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生田緑地 Archive

生田緑地

娘を連れての散策。猛暑日の炎天下でしたから、基本的に日向には出ないように日陰の園路を選びつつ、午前中の9:30~11:40頃まで約2時間ほど緑地内を廻りました。

目撃記録

既に蝶は不活発となっており、あまり多くの個体数は見られませんでした。

  • アゲハ (1)
  • カラスアゲハ (2)
  • ナガサキアゲハ♂ (1)
  • モンキアゲハ (1)
  • オナガアゲハ♂ (1) ※新鮮
  • アオスジアゲハ (多)
  • スジグロシロチョウ (多)
  • キタキチョウ (多)
  • ウラギンシジミ♂ (1)
  • ムラサキシジミ (1)
  • ルリシジミ (1)
  • 不明シジミ (多数)
  • テングチョウ (残骸)
  • コミスジ (1)
  • アカボシゴマダラ (少)
  • ヒメウラナミジャノメ
  • ヒカゲチョウ (多)
  • クロヒカゲ (並)
  • ヒメジャノメ or コジャノメ (少)

アゲハですら1頭しか見られないなど、明らかに蝶たちの活動時間を過ぎてしまっていた。ほとんどの蝶は薄暗い樹林内で目撃したもので、光量不足でまともに写真が撮れていない。

ちょっと吃驚したのは、ホタルの里でモンキアゲハ、七草峠でかなり新鮮なオナガアゲハ♂を見たこと。生田緑地で見るのはどちらも初めて。なお、目撃した黒系アゲハはオナガアゲハ以外はかなり擦れた個体ばかりだった。

アカボシゴマダラはいずれも谷間の探勝路の樹林内で目撃。木漏れ日の中を飛ぶアカボシゴマダラは、遠目にアサギマダラに良く似ており、一瞬どきっとさせられる。

写真

ウラギンシジミ♂ | Curetis acuta
生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/07/21
ウラギンシジミ♂
RICOH R8
15.1mm(85mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/233 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:つつじ山のゴルフ場との境界にある金網に止まっているところ。
コミスジ | Neptis sappho
生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/07/21
コミスジ
RICOH R8
15.1mm(85mm-Equiv.) ISO=400 SS=1/24 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:つつじ山の樹林内にて。コミスジにしては低所で気長にポーズを取ってくれた個体なのだが、ISO400に固定してもシャッタースピードが1/24にしかならないのであまり良い写真は撮れなかった。
イチモンジチョウ | Limenitis camilla japonica
生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/07/21
イチモンジチョウ
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=383(Auto-Hi) SS=1/189 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

イチモンジチョウ
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=238(Auto-Hi) SS=1/189 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:七草峠から尾根道の探勝路に入ってすぐの樹林内小広場にて。擦れ個体だけどテリ張りポーズが決まっていた。
ムラサキシジミ | Narathura japonica
生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/07/21
ムラサキシジミ
RICOH R8
15.1mm(85mm-Equiv.) ISO=400(Auto-Hi) SS=1/104 分割測光 ±0EV WB=昼光 Flash=ON
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:戸隠不動跡から枡形山へ向かう湿地帯にて。とにかく暗いので 内蔵Flash ON で撮影。撮影中はまったく翅を開いてくれなかったが、撮影前後の飛翔中は翅表の濃青色が目にまぶしかった。
ナガサキアゲハ♂ | Papilio memnon
生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/07/21
ナガサキアゲハ
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=400 SS=1/17 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:ホタルの里の木道脇の木陰で休息中。翅の破損が酷いが、やっと撮れたナガサキアゲハということで。この写真も暗くて、ISO400固定でもシャッタースピードは1/17秒になってしまっている。
クロヒカゲ | Lethe diana
生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/07/21
クロヒカゲ
RICOH R8
15.1mm(85mm-Equiv.) ISO=400 SS=1/84 分割測光 ±0EV WB=昼光 Flash=ON
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:今日一番の暗い樹林内で撮影。

