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5. the others Archive
丹沢大山総合調査学術報告書(2007)
- 2010-06-21 (月)
- Books
神奈川県のWEBページで表題の学術報告書を見つけたので、そのうち、特に蝶関連の報告書2編(PDF)と丹沢大山動植物目録のチョウ類(PDF)に目を通してみた。今年、たまたま西丹沢へ連続して遠征に出かけていて、その経験を踏まえて読んだので結構興味深く読めた。
アオバセセリ
丹沢大山動植物目録に次のような記述がある。
西丹沢では時折、多数の個体が目撃されることがあり
この多数
というのがどの程度の数を指しているのか不明だが、確かにアオバセセリの目撃頻度は高かった。天候不順にも関わらずだ。アオバセセリが多いということは、同じアワブキを食するスミナガシも多くて良いはずだが、こちらは全く見かけなかった。但し、目録のスミナガシの項には次のように記述されている。
全域に生息し、河原や林道の水たまりで吸水する個体がよく目撃され、また、獣の汚物や樹液などにも集まる個体が多い。
うーむ、目撃できなかったのは天候不順のためか。ある意味、アオバセセリは天候不順にも関わらず多く見られたのはラッキーだったのだろう。
カラスアゲハ・ミヤマカラスアゲハ
目録のミヤマカラスアゲハの項にこうある。
アゲハチョウ類中、前種(カラスアゲハ)とともに最も安定して生息している。
むむむ、オナガアゲハばかりだったけど…。 夏、それから来年に期待しよう。
ヒメシロチョウ
近年では西丹沢県境の三国峠周辺の草原のみに生息している。
むむむ、やはり明神峠から林道を下り始めてすぐにみかけた小さなシロチョウはヒメシロチョウだった可能性が高そうですねえ。時期的にも合ってるし。
詳しくは書きませんが、この「三国峠周辺」は他にも興味深い蝶が多いようです。次の遠征先はほぼ決定です。
トラフシジミ
丹沢一帯には広く分布しているが、一般的に個体数は少ない。
ふむ? トラフは2回も産卵シーンを見せてくれたので、あまり「少ない」という印象じゃないんですけど。まあ、印象はともかく、実際に見たのは3頭(4頭だったかな?)ですけど。
とにかく、良い目録が手に入ったので、しばらくこの目録を頼りに西丹沢へ通おうかな。
アサギマダラ
アサギマダラのことを書き忘れていたので追記。 アサギマダラは、今年2回の西丹沢遠征(5月22日・6月5日)で2回とも目撃しているが、特に6月5日の世附林道で薄暗い樹林内を産卵場所を求めるかのように彷徨う姿が印象に残っています。 アサギマダラについては「目録」よりも「丹沢主稜の森林衰退とチョウ相の変化」という報告書の方から記述を引用する。
丹沢主稜部ではタンザワイケマとこれを食する昆虫の増加が注目されているが、本種もこの植物を利用することで増加している可能性がある。
タンザワイケマは鹿が食さず、鹿の食害によりササ類が衰退した丹沢全山で繁茂し始めているようです。
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Blog 紹介:フィールドノート
- 2010-03-06 (土)
- Blog 紹介
フィールドノート は、私の Local Field である生田緑地や東高根森林公園の蝶についてGoogle検索しているうちに行き当たったBlogです。ところで、このフィールドノートの2005年11月27日のエントリーにはこう書かれている。
2005年11月下旬 川崎市高津区
朝起きると今日も気分の良い晴天だが、昼までに絶対に帰ってこなくてはならない。そこで、家から近いシラカシ林のある公園に出かける。ここは、駐車場が土日は有料なのと人が多いので今まで敬遠していた。
-中略-
森林公園というだけあって思った以上に自然が残されており、近くにありながら、今まで見落としていたことを反省。
高津区内の森林公園といえば東高根森林公園に決まっている。探蝶逍遥記のfanseabさんも割とお近くにお住まいと思っていたけど、このフィールドノートのBlog管理人さん(toshi-sanTさん又はtheclaさんと仰るらしい)のお宅の方が少し我が家に近いようだ。
探蝶逍遥記のfanseabさんもフィールドノートのtoshi-sanTさんも、Blogを拝見する限り活動範囲が広く、私とは比べものにならないんだけれども、たまには地元Fieldの情報も載せてくださるだろうから、今後大いに参考させていただこうと思う。
