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10月22日:生田緑地のクロコノマチョウ その2
21日に撮ったクロコノマチョウの写真が、やや薄暗い撮影環境で綺麗に撮れなかったので、出勤途中にもう一度行ってみた。時間の余裕はわずか10分。ところが、実際には20分近く撮影していて、会社に遅刻してしまった。
ということで、遅刻してまで撮影してきた写真を2点公開。
- クロコノマチョウ
- 日時:2009/10/22
- 場所:生田緑地(川崎市多摩区)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:32mm-Equiv. ISO=400 SS=1/540 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- Memo:
翅裏が黒いタイプ。前エントリーの翅裏が黒いタイプの写真は、実際の色とはだいぶ違った感じに撮れてるのが判る。今回の写真の色の方が実際の色。以前から感じてはいたが、やはり RICOH R8 は暗所が苦手のようだ。
- 羽化直後のクロコノマチョウ
- 日時:2009/10/22
- 場所:生田緑地(川崎市多摩区)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:32mm-Equiv. ISO=200 SS=1/30 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- Memo:
撮影中から「翅の感じが他の個体と違うな」と思っていたのですが、よく見たら羽化したばかりの個体でした。足下に蛹の抜け殻が見えます。翅裏は枯れ葉色。まだ羽化のシーズンなんですね。ジュズダマの株周辺を丹念に探せば、羽化前の蛹ももしかしたら発見できるかも。
溝の口駅前のエノキ
昨冬、アカボシゴマダラ幼虫の越冬を観察した溝の口駅前のエノキ幼木だが、今年は夏にかなり食べ尽くされてしまったので枝に葉があまり残っていない。幼虫の姿も、ぱっと見には見当たらない。今年は越冬観察は無理なのかもしれない?
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10月21日:生田緑地のクロコノマチョウ
- 2009-10-23 (金)
- 生田緑地
娘を連れての恒例の散歩。この日は生田緑地へ。もちろん、10月11日のリベンジで、ムラサキツバメが撮れればいいな、という淡い期待がありました。
噴水広場
この日、緑地に到着したのはちょうど15:00ごろ。やや日が傾きかけてきていたものの、天気も良いし、まだ充分明るくて暖かかったので、少しは蝶の姿が見られると思っていました。ところが、まっすぐに訪れた噴水広場にはムラサキツバメどころか、もうすでに蝶の姿はまったく無くなっていました。見事になーんにも居ません。…がっくり。
陽当たりの良い噴水広場で蝶をまったく見られなかったので蝶のことは完全に諦めましたが、本来の目的の散歩は続けました。奥の池から階段を登って伝統工芸館脇を通り、そのまま谷間の探勝路を下ってホタルの里へ向かいました。
ホタルの里
ホタルの里の水田周辺にはジュズダマの群落があります。7月10日にクロコノマチョウを初めて見つけたのが、このホタルの里でした。「さすがにもう幼虫は居ないだろう」と思いつつ、ジュズダマの群落を覗き込んでみたところ、秋になって見通しの良くなった根元の方で、蛹の抜け殻を複数見つけました。
- クロコノマチョウの蛹(抜け殻)
- 日時:2009/10/21
- 場所:生田緑地(川崎市多摩区)
- サイズ:3648×2736 → 280×210(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:136mm-Equiv. ISO=800 SS=1/16(1枚目)、1/45(2枚目) 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- Memo:
ジュズダマの群落は何箇所かあるのですが、1箇所を大雑把に見ただけで抜け殻を4つも見つけました。真面目に探せばたくさん見つかりそうです。
さて、「もう良いや」と歩き始めたのですが、ふと木道から見下ろした地面の上に、不審な木の葉が目に留まりました。
「妙に黒いな…、形も蝶っぽく見えないこともない…」
半信半疑で木道上に転がっていた砂利をいくつか近くに投げ込んでみましたが、すぐ近くに落下してもピクリともしません。
「なんだ、やっぱり木の葉か」
と再び歩き始めた私の目に、今度こそ間違いなくクロコノマチョウの姿が目に留まりました。
「やった!」
大喜びで撮影を開始。しかもその1頭だけでなく、間もなく付近に3頭ほど別の個体を見つけました。さらに、先ほど砂利石を投げた不審な木の葉も、もう一度良く見たらクロコノマチョウでした。(笑
- クロコノマチョウ
- 日時:2009/10/21