朝Field-5月16日

久し振りの朝のField Work。この日はフィールドノートの情報を頼りにアオバセセリを見に出かけた。但し、思惑通りの時間に家を出られなかったので、日曜日なのに確保できた時間はわずか10分間。わずか10分間では念願のアオバセセリに出逢えるはずもなく、願いは適わなかった。

とりあえずフィールドノートのコメント欄で質問した東屋は「同じ場所にある別の東屋」ということが分かった。すぐ近くに東屋が3つも建っていたとは…。

10分間で見ることが出来た蝶は下記の通り。

  • クロヒカゲ(緑地外)
  • サトヒメキマダラヒカゲ
  • クロアゲハ
  • アオスジアゲハ
  • コミスジ

そろそろ樹林内の樹液スポットにも蝶が集まり始めそうだ。

朝のField Workについて

実は4月9日に書いたタイム・リミットが少し甘く、最近2回連続で会社にギリギリ遅刻という失態をやらかしてしまったので、しばらく朝のField Workを自粛していた。どうやら、余裕を見てあと5分ほどタイム・リミットを前倒しする必要があるようだ。ところが、タイム・リミットを前倒しするともともと10分間しかなかった時間がわずか5分間になってしまう。これでは無理する意味が無いので、基本的に平日は朝のField Workを諦めることにした。

GW散策:生田緑地と多摩川河川敷(2)

5月4日のエントリーですが、書いてるのは11日です。1週間経ってしまった。(^^;

多摩川河川敷(宿河原)

前日は生田緑地→多摩川の順に回ったが、この日は多摩川→生田緑地の順に回った。

ジャコウアゲハ越冬蛹の様子

前日、蛹の中が透けて見えるようになっていた越冬蛹の様子を確認した。

ジャコウアゲハ越冬蛹の抜け殻
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/04
ジャコウアゲハ越冬蛹の抜け殻
RICOH R8
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:さすがに11時近かったので、羽化した成虫はもう居なかった。前日に比べて♀の数がぐっと増えていたので、この個体も♀だったかも?

多摩川河川敷の蝶

ジャコウアゲハ♂♀、アゲハ、アオスジアゲハ、ツバメシジミ♂、ベニシジミ、ヒメウラナミジャノメ、ルリタテハ、モンシロチョウが見られ、特にジャコウアゲハの♀が前日と比べて増えた。

ジャコウアゲハ♂(吸蜜) | Atrophaneura alcinous
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/04
ジャコウアゲハ♂の吸蜜
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=154(Auto-Hi) SS=1/189 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
ジャコウアゲハ♀(吸蜜) | Atrophaneura alcinous
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/04
ジャコウアゲハ♀の吸蜜
RICOH R8
31.3mm(177mm-Equiv.) ISO=336(Auto-Hi) SS=1/217 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:土手を飛ぶ個体は飛翔でしか狙えないが、吸蜜シーンを狙えるポイントがあった。ただ、日陰でシャッタースピードを稼げないのがネック。もう少し時間をかけて狙いたかったけど。
ツバメシジミ♂(吸蜜) | Everes argiades
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/04
ツバメシジミ♂の吸蜜
RICOH R8
5.7mm(32mm-Equiv.) ISO=100(Aut-Hi) SS=1/620 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:翅の裏面が撮りたかったので見上げるようなアングルで撮ってみた。
ヒメウラナミジャノメ | Ypthima argus
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/04
ヒメウラナミジャノメ
RICOH R8
11.7mm(66mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/270 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:ジャノメチョウのくせに明るい陽地が好きみたい。

生田緑地

西口駐車場→七草峠→尾根筋の自然探勝路→ホタルの里→谷間の自然探勝路→西口駐車場

この日は西口駐車場~七草峠の蝶道で黒いアゲハ類を見かけなかった。ホタルの里でツマキチョウを20分ほど追跡するも、なったく停まる気配がなく断念。谷間の自然探勝路では今年初めてのキアゲハが見られた。

