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Field Notebook. (2008.07.22→2010.08.11)

散策:日原再訪(6月4日)その2 −準備不足とヒッチハイクと予定外のTrail−

散策:日原再訪(6月4日)−速報版−で簡単な報告をしましたが、当日はいろいろ酷い目にあったので、今回はその話を。

予想通り、天候は悪かった。

6月1日6月3日のエントリーで、天気予報に一喜一憂しながら、天候はあまりよろしくなさそうだということを半ば覚悟した上で日程を決め、行ってきたわけですが、予想通り天候は良くなかった。

小川谷林道から望む曇り空

雨こそ降らなかったものの、一日中空はどんよりと曇っており、見上げた先の山頂付近がガスに覆われている時間帯も多かった。そして思っていたより肌寒い。
覚悟していたこととはいえ、とても蝶が飛び回る天候ではなく、事実、目撃できた蝶は数えるほどだったのにはがっくり来た。 :-!

ところで、今日は凄く良い天気ですね。今さらですが、今日行くんだったなあ…。日程を決めたのは6月2日(火)ですが、当時の週間天気予報では晴れるのは明日(8日)で、今日は4日と同様の曇りの予定だったのに。

準備不足でヒッチハイクをするハメに。

奥多摩駅に11:06に到着してみると鍾乳洞行きのバスが12:40まで無かった。

え?なんで?前回はバス有ったよ?

でも、よく考えてみれば前回(5月9日)は土曜日だったが、今回(6月4日)は木曜日。列車もバスも平日と休日でダイヤが違うことは当たり前だ。にも関わらず全く失念していたのだ。他方面行きのバスも11:40まで無い。タクシー乗り場にもタクシーの姿はない。思わず途方に暮れたが、辛抱強く待っていたら11:30近くなってタクシーがお客を乗せて戻ってきた。喜んで乗ろうとしたのだが…。

「すみません。この後、予約が入ってますのでご利用いただけません。次に戻ってこれるのは1時間後くらいになりますが…」

思わず、目の前真っ暗。

2〜3分ほど考えがまとまらなかったが、一大決心して日原街道を歩くことにした。そして、車が通りがかったら、事情を話して乗せてもらおう!

平日なのでなかなか車が通りがからなかったが、バス停3つ分(15分程度)歩いたところで、運良く通りがかったカップルの車に乗せていただくことが出来た。ヒッチハイクなんて、生まれて初めてだ。お陰で、12:10頃には日原鍾乳洞に到着することができた。感謝。

いずれにせよ、列車・バスの乗り継ぎくらい、事前にちゃんと確認しておくべきだったと反省。休日と平日の違いくらい気付けよ!と。

帰りのバスに乗り遅れそうになって山道を10分間走るハメに。

まだあんのかよ!というツッコミが聞こえてきそうですが。

帰りのバスの予定は、日原鍾乳洞16:20発にしていました。

当日は小川谷林道と日原林道の両方を往復したのですが、最初小川谷林道を往復してバス停のある小川谷橋へ戻ってきたのが14:50でしたから、日原林道の往復にかけられる残り時間は1時間半ありました。

往復の予定ですから、1時間半を半分に分けると45分です。ですが、念のために復路に10分ほど余分に時間配分(往路40分/復路50分)することにして、15:30までに行けるところまで行ってUターンして戻ることにしました。

ところが、歩いているうちに何故か勘違いしてしまい、Uターンしたのが15:40。(自分では予定通りだと思っていた)そして八丁橋まで戻ってきたところで、残り時間が足りないことに気がついた。往路で小川谷橋〜八丁橋を23分かけて歩いたのに、復路で八丁橋を通過したのが16:10、残りたったの10分しかない。大慌てで残りの行程を走り、バス停にギリギリセーフで辿り着きました。あー、疲れた。Trailしに行ったわけじゃないのに。