- 場所:生田緑地(川崎市多摩区)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:200mm-Equiv. ISO=800 SS=1/64 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- Memo:
ターゲットはじっと静止していたけれども、撮影姿勢にちょっと無理があって手ブレが心配だったため、ISO感度を800にして撮影した。それでも、シャッタースピードは1/64までしか上がってない。撮れた写真はノイズだらけ。それでもBlog用に600×450pixelに縮小すれば見られないことはない…よね?翅裏の色は枯れ葉色。
- クロコノマチョウ
- 日時:2009/10/21
- 場所:生田緑地(川崎市多摩区)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:36mm-Equiv. ISO=400 SS=1/16 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- Memo:
上の個体と違って翅裏の色が黒い。翅裏の色が茶色の個体と黒い個体が居たが、♂♀の判定とは関係ないようだ。この写真は木道を降りて水田の畦から撮影。目に留まったこの個体に近づくために10mほど歩く間に、目に入っていなかったクロコノマチョウが3頭も飛び出した。思った以上に多数発生しているようだ。また、秋型の方が夏型よりも大型と図鑑にあるのは知っていたが、これほど大きいとは思っていなかったので、正直驚いた。
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10月11日:生田緑地と多摩川中流域
10月11日(日)にまた午前半休が取れたので、前回調査に引き続き地元重視ということで、生田緑地と多摩川の中野島地先へ行ってきました。
今回は、前日までは3箇所の行き先候補を考えていました。
- 多摩川/中野島地先 (前回撮れなかったコムラサキ♂に期待)
- 多摩川/万願寺地先・谷地川合流点付近 (ツマグロキチョウに期待)
- 生田緑地 (ムラサキツバメに期待)
多摩川/万願寺地先と谷地川合流点付近は、多摩川の自然のニュース:2009年7月~9月によれば、多摩川流域では絶滅寸前のカワラケツメイの唯一(じゃなくて唯二ですね)の自生地だそうです。食草自体が絶滅寸前ということでツマグロキチョウが発生できているのか、心許ない部分もありますが、調査対象としては非常に価値が高そうです。但し、カワラケツメイ自生地のピンポイントの情報が無いので、午前半休程度では時間が足りなそうなのと、台風一過後間もなく河原の様子が心許ないので今回は見合わせました。
一方の生田緑地については、前日の10日にマンションのエントランスムラサキツバメの擦れ個体を見かけたせいで、急に気持ち的に盛り上がってきました。地図で見ると生田緑地と中野島は割と近いし、そのまま午後出社するのにルート的にもちょうど良いので、今回は「両方廻る」という予定にしました。
生田緑地
まずは生田緑地です。いつもは緑地中央部にある噴水池周辺は無視(プラネタリウムに立ち寄るだけ)なのですが、この付近はマテバシイが多いのを知っていたので、今回は真っ先に向かっていきました。
- ムラサキシジミ♀
- 日時:2009/10/11
- 場所:生田緑地(川崎市多摩区)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:200mm-Equiv. ISO=100(Auto) SS=1/470 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- Memo:
ムラサキシジミが居ました。しかも、バッチリ翅を開いてくれました。昨年の秋にも一度撮っていますが、今回の方がずっと擦れの少ない綺麗な個体です。(噴水池付近)
- ムラサキシジミの吸蜜
- 日時:2009/10/11
- 場所:生田緑地(川崎市多摩区)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:32mm-Equiv. ISO=200 SS=1/500 中央重点測光 +0.7EV WB=昼光
- Memo:
サザンカの花で吸蜜するムラサキシジミです。♂♀の判定は翅表面での判定法しか知らないので不明。(噴水池付近)
実は、同じポイントでムラサキツバメも1頭目撃しています。有尾であることをこの目でしっかり確認しつつカメラを構えたのですが、AF動作が終わらないうちに逃げられてしまいました。逃げられつつも、高所へ移動したムラサキツバメを粘り強く目で追い、再び降りてくるのを待っていたのですが、そこへ現れた邪魔者がウラギンシジミ♂。マテバシイの梢の上で占有行動を取っていた♂の1頭が、突然ムラサキツバメを追飛しはじめたので、あっという間にムラサキツバメは飛び去ってしまいました。その後、諦めきれずに30分以上もその場で粘っていましたが、結局戻ってきませんでした。残念!