他には、モンシロチョウ、ツマグロヒョウモン♂が見られた。

生田緑地での写真は無し。

GW散策:生田緑地と多摩川河川敷

5月3日のエントリーですが、実際にこれを書いてるのは5月9日です。ぼやぼやしているうちにもう6日も経ってしまいました。

GW中に家族を置いて独りで遠征に行くわけにいかないので、娘を連れて2~3時間程度散策するのが限度です。この日は「つつじ寺」として有名な神木山等覚院の様子を覗いた後、生田緑地と多摩川河川敷をハシゴしました。

神木山等覚院

ここは「つつじ寺」として有名なくらいなので、アゲハ類の吸蜜が見られないかと思って足を運んだのですが、アゲハ類の姿は見られませんでした。

つつじは、まだ5分咲き程度の株もある一方、もう見頃を過ぎた株も有って、全体としては丁度見頃かな、という印象。4月30日の伊豆半島のつつじもこんな感じでした。旧向ヶ丘遊園と東高根森林公園の間に位置しており、比較的緑の多い所なので期待していたのですが、やはり今年はまだ時期が早いのか…?

生田緑地

生田緑地ではプラネタリウム見学のため、投影開始前の1時間だけ散策しました。ルートは、青少年科学館→奥の池→伝統工芸館→谷間の自然探勝路→尾根道の自然探勝路→七草峠→青少年科学館 です。

西口駐車場~七草峠の尾根筋

この尾根筋は黒いアゲハ類の蝶道です。この日も伝統工芸館の脇からこの舗装路に出た途端、黒いアゲハが前を横切って道路沿いに西口駐車場の方へ飛んでいくのを見たのを皮切りに、この尾根筋で3頭の黒いアゲハ類を見ました。同定できたのは2頭目でクロアゲハ。後翅の白斑は未確認ですが小型の個体だったので♂でしょう。同定できるほど接近できなかった他の2頭も、遠目ですが印象としてはクロアゲハだったと思われます。

この蝶道で困るのは手頃な撮影ポイントが無いこと。どこかにつつじの植え込みでもあれば吸蜜ポイントになると思うのですが、現実には飛びすぎていくアゲハ類を目で追うことしか出来ませんでした。

谷間の自然探勝路

モンシロチョウ、ツマキチョウ♂♀、キタキチョウ、ツバメシジミ♂、アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモン♂の姿が見られ、やや甘ピンですがアオスジアゲハの吸水シーンが撮れました。

アオスジアゲハ♂(吸水) | Graphium sarpedon
生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/05/03
アオスジアゲハ♂(吸水)
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/310 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
ツバメシジミ♂ | Everes argiades
生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/05/03
ツバメシジミ♂
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/330 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

多摩川河川敷

プラネタリウム見学後、真っ直ぐ帰宅しないで多摩川河川敷(宿河原)へ立ち寄ってみたところ、鯉のぼりが悠然と泳いでいた。

鯉のぼり

と、思ったら多摩川に注ぎこむ水路を遡ろうとする本物の鯉の群れも。産卵期なのかな。

鯉の遡上?

多摩川河川敷の蝶

ジャコウアゲハ♂♀、アゲハ、ツマグロヒョウモン♂、ヒメウラナミジャノメ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ベニシジミ、ツバメシジミ♂が見られた。

ツマグロヒョウモン♂ | Argyreus hyperbius
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/03
ツマグロヒョウモン♂
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/440 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 2400×1800(Trimmed)→ 800×600(Resized)
スジグロシロチョウ | Pieris melete
多摩川河川敷 | 2010/05/03
スジグロシロチョウ
RICOH R8
5.7mm(32mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/410 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
ヒメウラナミジャノメ | Ypthima argus
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/03
ヒメウラナミジャノメ
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/330 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

ヒメウラナミジャノメ
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/310 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

ジャコウアゲハの蛹

4月21日のエントリのコメントに、ジャコウアゲハ越冬蛹2つのうち、1つが行方不明と書いた。その行方不明の蛹は結局見つかっていないが、この日もう1つ(3つめ)越冬蛹を見つけた。

