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2. Fieldwork (local) Archive

GW散策:生田緑地と多摩川河川敷

5月3日のエントリーですが、実際にこれを書いてるのは5月9日です。ぼやぼやしているうちにもう6日も経ってしまいました。

GW中に家族を置いて独りで遠征に行くわけにいかないので、娘を連れて2~3時間程度散策するのが限度です。この日は「つつじ寺」として有名な神木山等覚院の様子を覗いた後、生田緑地と多摩川河川敷をハシゴしました。

神木山等覚院

ここは「つつじ寺」として有名なくらいなので、アゲハ類の吸蜜が見られないかと思って足を運んだのですが、アゲハ類の姿は見られませんでした。

つつじは、まだ5分咲き程度の株もある一方、もう見頃を過ぎた株も有って、全体としては丁度見頃かな、という印象。4月30日の伊豆半島のつつじもこんな感じでした。旧向ヶ丘遊園と東高根森林公園の間に位置しており、比較的緑の多い所なので期待していたのですが、やはり今年はまだ時期が早いのか…?

生田緑地

生田緑地ではプラネタリウム見学のため、投影開始前の1時間だけ散策しました。ルートは、青少年科学館→奥の池→伝統工芸館→谷間の自然探勝路→尾根道の自然探勝路→七草峠→青少年科学館 です。

西口駐車場~七草峠の尾根筋

この尾根筋は黒いアゲハ類の蝶道です。この日も伝統工芸館の脇からこの舗装路に出た途端、黒いアゲハが前を横切って道路沿いに西口駐車場の方へ飛んでいくのを見たのを皮切りに、この尾根筋で3頭の黒いアゲハ類を見ました。同定できたのは2頭目でクロアゲハ。後翅の白斑は未確認ですが小型の個体だったので♂でしょう。同定できるほど接近できなかった他の2頭も、遠目ですが印象としてはクロアゲハだったと思われます。

この蝶道で困るのは手頃な撮影ポイントが無いこと。どこかにつつじの植え込みでもあれば吸蜜ポイントになると思うのですが、現実には飛びすぎていくアゲハ類を目で追うことしか出来ませんでした。

谷間の自然探勝路

モンシロチョウ、ツマキチョウ♂♀、キタキチョウ、ツバメシジミ♂、アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモン♂の姿が見られ、やや甘ピンですがアオスジアゲハの吸水シーンが撮れました。

アオスジアゲハ♂(吸水) | Graphium sarpedon
生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/05/03
アオスジアゲハ♂(吸水)
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/310 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
ツバメシジミ♂ | Everes argiades
生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/05/03
ツバメシジミ♂
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/330 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

多摩川河川敷

プラネタリウム見学後、真っ直ぐ帰宅しないで多摩川河川敷(宿河原)へ立ち寄ってみたところ、鯉のぼりが悠然と泳いでいた。

鯉のぼり

と、思ったら多摩川に注ぎこむ水路を遡ろうとする本物の鯉の群れも。産卵期なのかな。

鯉の遡上?

多摩川河川敷の蝶

ジャコウアゲハ♂♀、アゲハ、ツマグロヒョウモン♂、ヒメウラナミジャノメ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ベニシジミ、ツバメシジミ♂が見られた。

ツマグロヒョウモン♂ | Argyreus hyperbius
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/03
ツマグロヒョウモン♂
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/440 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 2400×1800(Trimmed)→ 800×600(Resized)
スジグロシロチョウ | Pieris melete
多摩川河川敷 | 2010/05/03
スジグロシロチョウ
RICOH R8
5.7mm(32mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/410 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
ヒメウラナミジャノメ | Ypthima argus
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/03
ヒメウラナミジャノメ
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/330 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

ヒメウラナミジャノメ
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/310 分割測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

ジャコウアゲハの蛹

4月21日のエントリのコメントに、ジャコウアゲハ越冬蛹2つのうち、1つが行方不明と書いた。その行方不明の蛹は結局見つかっていないが、この日もう1つ(3つめ)越冬蛹を見つけた。

ジャコウアゲハの越冬蛹(3つめ)
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/03
3つめのジョウコウアゲハ越冬蛹
RICOH R8
3648×2736 → 800×600(Resized)

