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Field Notebook. (2008.07.22→2010.08.11)

ジャコウアゲハ越冬蛹(再確認)

前々回のEntryで、

また、自転車出勤途中に多摩川でジャコウアゲハの越冬蛹でも探してみるか…。

と書いていたのが、2週間経ってようやく実現した。 通勤途中なので相変わらず時間が無いため、とりあえず今回は昨年11月5日に見つけてあった2つの越冬蛹の確認のみ。

越冬蛹自体は無事残っていたけど、2つとも色の感じが変わっていた。ジャコウアゲハの越冬蛹を観察するのは初めてなので、この程度の色の変化は普通のことなのかどうか、不明だ。まあ、そのへんは継続観察するしかないんだけど。

ジャコウアゲハ越冬蛹その1 | 2010/01/26-多摩川河川敷(川崎市多摩区宿河原地先)
ジャコウアゲハ越冬蛹その1
サイズ:3648×2736 → 520×390(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:155mm-Equiv. ISO=100 SS=1/810 分割測光 ±0EV WB=昼光
ジャコウアゲハ越冬蛹その2 | 2010/01/26-多摩川河川敷(川崎市多摩区宿河原地先)
ジャコウアゲハ越冬蛹その2
サイズ:3648×2736 → 520×390(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:46mm-Equiv. ISO=100 SS=1/470 分割測光 ±0EV WB=昼光

散策できず。

朝の天気予報で、今日は日中17℃くらいまで気温が上がると言っていた。

今日は水曜日なので会社は休みだが、いろいろ家の用事が立て込んでいて忙しい。でも、このところ冷え込みが続いていて、暖かい日は久しぶり。今日くらい気温が上がるとムラサキシジミが見られるかなあ。何とか正午前後くらいに東高根森林公園あたりに行けないかなあ。と思ってじたばたしてみたのだけれど、やっぱり無理でした。(残念)

切ないなあ…。

TagとCategoryで悩み中

前Entryで、

  1. これまでCategoryで関連づけしてきた「どこで」(目撃場所)をTagに変更する。
  2. これまでTagに関連づけしてきた「何を」(種名)をCategoryに変更する。

と書いて、その後今までに付けたTagとCategoryを全部消した後になって、今さらながら再考中。その理由は…、

Categoryで蝶の分類をやると長くなりすぎるんじゃないだろうか。

もちろん、基本的に自宅から日帰りできる範囲でしか遠征するつもりはないので、日本産の蝶約200種を分類する必要はないけれども、順調に種類数が増えていけば数十種程度のリストになる。1種毎に1行を消費するCategoryよりもTagの方がやっぱり良いのではないか?などと考えてしまっている。

いずれにしても、既に以前のTagとCategoryは全部消してしまったから、最初からやり直しなんだけど…。

Field Work

年が明けてから、まったく Field に出ておりません。しかも、しばらく休みの予定が無いので当面出られそうにないです。また、自転車出勤途中に多摩川でジャコウアゲハの越冬蛹でも探してみるか…。

反省と抱負

昨年の反省と今年の抱負をば。

反省/各Entryの日付=公開日に拘らないことにしようと思った件

過去ログを読み返してみて、記録性の乏しさに改めて反省。

文章力が無い点は精進するとして、どうも私はEntryを書くのが遅いようだ。 遠征や調査に出かけた後、そのEntryを書くのに数日~1週間程度はざらにかかっている。今までは各Entryの日付は公開日にしてきたが、それだとある蝶の目撃記録がいつのことだったのか、Entryの日付では分からず、本文を読まなければならないことに今さらながら気付いた。

一応、このBlogは私の Field Notebook. になるのだから、「いつ」「どこで」「なにを」目撃したのか、各Entryの表題部周辺で概ねのところが分かるようになっていないと、記録の検索性を失ってしまう。だから、記録と公開日のズレを無くし、各Entryの日付=目撃した日となるようにすべきではないかと思った。

もうひとつ。これまでは「どこで」をCategory、「何を」をTagで関連づけしてきたが、これは逆にすべきではないかと思い始めた。Tagと違ってCategoryは階層化できるので、蝶の種名を科/属/種で分類することができるからだ。

