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Field Notebook. (2008.07.22→2010.08.11)

アカボシゴマダラ:前蛹1頭が蟻に…。orz

居場所を確認できていた最後の1頭が死んだ。

昨日、時間が無くて写真撮影できなかったが、前蛹化していたのを確認していた。最後の1頭だし、今までで最も観察しやすい位置で前蛹化していたので、「この場所なら絶対見失わない」と期待していたのだが、今朝見てみたら蟻にやられてしまっていた。

蟻にやられた前蛹

撮影日:2009/04/23
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8

うっわー。これはグロい。

アカボシゴマダラ:ようやく蛹化1頭確認

一昨日のエントリーで蛹化したはずの4頭が見つからないと報告し、新たに前蛹になっていた1頭を「こいつだけは見失わないぞ」と決意表明したその翌朝(昨日)、その前蛹があった位置に蛹は無かった。(また見失った)

昨日も新たに1頭が前蛹化していたので、またまた「今度こそ!」と決意を新たにし、今朝また確認してみたところ、今度こそ蛹化したのを確認できた。

4月21日に蛹化確認したアカボシゴマダラの蛹

撮影日:2009/04/21
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8

これまでの経過をメモしておくと、次のようになる。

  1. 越冬休眠→無事活動再開した幼虫は9頭。
  2. 幼虫9頭のうち、現在までに前蛹化を確認したのは6頭。
  3. 前蛹化6頭のうち、蛹化を確認できたのは1頭。
  4. 前蛹化6頭のうち、残5頭は行方不明。
  5. 幼虫9頭の残3頭のうち、1頭は元気に活動中だが2頭は行方不明。

となっている。

行方不明の幼虫については、葉が茂ってきたせいで居場所が不明になっているだけだと思う。問題は前蛹化を確認したのに、蛹が見つからない5頭。ふつう、前蛹化した後は移動しないはずだ。どんどん葉が茂ってきているので、見失っただけの個体もあると思うが、5頭全部見失ったというのは不自然だ。やはり、鳥か何かに食われた、と見るのが自然だろうか。

アカボシゴマダラの蛹が見つからない

一昨日のエントリーで4頭が前蛹になっていたのを報告した。そろそろ蛹になっているだろうか、と本日確認しに行ったのだが…。

いくら探しても4頭とも見つからない。時間の許す限り(20分ぐらい)、それも人目も気にせず、路上に這いつくばったりまでして見つけようとしたのだが、それでもどうしても見つからない。

まさか、4頭とも鳥に食われたとか思えない。恐らく、蛹化位置(這いつくばらないと覗き込めないほど低い位置)とその周辺の葉の茂り具合、保護色などのせいで「見えない」だけなんだと思うんだけど…。

他の個体については、元気に動き回っている幼虫が2頭と、新たに前蛹になったものを1頭確認した。

幼虫その1

撮影日:2009/04/19
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8

幼虫その2

撮影日:2009/04/19
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8

前蛹

撮影日:2009/04/19
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8

こんどの前蛹は割と観察しやすい位置。こいつだけは見失わないぞ。

おまけ

このエノキの幼木にはテントウムシが多い。交尾したまま歩き回っている個体を撮影したので、ついでにアップ。このエノキには餌が多いのでたくさん居る。

交尾中のテントウムシ

撮影日:2009/04/19
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8

アカボシゴマダラ〜前蛹4頭+幼虫4頭

本日も、いつものようにエノキの幼木を覗き込んだ。ますます葉が茂ってきている。もはや、容易に居場所が確認できる幼虫は2〜3頭だけになってしまった。
幼木の根元の方に茂っている枝を這いつくばるように覗き込むと…、

「あ、前蛹だ!」

つい先日、ようやく越冬休眠から覚めたばかりなのに、もう前蛹になっているのだ。

結局、本日は前蛹4頭と幼虫4頭を確認できた。

前蛹その1

撮影日:2009/04/17
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
Memo:前蛹その1

前蛹その2

撮影日:2009/04/17
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8
Memo:前蛹その2

前蛹その3

撮影日:2009/04/17
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8
Memo:前蛹その3

前蛹その4

撮影日:2009/04/17
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8
Memo:前蛹その4

アカボシゴマダラの蛹化〜羽化の平均所要期間は10日〜2週間程度だそうだ。この前蛹たちも一両日中には蛹化するだろうから、ちょうど4月末〜5月初旬のGW頃に羽化する計算だ。
微妙だ。このエノキが生えている場所は通勤途中での観察には向いているが、会社が休みだとなかなか観察に来られない。もちろん、自宅から歩いて20分ほどだから来ようと思えば来られるんだけど、GW期間中は家族サービス優先にせざるを得ない。運が悪ければ、悉く羽化を確認できないということになりそうだ。

アカボシゴマダラ幼虫〜7頭?9頭?