散策:日原再訪(6月4日)−速報版−

昨日、5月9日のリベンジを期して、日原を再訪してきました。
詳しいことは改めてエントリーしますが、取り急ぎ結果だけ。

昨日の日原再訪は、5月9日に1頭しか見られず、写真撮影は「0」に終わったミヤマカラスアゲハが まだ見られて撮影できる と良いな、というものでしたが、結果は惨憺たるもので、天候が悪かったためにミヤマカラスアゲハどころかほとんど蝶の姿を拝むことすらできなかった、という結果に終わりました。唯一の救いは、アサギマダラの姿を拝むことができたことかな。(写真には撮れなかったけど)

蝶の目撃記録 ※頭数は延べ頭数。

青梅線車内より
  • クロアゲハ(二俣尾駅構内)
  • ヒメウラナミジャノメ(御嶽駅にて車両内に闖入)
奥多摩駅周辺(日原街道栃久保付近)
  • コミスジ(1頭)
  • アサギマダラ(1頭)
日原キャンプ場〜小川谷林道
  • アサギマダラ(2頭)
  • スミナガシ(2頭)
  • サカハチチョウ(1頭)
  • ヤマキマダラヒカゲ(2頭)
日原渓流釣場〜日原林道
  • ヤマキマダラヒカゲ(4頭)
  • アサギマダラ(1頭)

以上。

当日の写真

フジキオビの写真

<フジキオビ>
撮影日時:2009/06/04
撮影場所:日原(東京都西多摩郡奥多摩町)
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
Memo:
日原キャンプ場にて撮影。これを撮っている間にアサギマダラが出現して撮り逃した。大失敗。

オオヤマカワゲラの写真

<カワゲラの仲間>
撮影日時:2009/06/04
撮影場所:日原(東京都西多摩郡奥多摩町)
画像サイズ:360×270
撮影機器:CASIO EX-FC100
Memo:小川谷林道にて撮影。

ヤマキマダラヒカゲの写真

<ヤマキマダラヒカゲ>
撮影日時:2009/06/04
撮影場所:日原(東京都西多摩郡奥多摩町)
画像サイズ:360×270(トリミング)
撮影機器:CASIO EX-FC100
撮影設定:Flash ON
Memo:
日原林道にて撮影。サトキマダラヒカゲとの識別は後翅裏面付け根に3つ出現する斑紋のズレにて。

キマエクロホソバの写真

<キマエクロホソバ>
撮影日時:2009/06/04
撮影場所:奥多摩(東京都西多摩郡奥多摩町)
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
Memo:
これは日原ではなく、奥多摩駅付近(氷川大橋の欄干)にて撮影。

ご覧の通り、蝶の写真はヤマキマダラヒカゲのみ…。

明日の天気は…

天気予報がどんどん悪くなっていく…。orz

でも、一応曇りだし、行くけど。

ミヤマカラスアゲハのリベンジ日程悩み中

散策:日原(5月9日)にて、少し時期が早すぎたせいか、ミヤマカラスアゲハに1頭しか出逢えませんでした。しかも撮影枚数は「0」。なので、実は再チャレンジしたくて仕方がありませんでした。
ところが5月中はもう休みが取れなかったので、何とか6月第1週ならイケるんじゃないか、と淡い望みを抱いているのですが…。

いざ、6月の休暇予定を入れようとしても、どうも天候不順なのが悩みの種。週間天気予報では明日か明後日(2日・3日)が良さそうなのですが、明日は同僚が休暇予定なので私は休めません。また、明後日は予定が入っているので出掛けられません。当初4日・5日のうちの天気の良さそうな方と思っていたのですが、どっちも予報では天候が良くなさそう。むしろ6日・7日の方がやや回復してきそうですが、ただでさえ発生時期末期なのにそこまで延ばして大丈夫なものか…。(たった2・3日の違いではありますが…)

本当は昨日までに休暇予定を入れなければいけないのを、延ばしてもらっているので今日中に決める必要があります。でも、決められな〜い。 :-!

