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ツマキチョウ
GW散策:生田緑地と多摩川河川敷(2)
5月4日のエントリーですが、書いてるのは11日です。1週間経ってしまった。(^^;
多摩川河川敷(宿河原)
前日は生田緑地→多摩川の順に回ったが、この日は多摩川→生田緑地の順に回った。
ジャコウアゲハ越冬蛹の様子
前日、蛹の中が透けて見えるようになっていた越冬蛹の様子を確認した。
- ジャコウアゲハ越冬蛹の抜け殻
- 多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/04
- RICOH R8
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- Memo:さすがに11時近かったので、羽化した成虫はもう居なかった。前日に比べて♀の数がぐっと増えていたので、この個体も♀だったかも?
多摩川河川敷の蝶
ジャコウアゲハ♂♀、アゲハ、アオスジアゲハ、ツバメシジミ♂、ベニシジミ、ヒメウラナミジャノメ、ルリタテハ、モンシロチョウが見られ、特にジャコウアゲハの♀が前日と比べて増えた。
- ジャコウアゲハ♂(吸蜜) | Atrophaneura alcinous
- 多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/04
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=154(Auto-Hi) SS=1/189 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- ジャコウアゲハ♀(吸蜜) | Atrophaneura alcinous
- 多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/04
- RICOH R8
- 31.3mm(177mm-Equiv.) ISO=336(Auto-Hi) SS=1/217 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- Memo:土手を飛ぶ個体は飛翔でしか狙えないが、吸蜜シーンを狙えるポイントがあった。ただ、日陰でシャッタースピードを稼げないのがネック。もう少し時間をかけて狙いたかったけど。
- ツバメシジミ♂(吸蜜) | Everes argiades
- 多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/04
- RICOH R8
- 5.7mm(32mm-Equiv.) ISO=100(Aut-Hi) SS=1/620 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- Memo:翅の裏面が撮りたかったので見上げるようなアングルで撮ってみた。
- ヒメウラナミジャノメ | Ypthima argus
- 多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/04
- RICOH R8
- 11.7mm(66mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/270 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- Memo:ジャノメチョウのくせに明るい陽地が好きみたい。
生田緑地
西口駐車場→七草峠→尾根筋の自然探勝路→ホタルの里→谷間の自然探勝路→西口駐車場
この日は西口駐車場~七草峠の蝶道で黒いアゲハ類を見かけなかった。ホタルの里でツマキチョウを20分ほど追跡するも、なったく停まる気配がなく断念。谷間の自然探勝路では今年初めてのキアゲハが見られた。
他には、モンシロチョウ、ツマグロヒョウモン♂が見られた。
生田緑地での写真は無し。
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GW散策:生田緑地と多摩川河川敷
5月3日のエントリーですが、実際にこれを書いてるのは5月9日です。ぼやぼやしているうちにもう6日も経ってしまいました。
GW中に家族を置いて独りで遠征に行くわけにいかないので、娘を連れて2~3時間程度散策するのが限度です。この日は「つつじ寺」として有名な神木山等覚院の様子を覗いた後、生田緑地と多摩川河川敷をハシゴしました。
神木山等覚院
ここは「つつじ寺」として有名なくらいなので、アゲハ類の吸蜜が見られないかと思って足を運んだのですが、アゲハ類の姿は見られませんでした。
つつじは、まだ5分咲き程度の株もある一方、もう見頃を過ぎた株も有って、全体としては丁度見頃かな、という印象。4月30日の伊豆半島のつつじもこんな感じでした。旧向ヶ丘遊園と東高根森林公園の間に位置しており、比較的緑の多い所なので期待していたのですが、やはり今年はまだ時期が早いのか…?