ということで、今年からは次のような方針でEntryを書いていく。

  1. 各Entryの日付を「いつ」(目撃した日)とする。(公開日に拘らない)
  2. これまでCategoryで関連づけしてきた「どこで」(目撃場所)をTagに変更する。
  3. これまでTagに関連づけしてきた「何を」(種名)をCategoryに変更する。

この変更方針に合わせて、過去ログについても少しずつ修正をかけていく予定。 面倒だけど、まだEntry数が3桁に達したばかりの今のうちにやっておいた方が絶対良いと思う。

抱負/今年のターゲット

今年は、諸般の事情により昨年ほど遠征に出かけることはできないだろうと思われる。したがって、基本的には My Field と言える東高根森林公園生田緑地多摩川を中心とした活動となるはずです。

例えば、今年は多摩川のコムラサキをしっかり撮りたいところです。また、森林公園や緑地のハンノキ林のミドリシジミも見てみたいところです。ナガサキアゲハも、結局昨年は撮れていません。普通種のルリシジミですが、どうも私はヤマトシジミしか見たことが無いようで、ルリシジミの写真を撮っていません。わざわざ遠くまで出かけなくても、まだまだターゲットは一杯居るようです。

それでも、昨年に引き続きミヤマカラスアゲハだけは撮りに行きたいですね。また日原へ行くのか、それとも丹沢か、あるいは伊豆へ向かうのか、行き先は直前に決めたいと思いますが、春と夏の2回、この蝶にターゲットを絞って遠征を組むことにしたいと思います。

しばらく更新を怠っていた言い訳

2010年になりました。明けましておめでとうございます。 新年ですので、一応昨年の反省と今年の抱負などを書いてみたいところですが、その前にしばらく更新を怠っていた言い訳をさせていただきます。

しばらくBlog更新を怠っていた言い訳

前回Blogを更新した11月中旬以降、出勤途中に東高根森林公園や生田緑地へ立ち寄っても蝶の姿を見ることが出来なくなっていました。越冬中のムラサキシジミやムラサキツバメなどをもっと見たかったのですが、出勤途中に立ち寄れる朝の9時前後では時間が早すぎるようです。

そこで、会社が休みの水曜日に娘を散歩に連れ出して訪れてみたのですが、学校が終わってからだと今度は時間が遅すぎて蝶の姿を見ることが出来ない。娘の下校前にひとりで出かければ良いのですけど、家内と一週間分の食料買い出しに出かけなければならないので、それも出来ない。「買い物なんて夕方すれば?」と思われるかもしれませんが、夕方からは下の息子をスイミングスクールへ連れて行かねばならないし、買い物は午前中でないと出来ないのだ。

ということで、書くネタが全く無いために更新が途絶えてしまった。せめて他の方のBlogを拝見した感想でも書いておけば良かったかな。

東高根森林公園&生田緑地

午前半休を利用して東高根森林公園と生田緑地をまわってみた。 せっかく時間をかけてまわったのに、蝶の姿はほとんど見られず。まともな写真もほとんど撮れていないので、今日は写真も無し。

東高根森林公園

ケヤキ広場付近でムラサキシジミが下りてきて日光浴を開始してくれたが、近寄って撮影を始める前に飛び立ってしまった。本日、ムラサキシジミを見たのはこの1頭のみ。残念。

園内で多く見られたのはキチョウで、他にはヤマトシジミやモンシロチョウくらいしか見あたらない。いよいよ秋も終わって、冬が来るのが実感される。

生田緑地

噴水広場で翅の色褪せたウラギンシジミの♂がテリトリーを張っているのがまだ見られたが、ムラサキシジミやムラサキツバメは見られなかった。

生田緑地:クロコノマチョウ

本日も朝の出勤時にクロコノマチョウを見に生田緑地「ホタルの里」へ立ち寄った。

クロコノマチョウ | 2009/11/05-生田緑地(川崎市多摩区)
クロコノマチョウ(H21.09.05)
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:32mm-Equiv. ISO=200 SS=1/68 分割測光 ±0EV WB=昼光