#とりあえず、午後まで待ってもらおう。

リベンジ! 日原林道。 ミヤマカラスアゲハ

この人も、私より2日遅い5月11日に日原へ出掛けてミヤマカラスアゲハを見られず、5月25日にリベンジして集団吸水の撮影に成功した様子。う、羨ましい〜。

散策:日原(5月9日)

GW中に「新治市民の森」や「生田緑地」へ出掛けているうちに気持ちが抑えられなくなり、一日休暇を取って独りで山へ行くことにしました。GW明けの5月中旬といえば、奥多摩や奥武蔵の低山帯ならちょうど春の昆虫シーズンのピークでしょう。今回は特にウスバシロチョウとミヤマカラスアゲハにターゲットを絞って行き先を決めることにしました。

目的地の選定

昆虫採集を趣味にしていた20数年前、GWに毎年のように通っていたのは奥武蔵の吾野・伊豆ヶ岳周辺です。山麓にはウスバシロチョウの飛び交う耕作地(果樹園など)が点在し、大型アゲハ類の集まる民家の庭先のツツジや沢筋など、どのへんに何があるのか、20数年前の記憶とはいえだいたい頭に入っています。それに、ミヤマカラスアゲハの有名産地でもあります。最初はここへ行こうかと考えていました。

しかし、どうしても心に引っ掛かったことがひとつありました。それは、

有名産地のはずなのに、ミヤマカラスアゲハに出逢ったことがない。

コレです。20数年前に私が出逢ったのはどれもカラスアゲハだったのです。20年越しの念願ですが、今度こそミヤマカラスアゲハに出逢いたい。ということで改めてインターネットで情報を収集し、特に下記の2サイトの情報を参考に日原を目的地に選びました。日原へ行くのは初めてです。

成果1:ウスバシロチョウ

ウスバシロチョウギフチョウと並ぶSpring ephemeralの代表種で、年1化なのでこの時期にしか出逢えません。名前に「薄羽」とあるように半透明の薄衣のような翅を持ち、非常に儚げで可憐な印象の蝶で、私の最も好きな蝶のひとつです。日原は想像していたよりも山奥だったので少し心配になったのですが、東日原付近の斜面(耕作地)で割とまとまった数のウスバシロチョウを見ることが出来ました。ふわりふわりと飛ぶこの蝶は飛翔写真も撮りやすそうな気がしたのですが、それは無理でした。その代わりに♂♀の
交尾シーンを撮ることが出来ました。

ウスバシロチョウの吸蜜

<ウスバシロチョウ>
撮影日:2009/05/09
撮影場所:日原(東京都西多摩郡奥多摩町)
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
memo:
タンポポで吸蜜中。

ウスバシロチョウの吸蜜

<ウスバシロチョウ>
撮影日:2009/05/09
撮影場所:日原(東京都西多摩郡奥多摩町)
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
memo:
ドウダンツツジで吸蜜中。

ウスバシロチョウの吸蜜

<ウスバシロチョウ>
撮影日:2009/05/09
撮影場所:日原(東京都西多摩郡奥多摩町)
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
memo:
翅を開いたところも撮りたかったのだが、なかなか翅を開いてくれない。まともに撮れた中ではこれが一番開いた状態。

ウスバシロチョウの交尾

<ウスバシロチョウの交尾>
撮影日:2009/05/09
撮影場所:日原(東京都西多摩郡奥多摩町)
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
memo:
♂が♀を追飛したかと思ったら、あっという間に2頭もつれて草群に転がり込んだ。(というか、襲いかかった。ほとんど強姦状態)

ウスバシロチョウの交尾

<ウスバシロチョウの交尾>
撮影日:2009/05/09
撮影場所:日原(東京都西多摩郡奥多摩町)
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
memo:
草や枯れ枝が邪魔なので、そーっと手で持ち上げて場所を移動させてみた。夢中なので、それでも逃げない。

ウスバシロチョウの交尾

<ウスバシロチョウの交尾>
撮影日:2009/05/09
撮影場所:日原(東京都西多摩郡奥多摩町)
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
memo:
体勢を入れ替えて落ち着いたところ。図鑑やインターネット上でよく見る交尾シーンとは身体の向きが違う。ちゃんと交尾できてるのかな、これ。