生田緑地
生田緑地ではプラネタリウム見学のため、投影開始前の1時間だけ散策しました。ルートは、青少年科学館→奥の池→伝統工芸館→谷間の自然探勝路→尾根道の自然探勝路→七草峠→青少年科学館 です。
西口駐車場~七草峠の尾根筋
この尾根筋は黒いアゲハ類の蝶道です。この日も伝統工芸館の脇からこの舗装路に出た途端、黒いアゲハが前を横切って道路沿いに西口駐車場の方へ飛んでいくのを見たのを皮切りに、この尾根筋で3頭の黒いアゲハ類を見ました。同定できたのは2頭目でクロアゲハ。後翅の白斑は未確認ですが小型の個体だったので♂でしょう。同定できるほど接近できなかった他の2頭も、遠目ですが印象としてはクロアゲハだったと思われます。
この蝶道で困るのは手頃な撮影ポイントが無いこと。どこかにつつじの植え込みでもあれば吸蜜ポイントになると思うのですが、現実には飛びすぎていくアゲハ類を目で追うことしか出来ませんでした。
谷間の自然探勝路
モンシロチョウ、ツマキチョウ♂♀、キタキチョウ、ツバメシジミ♂、アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモン♂の姿が見られ、やや甘ピンですがアオスジアゲハの吸水シーンが撮れました。
- アオスジアゲハ♂(吸水) | Graphium sarpedon
- 生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/05/03
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/310 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- ツバメシジミ♂ | Everes argiades
- 生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/05/03
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/330 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
多摩川河川敷
プラネタリウム見学後、真っ直ぐ帰宅しないで多摩川河川敷(宿河原)へ立ち寄ってみたところ、鯉のぼりが悠然と泳いでいた。
と、思ったら多摩川に注ぎこむ水路を遡ろうとする本物の鯉の群れも。産卵期なのかな。
多摩川河川敷の蝶
ジャコウアゲハ♂♀、アゲハ、ツマグロヒョウモン♂、ヒメウラナミジャノメ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ベニシジミ、ツバメシジミ♂が見られた。
- ツマグロヒョウモン♂ | Argyreus hyperbius
- 多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/03
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/440 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 2400×1800(Trimmed)→ 800×600(Resized)
- スジグロシロチョウ | Pieris melete
- 多摩川河川敷 | 2010/05/03
- RICOH R8
- 5.7mm(32mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/410 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- ヒメウラナミジャノメ | Ypthima argus
- 多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/03
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/330 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/310 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
ジャコウアゲハの蛹
4月21日のエントリのコメントに、ジャコウアゲハ越冬蛹2つのうち、1つが行方不明
と書いた。その行方不明の蛹は結局見つかっていないが、この日もう1つ(3つめ)越冬蛹を見つけた。
さらに、以前からあった越冬蛹の方は羽化直前で中が透けて見えるようになっていた。
翌朝、羽化を見に来れれば最高だったのだが。
4月26日はまだ♂ばかりでしたが、この日は♀の発生も始まっていました。(2~3頭見た)
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プチ遠征:小山田緑地
- 2010-04-29 (木)
- 小山田緑地
娘を連れての散歩。今日は学校が休みで午前中から出かけることが出来たので、いつもより少し遠出して小山田緑地へ向かった。しかし、11時頃には到着するつもりで家を出たのに、思った以上に渋滞&武相マラソンとやらにぶつかってしまい、到着した時は12時だった。
今日歩いたのは本園のみ。小山田の池~サービスセンター~芝生運動広場~みはらし広場というルートを往復した。しかし、蝶の姿はほとんど見られず、数が見られたのはモンシロチョウ・スジグロシロチョウ・モンキチョウ・キタキチョウ・ツマキチョウ・ベニシジミくらい。この子達はあちこちの陽地でチラチラと飛んでいた。