追記
よくよく見たら、以前にソテツ探索というエントリーの中でも一度引用させていただいたBlogでした。SIDE BAR のリンクにも入れておこう。
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2月のエントリが0件な件について
- 2010-02-28 (日)
- Blog 更新
だって書くことが何も無かったんだもの。
通勤途中に多摩川へ寄ってみたりはしたが、やはり朝の9時前後に20分程度歩いてみるだけでは、蝶の姿を拝むことはできなかった。数少ない休みは、雨だったり雪だったりと、天候にも恵まれない。唯一、気温が上がった24日が休みだったのでチャンスだったのだが、娘を連れて家を出られたのが15時過ぎ。森林公園に着いたのはもう15:30頃で、駆け足でひと巡りしたけれど蝶の姿はなかった。(近所の中学校校庭を飛ぶキタテハの越冬成虫は見られたけど)
これではいかん、ということで3月は午前半休を13日と14日の2日連続で確保することにした。本当はもっと早いタイミングで確保したかったんだけど、家庭の都合で休まなきゃならない日もあるので、第一週はちょっと無理でした。当日は、天気が良ければ多摩川、東高根森林公園、生田緑地あたりを徘徊する予定。
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散策できず。
- 2010-01-20 (水)
- Blog 更新
朝の天気予報で、今日は日中17℃くらいまで気温が上がると言っていた。
今日は水曜日なので会社は休みだが、いろいろ家の用事が立て込んでいて忙しい。でも、このところ冷え込みが続いていて、暖かい日は久しぶり。今日くらい気温が上がるとムラサキシジミが見られるかなあ。何とか正午前後くらいに東高根森林公園あたりに行けないかなあ。と思ってじたばたしてみたのだけれど、やっぱり無理でした。(残念)
切ないなあ…。
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TagとCategoryで悩み中
- 2010-01-12 (火)
- Blog 更新
前Entryで、
- これまでCategoryで関連づけしてきた「どこで」(目撃場所)をTagに変更する。
- これまでTagに関連づけしてきた「何を」(種名)をCategoryに変更する。
と書いて、その後今までに付けたTagとCategoryを全部消した後になって、今さらながら再考中。その理由は…、
Categoryで蝶の分類をやると長くなりすぎるんじゃないだろうか。
もちろん、基本的に自宅から日帰りできる範囲でしか遠征するつもりはないので、日本産の蝶約200種を分類する必要はないけれども、順調に種類数が増えていけば数十種程度のリストになる。1種毎に1行を消費するCategoryよりもTagの方がやっぱり良いのではないか?などと考えてしまっている。
いずれにしても、既に以前のTagとCategoryは全部消してしまったから、最初からやり直しなんだけど…。
Field Work
年が明けてから、まったく Field に出ておりません。しかも、しばらく休みの予定が無いので当面出られそうにないです。また、自転車出勤途中に多摩川でジャコウアゲハの越冬蛹でも探してみるか…。
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反省と抱負
- 2010-01-04 (月)
- Blog 更新
昨年の反省と今年の抱負をば。
反省/各Entryの日付=公開日に拘らないことにしようと思った件
過去ログを読み返してみて、記録性の乏しさに改めて反省。
文章力が無い点は精進するとして、どうも私はEntryを書くのが遅いようだ。 遠征や調査に出かけた後、そのEntryを書くのに数日~1週間程度はざらにかかっている。今までは各Entryの日付は公開日にしてきたが、それだとある蝶の目撃記録がいつのことだったのか、Entryの日付では分からず、本文を読まなければならないことに今さらながら気付いた。
一応、このBlogは私の Field Notebook. になるのだから、「いつ」「どこで」「なにを」目撃したのか、各Entryの表題部周辺で概ねのところが分かるようになっていないと、記録の検索性を失ってしまう。だから、記録と公開日のズレを無くし、各Entryの日付=目撃した日となるようにすべきではないかと思った。