成果2:ミヤマカラスアゲハ

ミヤマカラスアゲハは、エメラルドやサファイア色に輝く翅を持つ美麗な蝶で、5月頃に見られる春型は特に美しいとされる蝶です。私がかって毎年通った吾野・伊豆ヶ岳周辺も有名産地のはずなのに、一度も出逢えずに終わった念願の蝶です。

今回は日原鍾乳洞から上の小川谷林道において、20年越し念願のミヤマカラスアゲハを見ることが出来ました。(感激です)

まず、日原鍾乳洞からすぐのキャンプ場の川原に下りたところ、向こうの方から黒いアゲハがこちらへ向かって飛んできます。但し、その後ろから捕虫網をもって追いかけてくる男性のおまけ付きでした。その個体は私の目の前まで来たところで男性の網の中に捕らえられたのですが、覗き込んでみたところ後翅裏面のイエローバンドも目に眩しいミヤマカラスアゲハの美しい個体でした。小学生の息子さん連れだったその男性は「3匹目です」と仰っていました。実に羨ましい。

実は、はっきりとミヤマカラスアゲハと断定できる個体を目撃したのは、これっきりでした。 :-!
ほかにも2頭ほど、小川谷林道の路上でミヤマカラスアゲハらしき蝶の姿を目撃しましたが、カラスアゲハとはっきり区別できるほど近くまでは近寄れませんでした。当然、撮影できたのは「0」です。

悔しかったので、死骸写真ですが、小川谷林道の道端に落ちていたミヤマカラスアゲハと断定できる個体の証拠写真を撮っておきました。

ミヤマカラスアゲハの亡骸写真(裏面)

<ミヤマカラスアゲハ(亡骸)>
撮影日:2009/05/09
撮影場所:日原(東京都西多摩郡奥多摩町)
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
memo:小川谷の林道上に落ちていた亡骸写真。翅は痛んでいるが、後翅裏面の黄色帯は鮮明に確認できる。

ミヤマカラスアゲハの亡骸写真(表面)

<ミヤマカラスアゲハ(亡骸)>
撮影日:2009/05/09
撮影場所:日原(東京都西多摩郡奥多摩町)
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
memo:
こちらは表面。

その他の蝶

当日は、実は期待したほど蝶の姿を見ることは出来ませんでした。これなら、20数年前の吾野・伊豆ヶ岳周辺の方が蝶の姿は多かった。まあ、私が予想していた以上に山奥な環境だったので、ちょっと時期が早すぎたのでしょう。日原の場合、GW明け直後よりも5月中〜下旬の方が時期的に良さそうです。

それでもサカハチチョウの姿は比較的多く、1日を通して最も普通に見られました。その他には、東日原周辺でアゲハ、モンキチョウ、キチョウなどの姿が見られ、日原鍾乳洞から上の小川谷林道ではコミスジのほかにキベリタテハの越冬個体を3頭目撃しました。夏の終わりに行けば
新鮮なキベリタテハに出逢えそうです。

なお、青梅線の古里駅や鳩の巣駅付近であれば、オナガアゲハなどが飛んでいるのを車窓から確認しています。

サカハチチョウ(春型)

<サカハチチョウ(春型)>
撮影日:2009/05/09
撮影場所:日原(東京都西多摩郡奥多摩町)
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8

サカハチチョウ(春型)

<サカハチチョウ(春型)>
撮影日:2009/05/09
撮影場所:日原(東京都西多摩郡奥多摩町)
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8

コミスジ

<コミスジ>
撮影日:2009/05/09
撮影場所:日原(東京都西多摩郡奥多摩町)
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8

その他の昆虫

ハナムグリの一種

<ハナムグリの一種>
撮影日:2009/05/09
撮影場所:日原(東京都西多摩郡奥多摩町)
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8

蛾の仲間

<蛾の仲間>
撮影日:2009/05/09
撮影場所:日原(東京都西多摩郡奥多摩町)
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8