さらに、以前からあった越冬蛹の方は羽化直前で中が透けて見えるようになっていた。

羽化直前のジャコウアゲハ越冬蛹
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/05/03
羽化直前のジャコウアゲハ越冬蛹
RICOH R8
3648×2736 → 800×600(Resized)

翌朝、羽化を見に来れれば最高だったのだが。

4月26日はまだ♂ばかりでしたが、この日は♀の発生も始まっていました。(2~3頭見た)

朝Field-4月26日

今朝も、昨日ジャコウアゲハの発生を確認した宿河原へ。何とか撮りたいもの。

昨日の今日で現地の様子は一変し、昨日はたった1頭だけだったジャコウアゲハの♂が、もう群れ飛び始めていた。その代わり、今朝は静止してくれる個体は皆無で、撮影ノーチャンス。仕方なくFC100のパスト連写で狙ったが、きちんと撮れた写真は無かった。

ジャコウアゲハ♂ | Atrophaneura alcinous
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/04/26
ジャコウアゲハ♂
CASIO EXILIM EX-FC100
8.86mm(51mm-Equiv.) ISO=320(Auto) SS=1/1000 分割測光 ±0EV WB=昼光 パスト連写
2816×2112 → 520×390(Resized)
Memo:証拠写真程度。
ツバメシジミ♂ | Everes argiades
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/04/26
ツバメシジミ♂
CASIO EXILIM EX-FC100
6.42mm(37mm-Equiv.) ISO=100(Auto) SS=1/640 分割測光 ±0EV WB=昼光
2816×2112 → 800×600(Resized)
Memo:パスト連写を使わずにFC100で撮影。割とよく撮れてる。

ツマキチョウ♂をちょうど捕まえた中年の採集者と少し話をした。本当は私も採集の方がやりたいんだけどねえ…。

朝Field-4月25日

ツバメシジミ♂ | Everes argiades
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/04/25
ツバメシジミ♂
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/290 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 2400×1800(Trimmed)→ 520×390(Resized)
Memo:尾状突起が見あたらないけど、たぶんツバメシジミで合ってると思う。…ホントはあまり自信がない。

日曜日なので少し早めに家を出られたのに、4月21日にツマキチョウやスジグロシロチョウを撮影した宇奈根の疎林内の広場に着いてみると、ボーイスカウトの子供たちがテントを張っていた。これはダメだ…。仕方なく宿河原へ移動することにした。

まず河岸の叢を探したがツマキチョウは見あたらない。とりあえずツバメシジミを撮っておく。ツマキチョウが見あたらないので土手へ戻ってみると、モンシロチョウに混じって1~2頭のツマキチョウの姿を確認できた。(但し、写真は無し)

今朝の最大のトピックは、ジャコウアゲハ♂1頭の発生確認したこと。後翅の紅紋が非常に発達した美麗な♂で、一瞬だけ吸蜜写真を撮るチャンスがあったのだが失敗した。(アングルに収まらず)

Fieldwork:多摩川河川敷(4月21日)

今日は娘を連れて多摩川河川敷へ散歩に出掛けた。行き先に多摩川河川敷を選んだのは、もちろん何とかツマキチョウの写真をGETしたかったから。娘的には、多摩川河川敷はいまいち面白くないだろうけど…、悪いパパだネ。

さて、今回のFieldは宇奈根付近。時間は15時~16時頃まで、約1時間ほど散策した。

まず最初に4月13日に書いた耕作地の周囲の様子を窺ったが、やはり金網が邪魔で、撮影可能なところまでツマキチョウが出てきてくれない。そこで少し範囲を拡げて歩いてみたところ、近くに疎林に囲まれた広場があって、そこでもツマキチョウやスジグロシロチョウが盛んに飛び回っていた。

ツマキチョウ♂ | Anthocharis scolymus
多摩川河川敷(川崎市高津区) | 2010/04/21
ツマキチョウ♂
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=130(Auto-Hi) SS=1/189 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

ツマキチョウ♀ | Anthocharis scolymus
多摩川河川敷(川崎市高津区) | 2010/04/21
ツマキチョウ♀
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=148(Auto-Hi) SS=1/189 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

ツマキチョウ | Anthocharis scolymus
多摩川河川敷(川崎市高津区) | 2010/04/21
ツマキチョウ
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=119(Auto-Hi) SS=1/189 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