もうひとつ。これまでは「どこで」をCategory、「何を」をTagで関連づけしてきたが、これは逆にすべきではないかと思い始めた。Tagと違ってCategoryは階層化できるので、蝶の種名を科/属/種で分類することができるからだ。
ということで、今年からは次のような方針でEntryを書いていく。
- 各Entryの日付を「いつ」(目撃した日)とする。(公開日に拘らない)
- これまでCategoryで関連づけしてきた「どこで」(目撃場所)をTagに変更する。
- これまでTagに関連づけしてきた「何を」(種名)をCategoryに変更する。
この変更方針に合わせて、過去ログについても少しずつ修正をかけていく予定。 面倒だけど、まだEntry数が3桁に達したばかりの今のうちにやっておいた方が絶対良いと思う。
抱負/今年のターゲット
今年は、諸般の事情により昨年ほど遠征に出かけることはできないだろうと思われる。したがって、基本的には My Field と言える東高根森林公園、生田緑地、多摩川を中心とした活動となるはずです。
例えば、今年は多摩川のコムラサキをしっかり撮りたいところです。また、森林公園や緑地のハンノキ林のミドリシジミも見てみたいところです。ナガサキアゲハも、結局昨年は撮れていません。普通種のルリシジミですが、どうも私はヤマトシジミしか見たことが無いようで、ルリシジミの写真を撮っていません。わざわざ遠くまで出かけなくても、まだまだターゲットは一杯居るようです。
それでも、昨年に引き続きミヤマカラスアゲハだけは撮りに行きたいですね。また日原へ行くのか、それとも丹沢か、あるいは伊豆へ向かうのか、行き先は直前に決めたいと思いますが、春と夏の2回、この蝶にターゲットを絞って遠征を組むことにしたいと思います。
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しばらく更新を怠っていた言い訳
- 2010-01-04 (月)
- Blog 更新
2010年になりました。明けましておめでとうございます。 新年ですので、一応昨年の反省と今年の抱負などを書いてみたいところですが、その前にしばらく更新を怠っていた言い訳をさせていただきます。
しばらくBlog更新を怠っていた言い訳
前回Blogを更新した11月中旬以降、出勤途中に東高根森林公園や生田緑地へ立ち寄っても蝶の姿を見ることが出来なくなっていました。越冬中のムラサキシジミやムラサキツバメなどをもっと見たかったのですが、出勤途中に立ち寄れる朝の9時前後では時間が早すぎるようです。
そこで、会社が休みの水曜日に娘を散歩に連れ出して訪れてみたのですが、学校が終わってからだと今度は時間が遅すぎて蝶の姿を見ることが出来ない。娘の下校前にひとりで出かければ良いのですけど、家内と一週間分の食料買い出しに出かけなければならないので、それも出来ない。「買い物なんて夕方すれば?」と思われるかもしれませんが、夕方からは下の息子をスイミングスクールへ連れて行かねばならないし、買い物は午前中でないと出来ないのだ。
ということで、書くネタが全く無いために更新が途絶えてしまった。せめて他の方のBlogを拝見した感想でも書いておけば良かったかな。
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ソテツ探索
- 2009-10-27 (火)
- Blog 更新
この秋、首都圏沿岸部ではクロマダラソテツシジミの話題で持ちきりのようだ。私がこの話題を初めて知ったのは、このBlogからもリンクを張っている小畦川日記の9月23日のエントリーで採り上げられたからです。
今日は、フィールドノートのtheclaさん、my蝶アルバムのgrassmonblueさんなどから情報をいただいて、最近東京に出現したクロマダラソテツシジミを見に行ってきました。 →小畦川日記 : 東京進出のクマソ
この時点では特定場所での局地的発生のようだし、場所はぼかされていてはっきり分からないし、ということで「私には関係ない」と思っていました。
ところが続いて、探蝶逍遥記で千葉・房総半島南部での発生が報告されます。
シルビア狙いで出かけた房総半島。しかし、クマソと格闘する思わぬ展開にビックリしました。 →探蝶逍遥記 : 房総半島のクロマダラソテツシジミ(10月11日)