オトシブミの揺籃

<オトシブミの揺籃>
撮影日:2009/05/09
撮影場所:日原(東京都西多摩郡奥多摩町)
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8

ツバメの営巣

東日原の集落にはちょうどツバメが渡ってきたところのようで、日原診療所の軒下で数十羽のツバメが営巣を開始していた。もっとも、どのカップルもこの日作り始めたばかりのようで、巣が形になっているものは皆無。一羽が泥を確保しに出ている間、もう一羽が壁のスペースを横取りされまい、というかのように頑張っている。

営巣を開始したツバメ

<営巣を開始したツバメ>
撮影日:2009/05/09
撮影場所:日原(東京都西多摩郡奥多摩町)
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
memo:
相方は巣作り用の材料(泥)を探しに出掛けている間、こうして軒下の一角を確保して頑張っている。

アカボシゴマダラ:未だ羽化せず

前回のエントリーで「明日にでも羽化しそう」と書いたアカボシゴマダラの蛹、翌朝(5月5日)見に行ってみると、予想通りますます中身が透けてきており、今にも羽化しそうな状態に見えた。

ところが、その日(5月5日)の午後から下り坂となった天候が影響したのか、本日朝の時点で未だ羽化していないのである。

5月5日朝の蛹

撮影日時:2009/05/05
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8

5月6日朝の蛹

撮影日時:2009/05/06
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8

5月7日朝の蛹

撮影日時:2009/05/07
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8

ご覧の通り、蛹のまま雨に濡れている。ちなみに、今朝(5月8日)も状態は変わっていなかった。(昨日以上に雨が激しく降っていたので撮影は断念した)

雨のせいで延びているだけなのであれば、ようやく今夜雨が上がったので、明日の朝までに羽化しているような気がする。

ニュースでも報道されたが、夕方雨上がりにきれいな虹が出たので撮っておいた。ちょうど代官山アドレスタワーと絡んで良い感じ。本当はこの外側にも薄い虹が出て二重の虹になっていたのだが、外側の虹はごく薄かったのでうまく写らなかった。今から考えてみると、ISO感度を下げて撮った方が良かったかな。

代官山アドレスと虹

生田緑地

今日も娘と2人で散歩に出掛けました。昨日よりもさらに遅い時間になってしまったので遠出は諦め、生田緑地へ。

生田緑地に到着したのは16時すぎ。ここへ来るとプラネタリウムに寄りたがる娘をなだめながら、園内を散策。散策ルートは、東口駐車場〜青少年科学館前〜つつじ山〜奥の池〜伝統工芸館〜ホタルの里〜枡形山〜東口駐車場というコースを、17時半くらいまでかけて、ゆっくり歩きました。

クロヒカゲ

<クロヒカゲ>
撮影日時:2009/05/04
撮影場所:川崎市多摩区 生田緑地
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
Memo:
前翅裏面に眼状紋が3個確認できます。またクロヒカゲモドキか(?)
やはり眼状紋3個は決定的な識別要素ではないのかもしれません。再度調べてみたところ、京都府レッドデータブックによれば、「前翅裏面の眼状紋が本種では必ず3個あり、最も後方の眼状紋がいちばん大きいこと(クロヒカゲやナミヒカゲでは2個しかないか、3個あっても後方の眼状紋は小さい)」とありました。今回の個体は3個目(後方)の眼状紋がやや小さいことからクロヒカゲで間違いないと思われます。また、4/30に見た個体の3個目の眼状紋ははっきりくっきりしていましたが、やはり一番大きいとは言い難い(他とほぼ同じ大きさ)ので、やはりクロヒカゲなのでしょう。(訂正しておきました)