他には、風に吹かれて林間から陽地に舞い降りてきた小型で茶色の蝶。直感的にはミヤマセセリ?しかし、急いで植え込みを回り込んで近づいてみたが、既に飛び去った後で詳細未確認に終わった。
- ツマキチョウの産卵 | Anthocharis scolymus
- 小山田緑地(東京都町田市) | 2010/04/29
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/620 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized&Edited)
- Memo:ツマキチョウの♀が産卵行動をしていた。風が強くてびゅんびゅん揺れていたが、何とか粘って撮った。
越冬明けのクロコノマチョウ
もう帰ろうと小山田の谷を駐車場へ向かっていたら、向こうの方から妙に大きな枯葉色の蝶がバッサバッサと飛んでくる。「何だ?」と思ったのはほんの一瞬で、すぐにカメラを持って走り出した。「あんなのは越冬明けのクロコノマチョウしかいない!」
獲物は間違いなくクロコノマチョウで、最接近時には翅表面の特徴的な紋様が目に入った。かなりスレて薄くなっていたけど。が、小川を2度も跨ぎ越すなど、かなり粘って追跡したのにまったく翅を休めてくれず、そのまま藪を越えて林間に飛び去ってしまった。残念、証拠写真すらありません。
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朝Field-4月26日
- 2010-04-26 (月)
- 多摩川河川敷 | 朝Fieldwork
今朝も、昨日ジャコウアゲハの発生を確認した宿河原へ。何とか撮りたいもの。
昨日の今日で現地の様子は一変し、昨日はたった1頭だけだったジャコウアゲハの♂が、もう群れ飛び始めていた。その代わり、今朝は静止してくれる個体は皆無で、撮影ノーチャンス。仕方なくFC100のパスト連写で狙ったが、きちんと撮れた写真は無かった。
- ジャコウアゲハ♂ | Atrophaneura alcinous
- 多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/04/26
- CASIO EXILIM EX-FC100
- 8.86mm(51mm-Equiv.) ISO=320(Auto) SS=1/1000 分割測光 ±0EV WB=昼光 パスト連写
- 2816×2112 → 520×390(Resized)
- Memo:証拠写真程度。
- ツバメシジミ♂ | Everes argiades
- 多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/04/26
- CASIO EXILIM EX-FC100
- 6.42mm(37mm-Equiv.) ISO=100(Auto) SS=1/640 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 2816×2112 → 800×600(Resized)
- Memo:パスト連写を使わずにFC100で撮影。割とよく撮れてる。
ツマキチョウ♂をちょうど捕まえた中年の採集者と少し話をした。本当は私も採集の方がやりたいんだけどねえ…。
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朝Field-4月25日
- 2010-04-25 (日)
- 多摩川河川敷 | 朝Fieldwork
- ツバメシジミ♂ | Everes argiades
- 多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/04/25
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/290 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 2400×1800(Trimmed)→ 520×390(Resized)
- Memo:尾状突起が見あたらないけど、たぶんツバメシジミで合ってると思う。…ホントはあまり自信がない。
日曜日なので少し早めに家を出られたのに、4月21日にツマキチョウやスジグロシロチョウを撮影した宇奈根の疎林内の広場に着いてみると、ボーイスカウトの子供たちがテントを張っていた。これはダメだ…。仕方なく宿河原へ移動することにした。
まず河岸の叢を探したがツマキチョウは見あたらない。とりあえずツバメシジミを撮っておく。ツマキチョウが見あたらないので土手へ戻ってみると、モンシロチョウに混じって1~2頭のツマキチョウの姿を確認できた。(但し、写真は無し)
今朝の最大のトピックは、ジャコウアゲハ♂1頭の発生確認したこと。後翅の紅紋が非常に発達した美麗な♂で、一瞬だけ吸蜜写真を撮るチャンスがあったのだが失敗した。(アングルに収まらず)
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Fieldwork:多摩川河川敷(4月21日)
- 2010-04-21 (水)
- 多摩川河川敷
今日は娘を連れて多摩川河川敷へ散歩に出掛けた。行き先に多摩川河川敷を選んだのは、もちろん何とかツマキチョウの写真をGETしたかったから。娘的には、多摩川河川敷はいまいち面白くないだろうけど…、悪いパパだネ。
さて、今回のFieldは宇奈根付近。時間は15時~16時頃まで、約1時間ほど散策した。