- ウラギンシジミ♀
- 日時:2009/10/11
- 場所:生田緑地(川崎市多摩区)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:66mm-Equiv. ISO=100(Auto) SS=1/310 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- Memo:
10月4日に中野島地先で♀だけ翅を開いた構図で撮れてませんでしたが、今回生田緑地でバッチリ撮れました。ちょっと擦れ気味ですが。(噴水池付近)
- ウラギンシジミ♂
- 日時:2009/10/11
- 場所:生田緑地(川崎市多摩区)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized&Trimmed)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:94mm-Equiv. ISO=200 SS=1/810 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- Memo:
今回撮ったウラギンシジミ♂の写真の中で一番気に入ったのがこれ。とっても可愛くてひょうきんな顔が撮れました。(浄水場通りの専修大学入口信号付近)
- アカタテハ
- 日時:2009/10/11
- 場所:生田緑地(川崎市多摩区)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized&Trimmed)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:32mm-Equiv. ISO=200 SS=1/570 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- Memo:
ヒメアカタテハはよく見かけますが、アカタテハは久し振りに見ました。翅を一番開いてくれたこの写真をどうしても使いたかったので、カメラの影が入ってしまっていたのをトリミングしました。(噴水池付近)
- ヒメアカタテハ
- 日時:2009/10/11
- 場所:生田緑地(川崎市多摩区)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:32mm-Equiv. ISO=400 SS=1/1620 中央重点測光 -0.7EV WB=昼光
- Memo:
アカタテハとの見比べ用に。こうして並べて見ると、アカタテハは*赤黒い*と言っても過言じゃないほど紅色が濃いね。多摩川のサイクリングロードでも、時々*赤黒い*と感じるタテハが飛んでいるのに出逢うので、多摩川でもアカタテハを見ることは出 来そうだ。(西口駐車場付近)
天気が良かったので、雰囲気を変えて青空をバックに高所に停まった蝶を遠距離から撮ってみた。手振れが酷くて上手く撮れないので、いつもはこんな撮り方はしないのですが、今回は割とマシに撮れてるみたい。
- ツマグロヒョウモン♀
- 日時:2009/10/11
- 場所:生田緑地(川崎市多摩区)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized&Trimmed)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:200mm-Equiv. ISO=100(Auto) SS=1/620 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- Memo:サザンカの花で吸蜜するツマグロヒョウモン♀。(噴水池付近)
- アオスジアゲハ
- 日時:2009/10/11
- 場所:生田緑地(川崎市多摩区)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized&Trimmed)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:200mm-Equiv. ISO=104(Auto) SS=1/189 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- Memo:
サザンカの花で吸蜜するアオスジアゲハ。シャッタースピードが遅くてちょっとブレてる。(噴水池付近)
- アオスジアゲハの飛翔
- 日時:2009/10/11
- 場所:生田緑地(川崎市多摩区)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized&Trimmed)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:200mm-Equiv. ISO=100(Auto) SS=1/380 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- Memo:
被写体ブレが酷いけど、割とタイミングが良かったので何とかアオスジアゲハに見える。(噴水池付近)
いつもの七草峠やホタルの里、谷間の探勝路の方も廻ったが、めぼしい写真は撮れなかった。予定では生田緑地は10:30~11:00までで多摩川に移動するつもりだったのに、噴水池付近で粘りすぎて出発したのは12時くらい。
多摩川/中野島地先・宿河原付近の土手
生田緑地で予定外に長時間過ごしてしまったので、多摩川では慌ただしい調査となった。まず訪れたのは、前回の調査地、中野島地先。前回見られなかったコムラサキの♂に期待して訪れましたが、♂どころかコムラサキ自体ほとんど見られない。柳の周囲を飛んでいるのを2頭ほど確認できただけで終了。1頭が高所に停まったのを青空をバックに1カットだけ撮影。