ジャコウアゲハ

<ジャコウアゲハ>
撮影日時:2009/05/04
撮影場所:川崎市多摩区 生田緑地
画像サイズ:360×270(トリミング)
撮影機器:RICOH R8
Memo:
ホタルの里の木道より撮影。林縁部の5m四方ほどの空間にテリトリーを張っていて、時折飛び込んでくる他の個体や他種を追飛する占有行動が見られた。遠目に赤い色が目立ったため、後翅の赤紋の発達したオナガアゲハかと思っていたが、2枚目の写真で判るとおり赤いのは腹部だった。つまり、正体はジャコウアゲハだ。

ジャコウアゲハの飛翔

<ジャコウアゲハ>
撮影日時:2009/05/04
撮影場所:川崎市多摩区 生田緑地
画像サイズ:360×270(トリミング)
撮影機器:RICOH R8
撮影設定:連写モード
Memo:
上の写真と同じ個体。同じ場所をぐるぐる飛び回っているので、飛翔写真が撮れないかと無謀にも挑戦。腹部が赤いのがよく判る。

アカボシゴマダラ:1頭羽化・もう1頭は羽化直前

帰りに、いつものアカボシゴマダラ蛹の様子を確認してきた。

蛹2頭のうち1頭は羽化済みだった。残るもう1頭も、中の成虫が透けて見えてきており、明日にでも羽化しそうだ。

羽化済みの蛹

撮影日時:2009/05/04
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8

中身が透けてきた蛹

撮影日時:2009/05/04
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
Memo:
明日にでも羽化しそうだ。

新治市民の森

娘と2人で、今日は横浜市の新治市民の森へ散歩に行ってきました。4/30に行った県立四季の森公園がやたらだだっ広い割に蝶(特にアゲハ類)の姿が少なかったので、ちょっとリベンジ気分です。

最初に結果から書いておきますが、アゲハ類の姿はまったく見かけませんでした。駐車場に車を停めて歩き始めたのが16時頃だったので、ちょっと時間が遅かったかな〜。
その代わり、谷戸の林縁部付近でジャノメチョウの仲間の姿が多く見られたのと、小川でカワトンボ(?)を見ることができました。

コジャノメ

<コジャノメ(?)>
撮影日時:2009/05/03
撮影場所:横浜市緑区 新治市民の森
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
Memo:
明るい谷戸へ出る直前の薄暗い林内にて。正直なところ、ヒメジャノメと区別が付かない。根拠は薄暗い林内で撮影/翅裏の帯がやや外寄りな気がする、という程度。間違ってたら、誰か指摘して欲しい。

ヒメウラナミジャノメ

<ヒメウラナミジャノメ>
撮影日時:2009/05/03
撮影場所:横浜市緑区 新治市民の森
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
Memo:
明るい谷戸の耕作地周辺。3枚目と同じ個体。

ヒメウラナミジャノメ

<ヒメウラナミジャノメ>
撮影日時:2009/05/03
撮影場所:横浜市緑区 新治市民の森
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
Memo:
2枚目と同じ個体。後翅裏面の眼状紋5個が確認できる。

ヒメウラナミジャノメ

<ヒメウラナミジャノメ>
撮影日時:2009/05/03
撮影場所:横浜市緑区 新治市民の森
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
Memo:
裏面を見ていないが、たぶんこれもヒメウラナミジャノメ。林縁部にて撮影。

ルリタテハ

<ボロボロのルリタテハ>
撮影日時:2009/05/03
撮影場所:横浜市緑区 新治市民の森
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
Memo:
越冬成虫の生き残りでしょう。

オオニジュウヤホシテントウ

<オオニジュウヤホシテントウ>
撮影日時:2009/05/03
撮影場所:横浜市緑区 新治市民の森
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
Memo:
谷戸の耕作地の作物の葉上にて。

カワトンボ(?)