東京、千葉と来れば神奈川でも…!? 検索してみたところ、すでに神奈川県内でも発生が確認されているようです。
横須賀市自然・人文博物館の内舩俊樹学芸員によると、9月24日に逗子市内で確認され、その後、横浜市金沢区から大磯町にかけて生息地が広がっているという。 →ソテツ食い荒らすチョウ県内初確認、生息範囲拡大中/神奈川 : カナロコ — 神奈川新聞社
う~む、それでも発生地は沿岸部に偏っているようだ。ソテツなんてどこに行けばあるのか分からないし、やっぱり自分には関係ないかな…?と思いつつも気になるので、あちこちのBlogを巡りながら情報を探していた。そしてこんな情報を見つけた。
※クマソは本日青葉区でも見つかったそうだ。いよいよ神奈川内陸侵攻のようだ。そろそろ我が家の近くで見ることが出来るかもしれない。 →フィールドノート : 2009年10月中旬 連休初日は湘南の・・・・
神奈川内陸侵攻!? しかも、このBlogエントリーは10月10日だ。この記事を見つけたのは22日ごろだったから、もう10日以上経ってる。
さらに、こんなのも見つけた。世田谷での発生記録です。
今日は温暖化の話。我が家の玄関前に放置してあった鉢植えのソテツが新しい葉を伸ばしている。その周りをシジミチョウが舞っており、普段見るシジミチョウと微妙に異なる舞い方に、また違った種類ではないかと思った。昨日、ソテツの葉がしおれている箇所を調べると幼虫がいた。ああ、やはり、クロマダラソテツシジミが繁殖していたのであった。 →多摩川日記-Part2: ■クロマダラソテツシジミ幼虫 東京 世田谷
世田谷といっても広いが、同Blogの9月20日のエントリーに、次のようなコメントが投稿されていて、だいたいの場所が分かる。
実はあの後、お宅から920mほど離れた田園調布5丁目で、新芽が1本生えていたソテツに何と1♀がとまっていました。 →多摩川日記-Part2: ■クロマダラソテツシジミ幼虫 いまだ発生止まず
田園調布5丁目と、そこから1km圏内の世田谷区といえば尾山台あたりでしょうか?いずれにせよ、そこから多摩川を渡れば等々力緑地ですから、もう私のテリトリー内です。どうやら「関係ない」と言っていると後悔することになりそうな状況なので、身近なソテツの在処だけでも把握しておいたほうが良さそうです。
出勤ルート上のソテツ探索
24日の出勤時、いつもよりゆっくり自転車を漕ぎながら、ルート上にソテツが見あたらないか探してみた。どこにでもある木ではないが、探してみると意外とあるものだと思った。
- 川崎市高津区の小学校敷地内
- うちの子どもの通っている学校とは、別の小学校。左のは間違いなくソテツだろうけど、右のでかいのは、どうも違う気がする。
- 川崎街道沿いの園芸店
- 園芸店の店頭にソテツがあった。
- 世田谷区喜多見と大蔵
- 左が喜多見の民家軒先、右が大蔵の公園で見つけたソテツ。この手前の狛江市内でも民家庭先に立派なソテツがあった。川崎市内よりも都内の方が庭付きの家が多いのでソテツ率が高い気がする。
- 砧の園芸会社のソテツ
- この他にも何本かあって、ここのソテツは凄い。こんなとこで発生したら、とんでもないことになりそう。
さらに都心部に進むと、マンションやビルが多くなるのでソテツの植え込みは無くなったが、鉢植えのソテツがいくつか見つかった。
ぱっと見には、いずれも今のところ食害を受けている様子はなかった。もう10月終わりなのでいつまで発生するものか分からないが、しばらくの間定期的に様子を確認してみようと思う。
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Plugin:WassUp 1.7.2.1 & WP-SlimStat-Ex v2.0
- 2009-09-24 (木)
- WordPress 関連
別Blogのコンテンツを分離・移行させる形で本Blogを立ち上げてから3ヵ月経ちました。未だに新しいコメントも付かないし、トラックバックも無い、ということでほとんど誰も訪れてくれてないんだろうなあと内心思いつつも、現実を目の前に突きつけられたくなくて導入していなかったアクセス解析プラグインを、思い切って導入してみることにしました。たぶん、思いっきりへこむことになるんだろうな…。
さて、今回のPlugin導入にあたって参考にしたのは下記サイトです。
- WordPressでのアクセス解析はどれがベスト? | hereticanthem co.,ltd.