4月15日:アカボシゴマダラ幼虫〜9頭

4月13日に「最後の1頭が越冬休眠から覚め、活動再開」「このエノキの幼木には、現在7頭のアカボシゴマダラ幼虫が居ます」と書いたが、実はもっと居たようだ。

昨日の4月15日、いつものようにエノキの幼木を覗いた。葉が茂ってきて幼虫の居場所の確認がだんだん大変になってきている。「ええと、1、2、…」、4〜5頭目くらいまでは容易に見つかったのだが、その後はなかなか見つからない。

「お、6、… … …、あ、居た。7、8、…、え?8?」

7頭のはずが8頭目が見つかったのだ。
慌てて慎重に数えなおしたところ、結局9頭の幼虫を確認した。

越冬休眠中、確かに9頭居たのは確認しているが、4月7日に1頭が鳥かなにかに襲撃され、さらにもう1頭が行方不明になっていた。行方不明の1頭が今回見つかったのでとしても、もう1頭は間違いなく殺られていたから、最後の9頭目は越冬休眠中に確認できていなかった個体だろう。

なお、9頭中8頭は終齢幼虫だが、1頭だけは明らかに終齢幼虫ではない。

4月16日:アカボシゴマダラ幼虫〜7頭

昨日は9頭確認できたが、日に日に葉が茂っていくので、今日はまた7頭しか確認できなかった。

昨日、今日とカメラのバッテリーを会社の充電器上に忘れてきたので、画像はなし。

アオスジアゲハ受難

以前エントリーに書いたアオスジアゲハの幼虫や蛹がたくさん見つかったクスノキが伐られた。

伐られたクスノキ

撮影日時:2009/04/14

撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8

越冬中の蛹がたくさん付いてたのに。越冬蛹からの羽化は、だいたい5月のGW前後くらいが目安。あとたった2週間だったのに。

今回のこの伐り方、酷いね。手入れするための伐り方じゃない。かといって根元から伐ったわけでもない。なんでこんな伐り方したんだろ。

アカボシゴマダラ幼虫〜7頭が活動再開

4月10日までに6頭の活動再開を確認していたエノキの幼木にて、最後の1頭が越冬休眠から覚め、活動再開しているのを確認しました。このエノキの幼木には、現在7頭のアカボシゴマダラ幼虫が居ます。

で、例によって7頭の画像を貼ります。

アカボシゴマダラ幼虫その(1)
アカボシゴマダラ幼虫その(2)
アカボシゴマダラ幼虫その(3)
アカボシゴマダラ幼虫その(4)
アカボシゴマダラ幼虫その(5)
アカボシゴマダラ幼虫その(6)
アカボシゴマダラ幼虫その(7)

撮影日時:2009/04/13
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:280×280
撮影機器:RICOH R8
撮影設定:マクロモード

可哀想なアカボシゴマダラ幼虫は…?

無惨に伐採されたエノキで生き残っていた3頭のアカボシゴマダラ越冬幼虫はどうなったでしょうか。ちょっと確認に行ってきました。

3頭のうち2頭は行方不明です。でも、1頭だけまだ生き残ってる…?居場所を少し変えてますが、越冬形態の個体が1頭確認できました。他の2頭は鳥に食われてしまったのか、それとも食糧を求めて流浪の旅に出たのか…。

まだ生き残っていた可哀想なアカボシゴマダラ幼虫

撮影日時:2009/04/13
撮影場所:川崎市高津区新作4
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8
撮影設定:マクロモード

アカボシゴマダラ幼虫〜6頭が活動再開

一昨日に4頭が活動再開していたエノキの幼木で新たに2頭の活動再開を確認した。これで、この幼木で越冬休眠していたアカボシゴマダラ幼虫のうち、活動再開を確認した幼虫は6頭、まだ休眠継続中の幼虫は1頭のみとなった。