<カワトンボ(?)>
撮影日時:2009/05/03
撮影場所:横浜市緑区 新治市民の森
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
Memo:
谷戸の耕作地の脇を流れる小川にて。今回は蝶よりもこの蜻蛉が綺麗で印象に残った。但し、トンボはよく判らない。たぶん、カワトンボ。

ハムシの仲間

<ハムシの仲間>
撮影日時:2009/05/03
撮影場所:横浜市緑区 新治市民の森
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
Memo:
ハムシはもっと判らない。トンボと違って調べる気も起こらないし。

40〜50分ほど歩いたが、環境としては県立四季の森公園よりも面白い。今回は時間が遅かったのであまり行動範囲を拡げられなかったが、もっとゆっくり時間をかけて、広い範囲を歩けばアゲハ類の集まりそうなポイントも見つかるのではないか。また、機会を見つけて来てみようかと思う。

県立四季の森公園

娘と2人で、県立四季の森公園へ散歩に行きました。(行き帰りは車)

よく晴れたお昼前後でしたが、暑すぎず爽やかな気候でした。このぐらいが良い感じですね。

季節柄、池の上空を鯉のぼりが泳いでいました。

鯉のぼり

<池の上空を泳ぐ鯉のぼり>
撮影日時:2009/04/30
撮影場所:横浜市緑区 県立四季の森公園
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8

GWはアゲハチョウの季節ですので、アゲハやクロアゲハ、あわよくばカラスアゲハなどの姿が見られないかと遠征してきましたが、アゲハもクロアゲハもそれぞれ1〜2頭が遠くを大急ぎで飛びすぎていくのを見送ったきりでした。と言うか、ここ広い割に蝶の集まりそうなポイントがあまり無い。

それでも、ふるさとの森と森を抜けた先の山の広場付近で、何頭かの蝶を写真に収めてきました。

クロヒカゲ

クロヒカゲモドキクロヒカゲ>
撮影日時:2009/04/30
撮影場所:横浜市緑区 県立四季の森公園
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
Memo:
林床の陽だまりで休息中。前翅裏面の眼状紋が3個並んでいる=クロヒカゲモドキと思ったのだが、図鑑によると出現は年1回7月となっている。もし眼状紋3個が決定的な特徴でないのなら、クロヒカゲかもしれない。
5/4追記:クロヒカゲモドキは眼状紋3個のうち3個目が最大になるそうだ。この個体の3個目の眼状紋ははっきりくっきりしているが、他の2個とほぼ同じ大きさで他より大きいとは言えない。よってクロヒカゲなのだろう。(参考:京都府レッドデータブック

モンキチョウ/>
				</p>
				<p><p style= <モンキチョウの白色型>
撮影日時:2009/04/30
撮影場所:横浜市緑区 県立四季の森公園
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
Memo:
山の広場にて。遠目にモンシロチョウかと思って近づいたら、白色型のモンキチョウだった。

ツマグロヒョウモン

<ツマグロヒョウモン>
撮影日時:2009/04/30
撮影場所:横浜市緑区 県立四季の森公園
画像サイズ:360×270
撮影機器:RICOH R8
Memo:
南方系の多化性ヒョウモンチョウ。翅が破れている。

アカボシゴマダラ:蛹2頭目ありました。

昨日はグロいものを見てしまったので早々に立ち去ったのですが、今朝は少し気合いを入れて観察してみました。たとえば今までは蛹化途中の個体を刺激したりするとまずいと考え、枝などには触れずに覗き込んで探していたのを、今朝は思い切って葉が茂っている部分の枝をかき分けたりして、念入りに探したつもりです。

その結果、新たに蛹1頭を発見しました。これで継続観察可能な蛹は計2頭になったことになります。ただし、ほかには幼虫も蛹も発見できず。9頭居た幼虫のうち、無事蛹化を確認できたのはわずか2頭という結果になってしまいました。(それどころかはっきり蛹化失敗を確認したのも昨日の1頭だけなので、残り6頭は行方不明という…)

と、いうことで今日の成果写真です。

昨日の蛹化失敗した個体の残骸

撮影日:2009/04/24
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8

4月21日に蛹化確認した個体

撮影日:2009/04/24
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8

本日、新たに見つけた蛹

撮影日:2009/04/24
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8

ちなみに、テントウムシの卵がたくさん産み付けられていたので撮ってみた。

テントウムシの卵(だよね?)

撮影日:2009/04/24
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8

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