ジャコウアゲハの越冬蛹(3つめ)
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/03
3つめのジョウコウアゲハ越冬蛹
RICOH R8
3648×2736 → 800×600(Resized)

さらに、以前からあった越冬蛹の方は羽化直前で中が透けて見えるようになっていた。

羽化直前のジャコウアゲハ越冬蛹
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/03
羽化直前のジャコウアゲハ越冬蛹
RICOH R8
3648×2736 → 800×600(Resized)

翌朝、羽化を見に来れれば最高だったのだが。

4月26日はまだ♂ばかりでしたが、この日は♀の発生も始まっていました。(2~3頭見た)

東高根森林公園&生田緑地

午前半休を利用して東高根森林公園と生田緑地をまわってみた。 せっかく時間をかけてまわったのに、蝶の姿はほとんど見られず。まともな写真もほとんど撮れていないので、今日は写真も無し。

東高根森林公園

ケヤキ広場付近でムラサキシジミが下りてきて日光浴を開始してくれたが、近寄って撮影を始める前に飛び立ってしまった。本日、ムラサキシジミを見たのはこの1頭のみ。残念。

園内で多く見られたのはキチョウで、他にはヤマトシジミやモンシロチョウくらいしか見あたらない。いよいよ秋も終わって、冬が来るのが実感される。

生田緑地

噴水広場で翅の色褪せたウラギンシジミの♂がテリトリーを張っているのがまだ見られたが、ムラサキシジミやムラサキツバメは見られなかった。

生田緑地:クロコノマチョウ

本日も朝の出勤時にクロコノマチョウを見に生田緑地「ホタルの里」へ立ち寄った。

クロコノマチョウ | 2009/11/05-生田緑地(川崎市多摩区)
クロコノマチョウ(H21.09.05)
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:32mm-Equiv. ISO=200 SS=1/68 分割測光 ±0EV WB=昼光

この蝶は夕暮れ~夜にかけて樹林内で活動する蝶のはずなので、朝のホタルの里で見られるのは羽化直後の個体ではないかと推測している。成虫越冬する蝶だけれどもここで見られるのはもうしばらくの間だけだろう。いつ頃まで見られるのだろうか。

Olympus C-740UZ で試し撮り

部屋の片付けをしていたら、RICOH Caplio R3 を入手する前に、運動会などのイベント用使っていた Olympus C-740UZ が出てきた。この C-740UZ はテレ端380mmだ。実は最近、テレ端300mmの RICOH CX2 に興味が湧いていたのだが、200mmと300mmでどれだけ違うのか今いちピンと来ていなかった。300mmと380mmでは違うけれども、焦点距離の違いで Field での使い勝手がどれくらい変わるのか、参考くらいにはなるだろう、ということで、R8の200mmとC-740UZの380mmで撮り比べるために持ち出してみた。

生田緑地のクロコノマチョウを木道上から撮影

同じ被写体を、同じ位置から撮り比べてみた。撮影はいずれも11月1日の朝、生田緑地のホタルの里にて。

クロコノマチョウ(R8 200mm-Equiv.で撮影)

クロコノマチョウ(1) RICOH R8 (200mm-Equiv.)
サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
設定:ISO=400 SS=1/104 中央重点測光 ±0EV WB=昼光

クロコノマチョウ(C-740UZ 380mm-Equiv.で撮影)

クロコノマチョウ(1) Olympus C-740UZ (380mm-Equiv.)
サイズ:2048×1536(HQ) → 600×450(Resized)
設定:ISO=200 SS=1/125 分割測光 ±0EV WB=Auto

クロコノマチョウ(R8 200mm-Equiv.で撮影)

クロコノマチョウ(2) RICOH R8 (200mm-Equiv.)
サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
設定:ISO=400 SS=1/153 中央重点測光 ±0EV WB=昼光

クロコノマチョウ(C-740UZ 380mm-Equiv.で撮影)