まず最初に4月13日に書いた耕作地の周囲の様子を窺ったが、やはり金網が邪魔で、撮影可能なところまでツマキチョウが出てきてくれない。そこで少し範囲を拡げて歩いてみたところ、近くに疎林に囲まれた広場があって、そこでもツマキチョウやスジグロシロチョウが盛んに飛び回っていた。
- ツマキチョウ♂ | Anthocharis scolymus
- 多摩川河川敷(川崎市高津区) | 2010/04/21
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=130(Auto-Hi) SS=1/189 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- ツマキチョウ♀ | Anthocharis scolymus
- 多摩川河川敷(川崎市高津区) | 2010/04/21
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=148(Auto-Hi) SS=1/189 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- ツマキチョウ | Anthocharis scolymus
- 多摩川河川敷(川崎市高津区) | 2010/04/21
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=119(Auto-Hi) SS=1/189 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- Memo:わずか1時間とはいえ、朝のFieldworkに比べれば圧倒的に制約が少なく、楽しい時間を過ごせた。とはいえ、時間帯的に♂がヤル気マンマンで♀、♂同士、果てはスジグロシロチョウとも互いに追飛し合っていて、落ち着いて撮影できるチャンスは少なかった。もうちょっと良い写真が撮れると良かったのだが。
- スジグロシロチョウ♂ | Pieris melete
- 多摩川河川敷(川崎市高津区) | 2010/04/21
- RICOH R8
- 7.1mm(40mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/153 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- スジグロシロチョウ♀(交尾拒否) | Pieris melete
- 多摩川河川敷(川崎市高津区) | 2010/04/21
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=154(Auto-Hi) SS=1/189 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 2400×1800(Trimmed)→ 800×600(Resized)
- Memo:いつも陽地ばかり散策していたので、スジグロシロチョウを見るのは何年ぶりだろう。上の写真の個体は、この写真の後で近くを通りかかった他個体を追飛していったので♂確定。下の写真の♀は、超モテモテで♂3個体から求愛を受けていた。
ヤル気マンマンの♂がちょっと邪魔だったのは上にも書いたが、もうひとり邪魔者が。それは撮影に夢中な私に放ったらかしにされた娘。そりゃあ、放っとかれたらつまらないから、私が悪いんだけれども、なんでシャッターチャンス!という時に限って「パパ~!」と駆け寄ってくるのだろうか。ムムム。
おまけ
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朝の10分間Fieldwork-4月13日
- 2010-04-13 (火)
- 多摩川河川敷 | 朝Fieldwork
今朝は少しスクール・バスが遅れてきたけど、二子橋に近い宇奈根付近でのFieldworkなら時間を確保できるのではないかと思い、チャレンジしてみた。多摩川(宇奈根)到着は9:10を少し過ぎていたけど、二子橋まで5分ちょっとあれば何とかなるので、15分程度時間が取れた。
宇奈根交差点から土手に上がって川側を見下ろすと、金網に囲まれた耕作地がある。その耕作地周辺をモンシロチョウとツマキチョウが飛んでいた。あれれ?ツマキチョウは土手付近じゃなくて河岸に近いエリア、という一昨日の観察は的外れだったみたい。
それにしても、河岸の方まで行かなくても良いのは、限られた時間の中では大変有難い。と思っていたのだけど、そうは問屋が卸さなかった。一昨日はツマキチョウの♂を2頭目撃したのだけど、今朝の宇奈根では♂♀が数頭飛んでいるのが確認できた。しかし、撮れないのである。なにしろ耕作地周辺は金網で囲われており、扉はチェーン鍵で厳重に施錠されている。金網の外にも頻繁に飛び出してくるのだけど、なかなか停まらないし、停まったと思ったら金網が邪魔になる位置だったりするのである。
結局、本日もツマキチョウのまともな写真は撮れず、遠目の金網越しに♀の証拠写真が1枚撮れただけだった。
- ツマキチョウ♀(証拠写真) | Anthocharis scolymus
- 多摩川河川敷(川崎市高津区) | 2010/04/13
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/330 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- Memo:ツマキチョウ♀の証拠写真。この日は♂♀数頭ずつ飛んでいるのを見てるんだけど、撮影チャンスがほとんど無かった。