この蝶は夕暮れ~夜にかけて樹林内で活動する蝶のはずなので、朝のホタルの里で見られるのは羽化直後の個体ではないかと推測している。成虫越冬する蝶だけれどもここで見られるのはもうしばらくの間だけだろう。いつ頃まで見られるのだろうか。

11月5日:多摩川縁のジャコウアゲハ越冬蛹

10月24日にtonko♂さんに「所々で(ジャコウアゲハの)越冬蛹がありました」コメントを頂きました。※()内はgarudaによる補足。

えーっ、ホント?ということで、家を早めに出られたこの日に、宿河原の多摩川縁を探索してきました。

ジャコウアゲハ越冬蛹

ジャコウアゲハ越冬蛹(お菊虫)その1 | 2009/11/05-多摩川縁(川崎市多摩区宿河原)
ジャコウアゲハ越冬蛹その1
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:32mm-Equiv. ISO=100 SS=1/440 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
ジャコウアゲハ越冬蛹その1
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:200mm-Equiv. ISO=100 SS=1/470 分割測光 ±0EV WB=昼光
Memo:
土手川側のコンクリート柱に付着していた。すごく目立つ位置で、土手の上から発見できたほど。お菊虫を実際に見るのは初めてで、感激だ。だけど、お菊のくちびるの部分が想像していたよりも色が淡く、ぼってりしていてなんだか不美人。もっと美女を想像していたのに。
ジャコウアゲハ越冬蛹(お菊虫)その2 | 2009/11/05-多摩川縁(川崎市多摩区宿河原)
ジャコウアゲハ越冬蛹その2
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:32mm-Equiv. ISO=100 SS=1/290 分割測光 -0.7EV WB=昼光
ジャコウアゲハ越冬蛹その2
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:59mm-Equiv. ISO=100 SS=1/133 分割測光 -0.7EV WB=昼光
Memo:
もうひとつ見つけた越冬蛹は、土手道路側のカーブミラーに付着していた。この日見つけた越冬蛹は2つとも人工物に付着していた。図鑑にも「好んで人工物に付く」と書かれていた気がするが、手元の「山渓フィールドブックス5 蝶」にはその記述は無かった。どこで読んだのだったかな。

Olympus C-740UZ で試し撮り

部屋の片付けをしていたら、RICOH Caplio R3 を入手する前に、運動会などのイベント用使っていた Olympus C-740UZ が出てきた。この C-740UZ はテレ端380mmだ。実は最近、テレ端300mmの RICOH CX2 に興味が湧いていたのだが、200mmと300mmでどれだけ違うのか今いちピンと来ていなかった。300mmと380mmでは違うけれども、焦点距離の違いで Field での使い勝手がどれくらい変わるのか、参考くらいにはなるだろう、ということで、R8の200mmとC-740UZの380mmで撮り比べるために持ち出してみた。

生田緑地のクロコノマチョウを木道上から撮影

同じ被写体を、同じ位置から撮り比べてみた。撮影はいずれも11月1日の朝、生田緑地のホタルの里にて。

クロコノマチョウ(R8 200mm-Equiv.で撮影)

クロコノマチョウ(1) RICOH R8 (200mm-Equiv.)
サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
設定:ISO=400 SS=1/104 中央重点測光 ±0EV WB=昼光

クロコノマチョウ(C-740UZ 380mm-Equiv.で撮影)

クロコノマチョウ(1) Olympus C-740UZ (380mm-Equiv.)
サイズ:2048×1536(HQ) → 600×450(Resized)
設定:ISO=200 SS=1/125 分割測光 ±0EV WB=Auto

クロコノマチョウ(R8 200mm-Equiv.で撮影)

クロコノマチョウ(2) RICOH R8 (200mm-Equiv.)
サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
設定:ISO=400 SS=1/153 中央重点測光 ±0EV WB=昼光

クロコノマチョウ(C-740UZ 380mm-Equiv.で撮影)

クロコノマチョウ(2) Olympus C-740UZ (380mm-Equiv.)
サイズ:2048×1536(HQ) → 600×450(Resized)
設定:ISO=200 SS=1/200 分割測光 ±0EV WB=Auto

