5月3日のエントリーですが、実際にこれを書いてるのは5月9日です。ぼやぼやしているうちにもう6日も経ってしまいました。
GW中に家族を置いて独りで遠征に行くわけにいかないので、娘を連れて2~3時間程度散策するのが限度です。この日は「つつじ寺」として有名な神木山等覚院の様子を覗いた後、生田緑地と多摩川河川敷をハシゴしました。
神木山等覚院
ここは「つつじ寺」として有名なくらいなので、アゲハ類の吸蜜が見られないかと思って足を運んだのですが、アゲハ類の姿は見られませんでした。
つつじは、まだ5分咲き程度の株もある一方、もう見頃を過ぎた株も有って、全体としては丁度見頃かな、という印象。4月30日の伊豆半島のつつじもこんな感じでした。旧向ヶ丘遊園と東高根森林公園の間に位置しており、比較的緑の多い所なので期待していたのですが、やはり今年はまだ時期が早いのか…?
生田緑地
生田緑地ではプラネタリウム見学のため、投影開始前の1時間だけ散策しました。ルートは、青少年科学館→奥の池→伝統工芸館→谷間の自然探勝路→尾根道の自然探勝路→七草峠→青少年科学館 です。
西口駐車場~七草峠の尾根筋
この尾根筋は黒いアゲハ類の蝶道です。この日も伝統工芸館の脇からこの舗装路に出た途端、黒いアゲハが前を横切って道路沿いに西口駐車場の方へ飛んでいくのを見たのを皮切りに、この尾根筋で3頭の黒いアゲハ類を見ました。同定できたのは2頭目でクロアゲハ。後翅の白斑は未確認ですが小型の個体だったので♂でしょう。同定できるほど接近できなかった他の2頭も、遠目ですが印象としてはクロアゲハだったと思われます。
この蝶道で困るのは手頃な撮影ポイントが無いこと。どこかにつつじの植え込みでもあれば吸蜜ポイントになると思うのですが、現実には飛びすぎていくアゲハ類を目で追うことしか出来ませんでした。
谷間の自然探勝路
モンシロチョウ、ツマキチョウ♂♀、キタキチョウ、ツバメシジミ♂、アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモン♂の姿が見られ、やや甘ピンですがアオスジアゲハの吸水シーンが撮れました。
- アオスジアゲハ♂(吸水) | Graphium sarpedon
- 生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/05/03
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/310 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- ツバメシジミ♂ | Everes argiades
- 生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/05/03
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/330 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
多摩川河川敷
プラネタリウム見学後、真っ直ぐ帰宅しないで多摩川河川敷(宿河原)へ立ち寄ってみたところ、鯉のぼりが悠然と泳いでいた。
と、思ったら多摩川に注ぎこむ水路を遡ろうとする本物の鯉の群れも。産卵期なのかな。
多摩川河川敷の蝶
ジャコウアゲハ♂♀、アゲハ、ツマグロヒョウモン♂、ヒメウラナミジャノメ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ベニシジミ、ツバメシジミ♂が見られた。
- ツマグロヒョウモン♂ | Argyreus hyperbius
- 多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/03
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/440 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 2400×1800(Trimmed)→ 800×600(Resized)
- スジグロシロチョウ | Pieris melete
- 多摩川河川敷 | 2010/05/03
- RICOH R8
- 5.7mm(32mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/410 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- ヒメウラナミジャノメ | Ypthima argus
- 多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/03
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/330 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/310 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
ジャコウアゲハの蛹
4月21日のエントリのコメントに、ジャコウアゲハ越冬蛹2つのうち、1つが行方不明
と書いた。その行方不明の蛹は結局見つかっていないが、この日もう1つ(3つめ)越冬蛹を見つけた。
さらに、以前からあった越冬蛹の方は羽化直前で中が透けて見えるようになっていた。
翌朝、羽化を見に来れれば最高だったのだが。
4月26日はまだ♂ばかりでしたが、この日は♀の発生も始まっていました。(2~3頭見た)
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