Memo:わずか1時間とはいえ、朝のFieldworkに比べれば圧倒的に制約が少なく、楽しい時間を過ごせた。とはいえ、時間帯的に♂がヤル気マンマンで♀、♂同士、果てはスジグロシロチョウとも互いに追飛し合っていて、落ち着いて撮影できるチャンスは少なかった。もうちょっと良い写真が撮れると良かったのだが。
スジグロシロチョウ♂ | Pieris melete
多摩川河川敷(川崎市高津区) | 2010/04/21
スジグロシロチョウ♂
RICOH R8
7.1mm(40mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/153 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

スジグロシロチョウ♀(交尾拒否) | Pieris melete
多摩川河川敷(川崎市高津区) | 2010/04/21
スジグロシロチョウ♀(交尾拒否)
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=154(Auto-Hi) SS=1/189 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 2400×1800(Trimmed)→ 800×600(Resized)

Memo:いつも陽地ばかり散策していたので、スジグロシロチョウを見るのは何年ぶりだろう。上の写真の個体は、この写真の後で近くを通りかかった他個体を追飛していったので♂確定。下の写真の♀は、超モテモテで♂3個体から求愛を受けていた。

ヤル気マンマンの♂がちょっと邪魔だったのは上にも書いたが、もうひとり邪魔者が。それは撮影に夢中な私に放ったらかしにされた娘。そりゃあ、放っとかれたらつまらないから、私が悪いんだけれども、なんでシャッターチャンス!という時に限って「パパ~!」と駆け寄ってくるのだろうか。ムムム。

おまけ

コゲラ
多摩川河川敷(川崎市高津区) | 2010/04/21
コゲラ
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=400(Auto-Hi) SS=1/39 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 2400×1800(Trimmed)→ 800×600(Resized)
Memo:コゲラがすぐ近くまで寄って来たので撮影。1/39のSSでよくブレなかったな。

朝の10分間Fieldwork-4月19日

18日は寒の戻りから明けてとても暖かな1日となったが、寝坊してしまって朝の10分間Fieldworkは中止。せっかく娘のスクール・バスの時間の制約を受けない日曜日だったのに…。

気を取り直して19日。スクール・バスが少し遅れてきたので時間的に厳しかったが、2日連続の中止は避けたくて無理押しでFieldに向かった。今回のFieldは11日と同じ宿河原地先にした。

現地到着は9:10。本当に10分しか時間がない。

キタキチョウ | Eurema mandarina
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/04/19
キタキチョウ(越冬個体)
RICOH R8
5.7mm(32mm-Equiv.) ISO=100(Auto) SS=1/250 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:周囲があんまり綺麗じゃないけど、珍しく寄らせてくれたので蝶自体はしっかり撮れた。キタキチョウの越冬個体って、翅とかにあまり痛みを感じないね。
ツバメシジミ♂ | Everes argiades
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/04/19
ツバメシジミ♂(開翅)
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/710 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:ツバメシジミの♂も出迎えてくれた。♀はまだまったく見かけない。11日よりも落ち着いて、良い感じに撮れた。ただ、すぐ開翅するので翅の裏面は撮れないなあ。

今回はツマキチョウをまったく確認できなかった。次回は宇奈根の方に行ってみよう。

朝の10分間Fieldwork-4月13日

今朝は少しスクール・バスが遅れてきたけど、二子橋に近い宇奈根付近でのFieldworkなら時間を確保できるのではないかと思い、チャレンジしてみた。多摩川(宇奈根)到着は9:10を少し過ぎていたけど、二子橋まで5分ちょっとあれば何とかなるので、15分程度時間が取れた。

宇奈根交差点から土手に上がって川側を見下ろすと、金網に囲まれた耕作地がある。その耕作地周辺をモンシロチョウとツマキチョウが飛んでいた。あれれ?ツマキチョウは土手付近じゃなくて河岸に近いエリア、という一昨日の観察は的外れだったみたい。

それにしても、河岸の方まで行かなくても良いのは、限られた時間の中では大変有難い。と思っていたのだけど、そうは問屋が卸さなかった。一昨日はツマキチョウの♂を2頭目撃したのだけど、今朝の宇奈根では♂♀が数頭飛んでいるのが確認できた。しかし、撮れないのである。なにしろ耕作地周辺は金網で囲われており、扉はチェーン鍵で厳重に施錠されている。金網の外にも頻繁に飛び出してくるのだけど、なかなか停まらないし、停まったと思ったら金網が邪魔になる位置だったりするのである。