柳林周辺に繁茂したクズの上を前回はウラギンシジミやウラナミシジミが多数飛び交っていたが、今回はそれもまったく見かけない。柳林周辺は台風の増水時も中州になって水没していなかったように思われるのですが、それでも相当な影響を被ったようだ。
- コムラサキ♀
- 日時:2009/10/11
- 場所:多摩川/中野島地先(川崎市多摩区)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized&Trimmed)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:200mm-Equiv. ISO=400 SS=1/620 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- Memo:シャッタースピードを上げるために意図的にISO設定値を上げてみた。
次に宿河原付近の土手に移動。残った時間を土手斜面を飛び交う蝶の撮影に費やす。モンキチョウ、キチョウ、モンシロチョウ、キタテハ、ヒメアカタテハ、ツマグロヒョウモン、ベニシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリなどのお馴染みの蝶ばかりだが、数が多いので華やかだ。大型の黒いアゲハが1頭、バッサバッサと飛びすぎていった。無尾に見えたが、遠目にも破損が酷くて判定不能だった。
- モンシロチョウ
- 日時:2009/10/11
- 場所:多摩川/宿河原付近の土手(川崎市多摩区)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:155mm-Equiv. ISO=400 SS=1/760 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- Memo:逆光で翅の模様が透けて見える感じを狙ってみたが、イマイチだった。
- キタテハ
- 日時:2009/10/11
- 場所:多摩川/宿河原付近の土手(川崎市多摩区)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized&Trimmed)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:32mm-Equiv. ISO=400 SS=1/870 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
- Memo:
キタテハも陽を浴びて輝くと綺麗だ。ISO=400でも天候が良ければ充分使える写真が撮れるみたい。
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10月4日:多摩川調査(中野島地先)
- 2009-10-10 (土)
- 多摩川河川敷
9月22日の多摩川視察というエントリを書いてから、だいぶ間が開いてしまいましたが、ようやく取れた午前半休を使って、多摩川の河原の調査・撮影に行ってきました。いつもの日帰り遠征と違って「午前中限定」という時間制限があったにもかかわらず、往復の時間が不要な分かえって時間的な余裕はあって充実していました。…やっぱり、今後はもう少し近場の調査にも精力を傾けよう、と思った一日でした。
ウラギンシジミ
- ウラギンシジミ♂
- 日時:2009/10/04
- 場所:川崎市多摩区中野島地先(多摩川河原)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:200mm-Equiv. ISO=154(Auto) SS=1/250 マルチ測光 ±0EV WB=Auto
- Memo:
ウラギンシジミの♂はクズの周辺をさかんに飛び交っている姿が多数見られるが、互いに追飛しあうのでなかなか静止してくれない。ようやく撮れた翅を開いた1枚。
- ウラギンシジミ♂
- 日時:2009/10/04
- 場所:川崎市多摩区中野島地先(多摩川河原)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:200mm-Equiv. ISO=100(Auto) SS=1/290 マルチ測光 ±0EV WB=Auto
- Memo:こちらは翅を閉じたの1枚。クズの葉に舞い降りても、じっと静止せずにツツツ…と滑るように歩き回る様子が面白い。
- ウラギンシジミ♀
- 日時:2009/10/04
- 場所:川崎市多摩区中野島地先(多摩川河原)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized&Trimmed)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:200mm-Equiv. ISO=100(Auto) SS=1/440 マルチ測光 ±0EV WB=Auto
- Memo:
♀は♂に比べてあまり飛び回らないようで、目に付く数は少ない。欲を言えば♂の写真と同じくらい翅を開いた構図で撮りたかったんだけど。
- ウラギンシジミ♀
- 日時:2009/10/04
- 場所:川崎市多摩区中野島地先(多摩川河原)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:200mm-Equiv. ISO=100(Auto) SS=1/270 マルチ測光 ±0EV WB=Auto
- Memo:葉裏に静止した♀。露出を+方向に補正すべきだったかも。
ウラナミシジミ
- ウラナミシジミ♂
- 日時:2009/10/04
- 場所:川崎市多摩区中野島地先(多摩川河原)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized&Trimmed)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:200mm-Equiv. ISO=200(Auto ) SS=1/250 マルチ測光 ±0EV WB=Auto