さすがに180mmも違うと被写体の写る大きさがかなり違う。とりあえず証拠写真程度でも写せる場面が増えるのは確実だ。もともと作品を残したいわけではないので、記録を確実に残せるシーンが増える、という意味で焦点距離が伸びるのはやはり非常に魅力的だ。

しかし、久し振りにC-740UZを持ち出してみて、デジカメの使い勝手の進化に驚いた。特に有り難みを感じたのが液晶モニターのサイズだ。C-740UZの液晶モニターのサイズが1.5型11.4万画素、R8は2.7型46万画素だが、モニターの小さいC-740UZではピントを合わせるにも、撮影後の画像をチェックするにも、画面が小さすぎてひと苦労。というか、ちゃんと撮れてるかどうかはっきり分からなくて不安だ。380mmという焦点距離は良いのだけれども、さすがに現役復帰させるのは無理だと思った。

ということで、RICOH CX2 なわけだが、CX2の焦点距離は300mmなので、今回の C-740UZ の380mmよりも小さく写るはずだ。200mm→380mmで約1.5倍の大きさに写せたので、1.2~1.3倍程度になるのかな?うーん、何となく300/200=1.5だから、300mmで約1.5倍程度に写せる(今回のC-740UZと同程度)と思っていたので、ちょっと意外。300mmだと足りないのかも。となると、乏しい予算を投じるのが得策かどうか、来春までもう一度よく考えてみた方が良いかも。

10月30日:生田緑地

しばらく更新をサボっていたので、しばらく古い話を続けてUpすることになります。 まずは、10月30日の午前中に生田緑地を探索した際の写真。

ムラサキシジミ

この日の標的はムラサキツバメでしたが、結局見つからず。代わりにムラサキシジミを撮ってきました。

ムラサキシジミ♀ | 2009/10/30-生田緑地(川崎市多摩区)
ムラサキシジミ♀
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:200mm-Equiv. ISO=64 SS=1/189 中央重点測光 -0.7EV WB=昼光
Memo:ムラサキシジミ♀の開翅表面です。とても美しい蝶だと思います。
ムラサキシジミ(雌雄不明) | 2009/10/30-生田緑地(川崎市多摩区)
ムラサキシジミ(雌雄不明)
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:59mm-Equiv. ISO=64 SS=1/189 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
Memo:ムラサキシジミは翅裏面での雌雄判別は難しいです。分かりません。

ツマグロヒョウモン

山茶花の花でツマグロヒョウモンの♂と♀がそれぞれ1頭ずつ吸蜜に来ていました。

ツマグロヒョウモン♀ | 2009/10/30-生田緑地(川崎市多摩区)
ツマグロヒョウモン♀
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:85mm-Equiv. ISO=64 SS=1/350 中央重点測光 ±0EV WB=昼光

ツマグロヒョウモン♀
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:136mm-Equiv. ISO=64 SS=1/330 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
Memo:
ツマグロヒョウモンの♀は、ヒョウモンチョウの仲間の中ではひときわ艶やかだ。
ツマグロヒョウモン♂ | 2009/10/30-生田緑地(川崎市多摩区)
ツマグロヒョウモン♂
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:200mm-Equiv. ISO=64 SS=1/217 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
Memo:
ツマグロヒョウモンの♂は、♀に比べると地味。普通のヒョウモンチョウ柄なんですけれども。すでに見慣れてしまったけれども、この蝶も北上4種の一種。

その他の昆虫

オオトビサシガメ | 2009/10/30-生田緑地(川崎市多摩区)
オオトビサシガメ
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:32mm-Equiv. ISO=64 SS=1/870 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
Memo:
普段なら無視するサシガメでも、蝶の少なくなったこの時期だと撮ってしまう。(笑)
カマキリ | 2009/10/30-生田緑地(川崎市多摩区)
カマキリ
サイズ:3648×2736 → 580×435(Resized)
カメラ:RICOH R8
設定:46mm-Equiv. ISO=64 SS=1/153 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
Memo:偽瞳孔がこっちを見てる…。

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