結局、本日もツマキチョウのまともな写真は撮れず、遠目の金網越しに♀の証拠写真が1枚撮れただけだった。

ツマキチョウ♀(証拠写真) | Anthocharis scolymus
多摩川河川敷(川崎市高津区) | 2010/04/13
ツマキチョウ♀(証拠写真)
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/330 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:ツマキチョウ♀の証拠写真。この日は♂♀数頭ずつ飛んでいるのを見てるんだけど、撮影チャンスがほとんど無かった。
モンキチョウの吸蜜 | Colias erate poliographus
多摩川河川敷(川崎市高津区) | 2010/04/13
モンキチョウの吸蜜
RICOH R8
11.7mm(66mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/870 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:タンポポの花で吸蜜中。葉っぱが邪魔だなあ。

まあ、証拠写真程度とはいえ、Spring ephemeral の写真が皆無、という事態だけは避けられた。でも、もうちょっとまともな写真が欲しいなあ。

朝の10分間Fieldwork-4月11日

今日は日曜日だけど会社は休みじゃない。一方で娘の学校は休みだ。だから、いつもと違ってスクール・バスの時間の制約を受けないので、早めに家を出れば少し長めにFieldworkできる。

ということで、ちょっとだけ早めに家を出た。今日のFieldは多摩川河川敷の稲田中学校~二ヶ領せせらぎ館付近。いつもなら娘をスクール・バスにようやく乗せている8:50頃には目的地に到着することができた。まだ短いけど、丸々30分ほど時間を確保できた。

せっかく時間があるので、出来ればツマキチョウに出逢いたいなあ、と思っていた。先日の富士川遠征が空振りに終わったので、Spring ephemeral と言われる蝶の写真が1枚も撮れてないのだ。いつも時間が無くて土手付近しか散策できないので、今日は土手から離れて河岸に近い方を歩いてみた。

護岸工事が行われたばかりの河岸付近の叢の上を白い蝶が飛んでいた。近づいてみると、ビンゴ。いきなりツマキチョウ♂に出逢えた。早速、追跡開始である。しかし、最初の1頭は近寄ることすらできないまま、そのうちに河原を横切って木立を越え、土手の方へ飛び去ってしまった。

再び河岸付近に戻ると別のツマキチョウ♂が飛んでいたので、再び追跡開始。ところが今度のもモンシロチョウとからんだりしてなかなか停まってくれない。そのうちに20分ほどの時間があっという間に過ぎてしまった。タイムリミットまであと10分。まだ1枚も撮れてない…。

仕方なくツマキチョウの追跡に拘るのをやめ、撮れそうなものを撮っておくことにした。

キタキチョウ | Eurema mandarina
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/04/11
キタキチョウ
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/250 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:キタキチョウ。遠目から。
ツバメシジミ♂(初撮影) | Everes argiades
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/04/11
ツバメシジミ♂
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=135(Auto-Hi) SS=1/189 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:ルリシジミに続いて普通種のはずが一度も見たことの無かったシジミの写真をようやくGET。Spring ephemeral ではないけれど、この写真のおかげで満足できた。ただ、タイムリミット間際でやや焦って撮ったので次回はもうちょっとじっくり撮影したい。目視では他にももう1頭飛んでいるのを確認した。

いよいよタイムリミットになったので土手へ戻った。自転車に乗る前にベニシジミが居たので急いで撮った。

ベニシジミ(閉翅) | Lycaena phlaeas
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/04/11
ベニシジミ(閉翅)
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=104(Auto-Hi) SS=1/189 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)

ベニシジミ(開翅) | Lycaena phlaeas
多摩川河川敷(川崎市多摩区) | 2010/04/11
ベニシジミ(開翅)
RICOH R8
11.7mm(66mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/111 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:普通種だけど、春のベニシジミは実はかなり綺麗。1枚目は翅裏の見える閉翅を、2枚目は開翅してくれたので少し寄ってみた。