- Memo:
クズの周辺ではウラナミシジミの姿も多く、数だけならウラギンシジミよりも多かったように思われる。翅を半開きにして静止している♂。
- ウラナミシジミ(雌雄不明)
- 日時:2009/10/04
- 場所:川崎市多摩区中野島地先(多摩川河原)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized&Edited)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:200mm-Equiv. ISO=119(Auto) SS=1/250 マルチ測光 ±0EV WB=Auto
- Memo:
翅を閉じているところ。Picasa3でシャドウ部を若干持ち上げながら、色温度を下げる調整をかけた。
コムラサキ
- コムラサキ♀
- 日時:2009/10/04
- 場所:川崎市多摩区中野島地先(多摩川河原)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:200mm-Equiv. ISO=183(Auto) SS=1/189 マルチ測光 ±0EV WB=Auto
- Memo:
誰が仕掛けたのか、柳の木に放置された変色しきったバナナトラップにコムラサキ♀が吸汁に訪れていた。
- コムラサキ♀
- 日時:2009/10/04
- 場所:川崎市多摩区中野島地先(多摩川河原)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:200mm-Equiv. ISO=200(Auto) SS=1/84 マルチ測光 ±0EV WB=Auto
- Memo:
上と同じ個体が翅を開いたところ。バナナトラップが汚すぎて、絵的に美しくないのが残念。
- コムラサキ♀
- 日時:2009/10/04
- 場所:川崎市多摩区中野島地先(多摩川河原)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:120mm-Equiv. ISO=100(Auto) SS=1/270 マルチ測光 ±0EV WB=Auto
- Memo:
慣れてくると、梢を飛び回る個体も目に入るようになってきた。低い枝に降りてきた、翅のすっかり痛んだ♀。
- コムラサキ♀
- 日時:2009/10/04
- 場所:川崎市多摩区中野島地先(多摩川河原)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:200mm-Equiv. ISO=100(Auto) SS=1/250 マルチ測光 ±0EV WB=Auto
- Memo:
梢を飛び回る個体の中には♂も居たのでしょうが、撮れたのはすべて♀でした。今度は♂の姿を拝みたいですね。
その他の蝶たち
- アカボシゴマダラ
- 日時:2009/10/04
- 場所:川崎市多摩区中野島地先(多摩川河原)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:59mm-Equiv. ISO=100(Auto) SS=1/203 マルチ測光 ±0EV WB=Auto
- Memo:
土手側の雑木林周辺にはアカボシゴマダラも多い。吸水中のアカボシゴマダラ。吸水してるのだから、♂か?
- キタテハ(秋型)
- 日時:2009/10/04
- 場所:川崎市多摩区中野島地先(多摩川河原)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:200mm-Equiv. ISO=154(Auto) SS=1/250 マルチ測光 ±0EV WB=Auto
- Memo:
街中で見かけることはあまりないが、河原ではかなり多産しているようだ。
- 柳の樹液を吸汁中のルリタテハ
- 日時:2009/10/04
- 場所:川崎市多摩区中野島地先(多摩川河原)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:200mm-Equiv. ISO=200(Auto) SS=1/153 マルチ測光 ±0EV WB=Auto
- Memo:
柳の樹液にルリタテハが来ていた。綺麗な個体だったので、寄って撮ろうとしたが逃げられた。
- ヒメアカタテハ
- 日時:2009/10/04
- 場所:川崎市多摩区中野島地先(多摩川河原)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized&Trimmed)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:200mm-Equiv. ISO=100(Auto) SS=1/380 マルチ測光 ±0EV WB=Auto
- Memo:
河原の砂地に各種のおもちゃが入った籠が放置されていた。どうやら吸水中らしい。ということは、これも♂か?
- ベニシジミ
- 日時:2009/10/04
- 場所:川崎市多摩区中野島地先(多摩川河原)
- サイズ:3648×2736 → 600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:200mm-Equiv. ISO=100(Auto) SS=1/380 マルチ測光 ±0EV WB=Auto
- Memo:
ベニシジミよりもヤマトシジミの方が多かったですが…、綺麗な個体だったので撮っておきました。