- WebTecNote – [WP]wordpressアクセス解析プラグインメモ
- アクセス解析 WP-SlimStat日本語版 « BirDesign
何のことはない、Google で「WordPress」「アクセス解析」で検索した結果の、それぞれ1位、2位、4位です。(この3サイトだけで充分、お腹いっぱいになってしまったので以下はチラッと見る程度で省略しました。
検討した結果、WordPress の Plugin として動作するものが良い、と考えて Wassup 1.7.2.1 と Wp-SlimStat日本語版 の2つを試しに入れてみることにしました。
ところが、Wp-SlimStat日本語版の方が何故か日本語表示されない。おかしいな、と調べているうちに、Wp-SlimStat の発展版のような WP-SlimStat-Ex v2.0 というPluginを見つけたので、こっちに代えました。こちらも、最初のうち設定画面をどうやって出すのか悩みましたが、何とか解決しました。WP-SlimStat-Ex v2.0 の導入に参考にしたのは下記のサイトです。
まだ入れてみたばかりなので、どちらが使いやすいか何とも言えません。しばらくの間併用してみて、そのうちどちらかに絞ってみたいと思います。
9月28日:参考キャプチャ画像
WassUp のキャプチャ画像
SlimStat のキャプチャ画像
SlimStat の FreshView 機能でのグラフ表示
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Blog探訪:小畦川日記
- 2009-09-19 (土)
- Blog 紹介
- 小畦川日記 : by ダンダラさん
蝶の写真が中心になっているBlogをあちこち見ているうちに小畦川日記というBlogに行き当たった。
「…小畦川って、あの小畦川?」
その小畦川だった。私の実家のすぐ裏手(20~30mくらい北側)を流れている川が小畦川だ。このBlog管理人のダンダラさんという方は、私の実家よりももう少し下流(車で10~15分くらいかな?)に住んでいらっしゃるらしい。とゆーか、広角で撮った写真の背景でだいたいどのへんか分かるくらい近い。
小畦川のギンイチモンジセセリ
その小畦川日記(2009/08/23)によれば、小畦川流域でギンイチモンジセセリが見られるらしい。
ええ~、凄いショック。
私は中学~高校生時代に昆虫採集を趣味にしていましたが、その当時、ほぼ地元に住んでいながらギンイチモンジセセリなんてお目にかかったことがありませんでした。
実は山と渓谷社の「新装版 YAMA-KEI FIELD BOOKS 5 蝶」でも、ギンイチモンジセセリの撮影地は埼玉県川越市となっているので、以前から、川越市内でまとまった田園地帯といえば上戸・鯨井から私が通っていた高校のある山田にかけて、つまり入間川・小畦川・越辺川流域だよな~、今度実家に帰ったときにあのへん歩いてみようかな~、とは思っていました。さらに言うと、ちょうどこのあたりは私が高校通学のために毎朝・毎晩自転車で往復していたルートにあたるので、毎朝の通学時にちょっと気を付けて見ていれば、出逢えていた可能性があります。
とはいえ、当時の自分を振り返ってみると、通学時は毎朝遅刻ギリギリで全速力でしたから、そんな余裕は無かった気がします。それに運動部に所属していたせいもあって、昆虫採集に出掛けられるのは年数回程度。となると、いざ採集に行くときは地元はまったく眼中に無く、「伊豆ヶ岳・吾野周辺」「奥多摩」「雲取山」「大菩薩峠・日川林道」といった有名採集地にばかり出掛けていました。そういうのばかりが、昆虫採集ではないな、と今さらながら自分の若かりし頃を反省することしきりです。
それどころか、今年の撮影行を振り返ってみても、一日休暇が取れると日原、西丹沢、伊豆等へ出掛けています。地元が眼中に入ってないのは、昔とまったく変わってないなと、ここでも反省しました。
ということで、来年はもう少し地元の調査もしっかり行ってみたいと思います。
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