クロコノマチョウ(2) Olympus C-740UZ (380mm-Equiv.)
サイズ:2048×1536(HQ) → 600×450(Resized)
設定:ISO=200 SS=1/200 分割測光 ±0EV WB=Auto

さすがに180mmも違うと被写体の写る大きさがかなり違う。とりあえず証拠写真程度でも写せる場面が増えるのは確実だ。もともと作品を残したいわけではないので、記録を確実に残せるシーンが増える、という意味で焦点距離が伸びるのはやはり非常に魅力的だ。

しかし、久し振りにC-740UZを持ち出してみて、デジカメの使い勝手の進化に驚いた。特に有り難みを感じたのが液晶モニターのサイズだ。C-740UZの液晶モニターのサイズが1.5型11.4万画素、R8は2.7型46万画素だが、モニターの小さいC-740UZではピントを合わせるにも、撮影後の画像をチェックするにも、画面が小さすぎてひと苦労。というか、ちゃんと撮れてるかどうかはっきり分からなくて不安だ。380mmという焦点距離は良いのだけれども、さすがに現役復帰させるのは無理だと思った。

ということで、RICOH CX2 なわけだが、CX2の焦点距離は300mmなので、今回の C-740UZ の380mmよりも小さく写るはずだ。200mm→380mmで約1.5倍の大きさに写せたので、1.2~1.3倍程度になるのかな?うーん、何となく300/200=1.5だから、300mmで約1.5倍程度に写せる(今回のC-740UZと同程度)と思っていたので、ちょっと意外。300mmだと足りないのかも。となると、乏しい予算を投じるのが得策かどうか、来春までもう一度よく考えてみた方が良いかも。

10月30日:生田緑地

しばらく更新をサボっていたので、しばらく古い話を続けてUpすることになります。 まずは、10月30日の午前中に生田緑地を探索した際の写真。

ムラサキシジミ

この日の標的はムラサキツバメでしたが、結局見つからず。代わりにムラサキシジミを撮ってきました。

ムラサキシジミ♀ | 2009/10/30-生田緑地(川崎市多摩区)
ムラサキシジミ♀
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:200mm-Equiv. ISO=64 SS=1/189 中央重点測光 -0.7EV WB=昼光
Memo:ムラサキシジミ♀の開翅表面です。とても美しい蝶だと思います。
ムラサキシジミ(雌雄不明) | 2009/10/30-生田緑地(川崎市多摩区)
ムラサキシジミ(雌雄不明)
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:59mm-Equiv. ISO=64 SS=1/189 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
Memo:ムラサキシジミは翅裏面での雌雄判別は難しいです。分かりません。

ツマグロヒョウモン

山茶花の花でツマグロヒョウモンの♂と♀がそれぞれ1頭ずつ吸蜜に来ていました。

ツマグロヒョウモン♀ | 2009/10/30-生田緑地(川崎市多摩区)
ツマグロヒョウモン♀
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:85mm-Equiv. ISO=64 SS=1/350 中央重点測光 ±0EV WB=昼光

ツマグロヒョウモン♀
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:136mm-Equiv. ISO=64 SS=1/330 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
Memo:
ツマグロヒョウモンの♀は、ヒョウモンチョウの仲間の中ではひときわ艶やかだ。
ツマグロヒョウモン♂ | 2009/10/30-生田緑地(川崎市多摩区)
ツマグロヒョウモン♂
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:200mm-Equiv. ISO=64 SS=1/217 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
Memo:
ツマグロヒョウモンの♂は、♀に比べると地味。普通のヒョウモンチョウ柄なんですけれども。すでに見慣れてしまったけれども、この蝶も北上4種の一種。

その他の昆虫

オオトビサシガメ | 2009/10/30-生田緑地(川崎市多摩区)
オオトビサシガメ
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:32mm-Equiv. ISO=64 SS=1/870 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
Memo:
普段なら無視するサシガメでも、蝶の少なくなったこの時期だと撮ってしまう。(笑)
カマキリ | 2009/10/30-生田緑地(川崎市多摩区)
カマキリ
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:46mm-Equiv. ISO=64 SS=1/153 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
Memo:偽瞳孔がこっちを見てる…。