他には、イチモンジセセリ、キチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、アゲハ、などが見られました。いずれも普通種ですが、数多いので意外に楽しめます。今年はなにしろ、はるばる遠征しても蝶の姿がほとんど見られない、というパターンが多かったからね。次は10月11日にも午前半休を取っているので、もう一度多摩川に来るか、今度は生田緑地あたりをじっくり歩いてみるか、思案中です。
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宿河原(多摩川土手)のジャコウアゲハのその後 Part.2
- 2009-09-25 (金)
- 多摩川河川敷
昨日うまく撮れていなかったので、今朝もジャコウアゲハの幼虫を撮りに行きました。蛹も見つけたかったのですが…、やはり見つかりませんでした。
- サイクリングロードを横断中の幼虫
- 日時:2009/09/25
- 場所:川崎市高津区宇奈根(多摩川土手)
- サイズ:600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- Memo:
蛹化場所を求めて脱走中の終齢幼虫でしょうか。撮影後、落ち葉に移らせてから安全地帯に移動させました。
- ジャコウアゲハ幼虫(1)
- 日時:2009/09/25
- 場所:川崎市多摩区宿河原(多摩川土手)
- サイズ:600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:+0.7EV
- Memo:
+方向に露出補正したら良い感じに撮れたので、今日はこの設定で行くことにする。左上の方にもう1頭写っている。
- ジャコウアゲハ幼虫(2)
- 日時:2009/09/25
- 場所:川崎市多摩区宿河原(多摩川土手)
- サイズ:600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:+0.7EV
- Memo:昨日は十数頭と書いたが、よく見るともっと居るようだ。
- ジャコウアゲハ幼虫(3)
- 日時:2009/09/25
- 場所:川崎市多摩区宿河原(多摩川土手)
- サイズ:600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:+0.7EV
- Memo:
他のアゲハ類と比べて特異な形状をしている。色合いは地味なようでいて、よく見ると微妙な紋様があって非常に美しい。
- 若齢幼虫の集団
- 日時:2009/09/25
- 場所:川崎市多摩区宿河原(多摩川土手)
- サイズ:600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:+0.7EV
- Memo:3頭仲良く並んでいた。
- ウマノスズクサ群落
- 日時:2009/09/25
- 場所:川崎市多摩区宿河原(多摩川土手)
- サイズ:600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- Memo:
露出補正なし。今朝初めて気付いたのだが、宇奈根付近のウマノスズクサはもっと疎らで、他の植物の方がずっと優勢だ。それに比べると宿河原の舟島稲荷神社付近はウマノスズクサの密度が非常に高いようだ。
昨日は終齢と思われる幼虫は確認できなかった
と書いた。ジャコウアゲハの幼虫はPapilio属のアゲハ達と違って終齢幼虫になっても形態に大きな変化がないので今ひとつはっきりしないのだが、少なくとも8月下旬の草刈り前に見かけた終齢幼虫に比べるとひとまわり小さい気はする。但し、Papilio属のアゲハでも越冬して春型になる個体は夏型に比べてひとまわり小さい。…どうも既に終齢に達している個体も居るような気がしてきた。
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宿河原(多摩川土手)のジャコウアゲハのその後
- 2009-09-24 (木)
- 多摩川河川敷
今朝も多摩水道橋/世田谷通り経由で自転車通勤。但し、今朝は10分くらいしか時間の余裕が無く河原へ降りるのは無理だったので、土手上のサイクリングコースで今一番l個体数の多いモンキチョウでも撮ろうかと思ってました。ところが、今朝は天気がとても良かったのに何故かモンキチョウが少ない。いや、実際には充分多いんだけど、2日前と比べたらずいぶん少ない。なんでだろ?
と、思っているうちに、8月下旬に草刈りされた宿河原の舟島稲荷神社付近の土手でウマノスズクサがだいぶ伸びてきているのを確認。ジャコウアゲハの幼虫・蛹探索に切り替えました。
無事ジャコウアゲハ幼虫を確認
約100mほどの範囲を土手の上下(サイクリングコースと多摩沿線道路)から探索したところ、斜面に踏み込まなくても十数頭の幼虫を確認できた。斜面に踏み込めばもっと多数見ることは出来たであろうが、同時に踏みつぶす恐れも大きいので実施しなかった。
若齢~中齢幼虫が多く、終齢と思われる幼虫、蛹は確認できなかった。草刈り前に成虫が乱舞していたのは8月中旬だったから、当時産卵されていたものにしては発育が遅い気がする。現在育っている幼虫は草刈り後に残った/戻ってきた♀が産卵した卵から孵化した幼虫ではないだろうか。
- ジャコウアゲハ幼虫(3枚とも)
- 日時:2009/09/24
- 場所:川崎市多摩区宿河原(多摩川土手)
- サイズ:600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- Memo:
急いで撮ったのでアングルとかは超適当。実際、肝心の幼虫にピントが合わずに葉にピントが合っている写真多数。もっかい撮り直したほうがマシ。
とりあえず、あのタイミングで草刈りが入っても大丈夫らしいことは確認できた。考えてみれば毎年花火大会前には草刈りが入っているはずですね。
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多摩川視察