結構、居場所が移動しており、6頭のうちどれが新たに活動再開した個体なのかはよくわからないので、6頭分画像を公開。数が多いので、いつもより小さめの画像にしておこう。

アカボシゴマダラ幼虫(その1)
アカボシゴマダラ幼虫(その2)
アカボシゴマダラ幼虫(その3)
アカボシゴマダラ幼虫(その4)
アカボシゴマダラ幼虫(その5)
アカボシゴマダラ幼虫(その6)

撮影日時:2009/04/10
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:280×280
撮影機器:RICOH R8
撮影設定:マクロモード

エノキの葉を元気に食べている様子を動画に撮ってきたので、それも貼っておく。こんな感じ。

休眠継続中の個体の写真も載せておこう。

休眠継続中の個体の写真

撮影日時:2009/04/10
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8
撮影設定:マクロモード

今年初見のクロアゲハ成虫

午後に多摩川沿線道路を車で走行中、前をクロアゲハが横切って飛んでいきました。クロアゲハの成虫は今年初見です。(正確な目撃位置はうろ覚え。登戸〜二子新地間なのは確かだが。)

三ツ池公園の桜

午後からは、三ツ池公園へ桜を見に出かけました。ちょっと盛りを過ぎちゃったかな〜、という感じではありましたが、充分に見応えのある桜が拝めました。ところが、写真に撮ろうとしても良い感じに撮れない。せっかくの青空なので空の色と桜の色を両立させたいのですが、それはどうやら無理。青空の色を出すと桜の花は真っ白だし、桜のほのかなピンク色を出すと空の方が真っ白だ。こんな時、ワイドダイナミックレンジを売り物にした今春の注目コンパクトデジカメ、FUJIFILM FinePix F200EXRRICOH CX1だと両方のいいとこ撮りが出来るんだろうな、と思う。

三ツ池公園の桜

<三ツ池公園の桜>
撮影日:2009/04/08
撮影場所:横浜市鶴見区 三ツ池公園
画像サイズ:320×427
撮影機器:RICOH R8

(↑)気に入らないからといって、1枚も載せないのはどうかと思うので載せてみる。わざと逆光で水面の反射を入れてみたもの。但し、空の色は見事に白トビしている。

桜の花のアップ

<桜の花のアップ>
撮影日:2009/04/08
撮影場所:横浜市鶴見区 三ツ池公園
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8

(↑)桜の花のアップをマクロモードで撮影。こっちは割とまともに撮れていると思う。

ベニシジミ

<ベニシジミ>
撮影日:2009/04/08
撮影場所:横浜市鶴見区 三ツ池公園
画像サイズ:320×240
撮影機器:RICOH R8

(↑)ちょっと翅が傷んでいるけど、ベニシジミが居たのでパチリ。

シジュウカラ

<シジュウカラ>
撮影日:2009/04/08
撮影場所:横浜市鶴見区三ッ池公園
画像サイズ:320×240(トリミング)
撮影機器:RICOH R8

(↑)シジュウカラも居た。

アカボシゴマダラ幼虫〜4頭が活動再開

昨日の今日ですが、観察中のアカボシゴマダラ休眠幼虫7頭のうち4頭が休眠から覚め、活動再開しました。

では、活動再開した4頭の画像をどうぞ。

活動再開したアカボシゴマダラ幼虫その1

撮影日:2009/04/08
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8

活動再開したアカボシゴマダラ幼虫その2

撮影日:2009/04/08
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8

活動再開したアカボシゴマダラ幼虫その3

撮影日:2009/04/08
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8

活動再開したアカボシゴマダラ幼虫その4

撮影日:2009/04/08
撮影場所:川崎市高津区久本
画像サイズ:320×320
撮影機器:RICOH R8

個人的な発見。

  1. 越冬幼虫はその場で脱皮してから、活動再開する。脱皮には相当なエネルギーが要ると思うのだが、越冬中摂食していないのに凄いな、と。

  2. 脱皮後の幼虫の背中の色彩は、開きかけのエノキの新葉にそっくり。見事な保護色だ。

これで、このエノキで休眠継続中の幼虫はあと3頭。

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