10月23日:3日連続で生田緑地のクロコノマチョウ

今朝も出勤途中に生田緑地へ立ち寄った。3日連続の生田緑地である。

昨日は会社に遅刻してしまったので、今朝はそんなことがないようにしなければならない。ところが、緑地に着いたのは昨日よりも5分遅かった。じゃあ、時間は5分しかないジャン。(結局10分ほど撮影したが、何とか間に合った)

今朝のクロコノマチョウ写真

クロコノマチョウの蛹

クロコノマチョウの蛹
日時:2009/10/23
場所:生田緑地(川崎市多摩区)
サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:32mm-Equiv. ISO=200 SS=1/125 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
Memo:
ちょっと注意して見てみたら、やはり抜け殻でない蛹が見つかった。よく考えたら、野外で見るタテハチョウ科の蛹は初めてかも。

クロコノマチョウ

クロコノマチョウ
日時:2009/10/23
場所:生田緑地(川崎市多摩区)
サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized&Trimmed)
カメラ:RICOH R8
設定:32mm-Equiv. ISO=400 SS=1/153 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
Memo:
木道すぐ脇のジュズダマの葉上で静止していた絶好の被写体だったのに、寄りすぎて1枚も撮らないうちにパタパタと舞い上がらせてしまった。地上に降下した後で撮影。

クロコノマチョウ

クロコノマチョウ
日時:2009/10/23
場所:生田緑地(川崎市多摩区)
サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:32mm-Equiv. ISO=200 SS=1/104 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
Memo:
翅裏が枯れ葉色の個体。翅裏での♂♀判定法は無いものでしょうか?

翅の伸びきっていないクロコノマチョウ

翅の伸びきっていないクロコノマチョウ
日時:2009/10/23
場所:生田緑地(川崎市多摩区)
サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:200mm-Equiv. ISO=200 SS=1/97 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
Memo:
翅がまだ伸びきっていない個体。それとも、羽化異常でしょうか?木道からちょっと距離があったので写りが小さいけれど、分かるでしょうか?拡大すると画質が悪かったのでトリミングはしなかった。

10月22日:生田緑地のクロコノマチョウ その2

21日に撮ったクロコノマチョウの写真が、やや薄暗い撮影環境で綺麗に撮れなかったので、出勤途中にもう一度行ってみた。時間の余裕はわずか10分。ところが、実際には20分近く撮影していて、会社に遅刻してしまった。

ということで、遅刻してまで撮影してきた写真を2点公開。

クロコノマチョウ

クロコノマチョウ
日時:2009/10/22
場所:生田緑地(川崎市多摩区)
サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:32mm-Equiv. ISO=400 SS=1/540 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
Memo:
翅裏が黒いタイプ。前エントリーの翅裏が黒いタイプの写真は、実際の色とはだいぶ違った感じに撮れてるのが判る。今回の写真の色の方が実際の色。以前から感じてはいたが、やはり RICOH R8 は暗所が苦手のようだ。

クロコノマチョウ(羽化直後)

羽化直後のクロコノマチョウ
日時:2009/10/22
場所:生田緑地(川崎市多摩区)
サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:32mm-Equiv. ISO=200 SS=1/30 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
Memo:
撮影中から「翅の感じが他の個体と違うな」と思っていたのですが、よく見たら羽化したばかりの個体でした。足下に蛹の抜け殻が見えます。翅裏は枯れ葉色。まだ羽化のシーズンなんですね。ジュズダマの株周辺を丹念に探せば、羽化前の蛹ももしかしたら発見できるかも。

溝の口駅前のエノキ

昨冬、アカボシゴマダラ幼虫の越冬を観察した溝の口駅前のエノキ幼木だが、今年は夏にかなり食べ尽くされてしまったので枝に葉があまり残っていない。幼虫の姿も、ぱっと見には見当たらない。今年は越冬観察は無理なのかもしれない?

溝の口駅前のエノキ幼木の現況

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