視察ってナニ…!? って感じの記事タイトルですけど、前回のBlog探訪:小畦川日記で書いた反省、
地元が眼中に入ってないのは、昔とまったく変わってないなと、ここでも反省しました。
ということで、来年はもう少し地元の調査もしっかり行ってみたいと思います。
を踏まえて、さっそくですが、朝の自転車通勤時に30分程度の短い時間ですが、昨日・今日と2日連続で多摩川の河原を様子見に行ってきました。あくまでも様子見ですから、サイクリングコースをゆっくり走行しながら河原部の植生を遠目に観察し、気になったポイントで自転車を降りて5~10分程度ずつ歩いてみる、という感じです。
気になったポイント
出来れば、朝の自転車通勤時に1回あたり30分程度調査できるポイントが見つかれば良いなぁという感じでしたが、現実は厳しい。通勤途中に立ち寄るのに一番都合の良い二子橋~多摩水道橋間にはあまり良いポイントがありませんでした。唯一気に入ったのが宿河原堰付近。川とは別に池になっているところがあって、その周囲にヤナギの木が数本あります。河原自体は小ぢんまりしているのですが、釣り人が多いポイントなので藪の中に踏み分けがあって比較的歩きやすい。通勤途中に日常的に立ち寄るには良さそうなポイントでした。
次に気になったのは中野島地先付近。河原が広く、宿河原堰付近よりもっと好印象です。但し、宿河原堰付近と違って踏み分けが無いので藪漕ぎ必須なこと、多摩水道橋よりも上流なので立ち寄るだけで余分に時間を要することから、スーツ姿で通勤途中に立ち寄るのはちょっと無理。ここは少なくとも午前半休程度取れた時に調査に来てみようと思います。
とりあえずとっかかりはこんなところですが、徐々に調査エリアを見直したり、拡げたりしていこうと思います。
一応、成果も
時間が無い中で様子見をしていたので写真はほとんど撮ってませんが、3枚ほどUpしておきます。
- イチモンジセセリ
- 日時:2009/09/22
- 場所:川崎市高津区久本
- サイズ:600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- Memo:
多摩川で撮ったわけではありませんが、よく撮れたので。
JR南武線線路脇の金網支柱に停まっているのを撮りました。
- ヒメウラナミジャノメ
- 日時:2009/09/22
- 場所:川崎市多摩区中野島地先(多摩川河原)
- サイズ:600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- Memo:思いっきり擦れてますが。
- ウラギンシジミ♀
- 日時:2009/09/22
- 場所:川崎市多摩区中野島地先(多摩川河原)
- サイズ:600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- Memo:
葛の繁茂する河原に多数居ました。縄張り争いする♂の姿ばかりが目立ちましたが、静かに葉裏で休息する1頭を見つけて近づいたところ、一瞬飛び立ってしまいましたが、すぐ近くに再び停まってくれたので無事撮れました。かなり新鮮な♀の個体ですね。
他にも、アカボシゴマダラ、コミスジ、イチモンジセセリ、ヒメジャノメ、キチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、アゲハなどの姿が見られました。土手上のサイクリングコースでは現在モンキチョウが最も多いです。普通種が多いですが、それもまた楽しいです。そのうち、最近多摩川流域で増えているという噂のコムラサキあたりが見られると嬉しいですね。
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9月4日中止→6日に変更
休暇を取り、レンタカーの予約までしていた明日の予定ですが、悪くなったまま好転しない天気予報を見て中止し、代わりに6日に休みを取り直しました。
6日も曇天のようですが、少しは晴れ間が期待できそうです。…悪化しなければ。
8月28日のエントリーで暫定的に6日に予定していた休暇を4日にしていたのは、家庭の都合で5日にも休みを取らざるを得なかったからです。勤務先がサービス業のため、同じ連休を取るにしても休みにくい(というか、仕事に支障が出やすい)土・日連休を避けていたのですが、結局土・日連休になってしまいました。
9月2日の東高根森林公園
昨日も、17:30~18:20頃までクロコノマチョウの撮影に挑んでいました。今回はISO感度を800や1600に設定したり、露出補正をやや極端にかけてみたりと、いろいろ試してみたのですが、どれも効果なし。結局、数十センチの距離までにじり寄ってFlash ONで撮った1枚しか、Upに耐える写真は撮影できませんでした。
- クロコノマチョウ
- 日時:2009/09/02
- 場所:川崎市宮前区 東高根森林公園
- サイズ:600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:Flash ON
それにしても、この場所(斜面)は足場が悪すぎる。もっと容易に近づける、平坦なポイントはないものだろうか。
- 先週とは別の若齢幼虫集団
- 日時:2009/09/02
- 場所:川崎市宮前区 東高根森林公園
- サイズ:600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:Flash+Diffuser
- Memo:やはり、若齢幼虫は集団で行動するようだ。
- 頭部が黒くない幼虫
- 日時:2009/08/02
- 場所:川崎市宮前区 東高根森林公園
- サイズ:600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:Flash+Diffuser
- Memo:他のはみんな黒いのに、この子だけ黒くない。なぜ?