- モンキチョウの吸蜜 | Colias erate poliographus
- 多摩川河川敷(川崎市高津区) | 2010/04/13
- RICOH R8
- 11.7mm(66mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/870 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- Memo:タンポポの花で吸蜜中。葉っぱが邪魔だなあ。
まあ、証拠写真程度とはいえ、Spring ephemeral の写真が皆無、という事態だけは避けられた。でも、もうちょっとまともな写真が欲しいなあ。
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朝の10分間Fieldwork-4月11日
- 2010-04-11 (日)
- 多摩川河川敷 | 朝Fieldwork
今日は日曜日だけど会社は休みじゃない。一方で娘の学校は休みだ。だから、いつもと違ってスクール・バスの時間の制約を受けないので、早めに家を出れば少し長めにFieldworkできる。
ということで、ちょっとだけ早めに家を出た。今日のFieldは多摩川河川敷の稲田中学校~二ヶ領せせらぎ館付近。いつもなら娘をスクール・バスにようやく乗せている8:50頃には目的地に到着することができた。まだ短いけど、丸々30分ほど時間を確保できた。
せっかく時間があるので、出来ればツマキチョウに出逢いたいなあ、と思っていた。先日の富士川遠征が空振りに終わったので、Spring ephemeral と言われる蝶の写真が1枚も撮れてないのだ。いつも時間が無くて土手付近しか散策できないので、今日は土手から離れて河岸に近い方を歩いてみた。
護岸工事が行われたばかりの河岸付近の叢の上を白い蝶が飛んでいた。近づいてみると、ビンゴ。いきなりツマキチョウ♂に出逢えた。早速、追跡開始である。しかし、最初の1頭は近寄ることすらできないまま、そのうちに河原を横切って木立を越え、土手の方へ飛び去ってしまった。
再び河岸付近に戻ると別のツマキチョウ♂が飛んでいたので、再び追跡開始。ところが今度のもモンシロチョウとからんだりしてなかなか停まってくれない。そのうちに20分ほどの時間があっという間に過ぎてしまった。タイムリミットまであと10分。まだ1枚も撮れてない…。
仕方なくツマキチョウの追跡に拘るのをやめ、撮れそうなものを撮っておくことにした。
- キタキチョウ | Eurema mandarina
- 多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/04/11
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/250 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- Memo:キタキチョウ。遠目から。
- ツバメシジミ♂(初撮影) | Everes argiades
- 多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/04/11
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=135(Auto-Hi) SS=1/189 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- Memo:ルリシジミに続いて普通種のはずが一度も見たことの無かったシジミの写真をようやくGET。Spring ephemeral ではないけれど、この写真のおかげで満足できた。ただ、タイムリミット間際でやや焦って撮ったので次回はもうちょっとじっくり撮影したい。目視では他にももう1頭飛んでいるのを確認した。
いよいよタイムリミットになったので土手へ戻った。自転車に乗る前にベニシジミが居たので急いで撮った。
- ベニシジミ(閉翅) | Lycaena phlaeas
- 多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/04/11
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=104(Auto-Hi) SS=1/189 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- ベニシジミ(開翅) | Lycaena phlaeas
- 多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/04/11
- RICOH R8
- 11.7mm(66mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/111 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- Memo:普通種だけど、春のベニシジミは実はかなり綺麗。1枚目は翅裏の見える閉翅を、2枚目は開翅してくれたので少し寄ってみた。
土手付近ではモンキチョウ、モンシロチョウ、ベニシジミが多かったが、河岸付近ではモンシロチョウは居たけどモンキチョウ、ベニシジミがほとんど見られず、代わりにツマキチョウとツバメシジミが居たわけで、棲み分けているのかな、と感じた。
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