に咲く花があるかどうかが大きなポイント。沢の無い林道なので、花が無いと辛いかもしれません。

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