- サトキマダラヒカゲ
- 日時:2009/09/02
- 場所:川崎市宮前区 東高根森林公園
- サイズ:600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- 設定:Flash+Diffuser
- Memo:相当暗くなった後でも、ジャノメチョウの仲間はまだ活動時間帯だ。
追記:多摩川土手のジャコウアゲハ
書き忘れてました。
今朝、また多摩川土手経由で自転車出勤したのですが、宇奈根の向の岡工業高校北信号付近で1♀、宿河原の稲田中学校北側信号付近でも1♀が草が刈られた土手斜面を低く飛んでいるのを目撃しました。草刈り時に飛散した母蝶が戻ってきてくれたのかと、ちょっとホッとしました。また来年もあの夢のような光景を再現してくれると良いのですが。
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温暖化による北上・定着種
- 2008-09-08 (月)
- 生田緑地
昨日、久々に娘を連れて生田緑地へ行ってきました。いつも通り、園内を1時間程度散歩してからプラネタリウムを観て帰ったのですが、プラネタリウムに併設された川崎市青少年科学館で「かわさきの昆虫展 −蝶と蛾・バッタ類−」という展示をやっていたので、ついでに覗いてきました。
そこでは、近年の温暖化の影響で川崎市内に北上・定着した蝶が4種ほど紹介されていました。
- ツマグロヒョウモン
- クロコノマチョウ
- ムラサキツバメ
- ナガサキアゲハ
このうち、ツマグロヒョウモンは我が家の周辺の街中でも数年前から普通に見かけます。小学校校庭などの花壇によく集まって来るので、観察も容易です。この蝶の雌は前翅先端部が黒いという特徴があり、私が唯一自信を持って識別可能なヒョウモンチョウ類です。飛んでいても分かるくらいです。
他の3種は見かけたことがありませんが、いずれも定着したとみられているようですので、いつか目にするのが楽しみです。それにしても、意外に感じたのはナガサキアゲハに関する記載でした。
- ナガサキアゲハ
名前のとおり南方の蝶です。後翅に尾状突起のない黒いアゲハチョウ、
♀には白紋がある。2003年秋から見られる様になりました。
まだ数年しか経ていませんが、
最近見られる黒いアゲハチョウでは一番多いと思います。
幼虫の食草は主に栽培種のミカン類ですが、まだ観察の機会はありません。
ええっ、一番多いの?それじゃあ、私がクロアゲハだと思って見送っていた黒いアゲハチョウたちの中に、ナガサキアゲハが混じっていたのかもしれません。今度から、黒いアゲハチョウを見かけたら、特に注意して観察しなければ。
昨日、見かけた昆虫たち
- 移動中のミノムシ。簑から身体を乗り出して、簑ごと移動していきます。
- ヒメジャノメ。蛇の目紋が特徴的な翅の裏面も撮りたかったのですが、逃げられました。
- ムラサキシジミ。前述の北上・定着種であるムラサキツバメの近似種。
ムラサキツバメか?と一瞬期待したのですが…。
(前翅先端の形状や尾状突起が無いのでムラサキシジミでしょう)
写真には撮りませんでしたが、他にキチョウ・クロアゲハ・ナナフシ・シャクガの幼虫(尺取り虫)などを見かけました。また、アオスジアゲハの♀が産卵場所を探して植樹の葉を飛び移っていくのが印象的でした。
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アカボシゴマダラの撮影に成功
- 2008-07-23 (水)
- 生田緑地
本日も娘を連れて生田緑地へ行ってきました。昨日と違って、プラネタリウムもちゃんと見学できました。 🙂
さて、昨日は2〜3頭程度しかアカボシゴマダラを見られませんでしたが、今日は歩くコースを変えたところ、もっと多くのアカボシゴマダラを見ることができました。おかげで、そのうちの1頭を撮影できました。ご覧ください。
はい、間違いなくアカボシゴマダラですね。
今日歩いたコースは、奥の池付近から伝統工芸館へ向かって登り、伝統工芸館からしょうぶ池・東口駐車場へ向かって下るコースです。アカボシゴマダラは、伝統工芸館手前の展望台付近の林縁部と伝統工芸館から東口へ下る途中の枡形山へ向かう分岐(七草峠)付近で計7〜8頭程度飛び回っているのを見ることができました。数から言って、すでに生田緑地では定着したと見て良いのではないでしょうか。
他にも、園内ではクロアゲハ、キチョウ、スジグロシロチョウ、ジャコウアゲハなどの姿が見られました。また、カナブンやスズメバチなどが集まる樹液酒場もいくつか見つけましたので、今度は息子の方を連れて夜回りしても面白そうです。
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