土手付近ではモンキチョウ、モンシロチョウ、ベニシジミが多かったが、河岸付近ではモンシロチョウは居たけどモンキチョウ、ベニシジミがほとんど見られず、代わりにツマキチョウとツバメシジミが居たわけで、棲み分けているのかな、と感じた。

朝の10分間Fieldwork-4月9日

多摩川河川敷での朝の10分間Fieldwork。 今朝は9:05頃に宇奈根付近に到着。15分程度はFierdworkに使える計算だ。土手に上がって多摩水道橋へ向かってゆっくり自転車を走らせる。さほど気温が上がっていなかったので蝶影は少ない。そのうちにモンキチョウが土手の叢に舞い降りたの見て自転車から降り、撮影にチャレンジすることにした。

何度か飛び立っては土手に舞い降りるモンキチョウを追いながら撮影していると、だんだん暖かくなってきてベニシジミも何頭か飛び出した。そのうちに追っていたモンキチョウとベニシジミがすぐ近くに静止してくれたので同一アングルに収めてみた。

モンキチョウ & ベニシジミ | Colias erate poliographus & Lycaena phlaeas
多摩川河川敷(川崎市高津区) | 2010/04/09
モンキチョウとベニシジミ
RICOH R8
15.1mm(85mm-Equiv.) ISO=100(Auto) SS=1/620 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 800×600(Resized)
Memo:モンキチョウにフォーカスを合わせてあるので、ベニシジミの方はボケている。だが、奥のベニシジミにフォーカスを合わせた写真は全体的に間抜けな雰囲気になった。手前の被写体にフォーカスを合わせた方が良いらしい。

ちょっと撮ってたら、あっという間にタイムリミットが来てしまった。15分間なんてあっという間だった。

朝の10分間Fieldwork

晴れた朝は、自転車出勤の途中に多摩川に立ち寄ることがある。Mini Fieldworkだ。普通は家を早く出れば、このMini Fieldworkの時間を充分確保することが出来るのだろうが、私の場合は10分間が精一杯だ。

出社時間から逆算したFieldwork終了のタイム・リミットは以下の通り。

  • 世田谷通りの多摩水道橋の渡橋タイム・リミットは9:25。
  • 大山街道の二子橋の渡橋タイム・リミットは9:30。

それぞれ、5分遅くても風向きや道路状況によっては間に合うが、向かい風や渋滞時には自転車の速度も遅くなるので遅刻してしまう。 Fieldworkは橋の袂で行っているわけではないので、橋までの移動時間を5~10分ほど別に考える必要もある。それでも、8:45頃に目的地の多摩川に9時前に到着すれば30分程度のが確保できる計算になるが、それが無理なのである。活動開始時間の制約になっているのは次の事実だ。

  • 8:50頃 溝の口駅前にて娘をスクール・バスに乗せる。
  • すぐに公共駐輪場へ移動しても、出発するまでに最低5分以上要す。
  • 多摩川到着(宇奈根付近)には更に10分以上必要。

ということはこうなる。

  • スクール・バスが時間通りに到着 → 9:05~9:10頃多摩川到着可能。

Fieldworkに使える時間は10~15分。10分間Fieldworkと呼ぶ所以である。 たまたまスクール・バスが5分早く来てくれた日は20分程度時間が確保できる。 5分遅れてきた日は…、もうあきらめて会社に直行である。

そこで、学校の無い土・日の出勤日だけは少しでも早く家を出るように頑張るのである。

黒川上地区 その2(越冬成虫)

越冬成虫編です。

写真をUpしたもの以外に、アカタテハらしきタテハチョウが飛び去っていくのを目撃している。(キタテハでないのは確実。ヒメアカタテハにしては赤黒い印象が残ったので、アカタテハではないかと。)

成果3 (写真)-越冬成虫編

ムラサキシジミ(越冬成虫) | Narathura japonica
黒川(川崎市麻生区) | 2010/03/14
ムラサキシジミ(越冬成虫)
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/620 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 640×480(Resized)
Memo:谷戸の奥に小さな草地の斜面に濃茶のシジミチョウが舞い降りてきたと思ったら、ムラサキシジミだった。ほぼ同時に2頭現れたので1頭にターゲットを絞って追いかけたのだが、残念、後翅が大きく破れた個体だった。
ムラサキシジミ(越冬成虫) | Narathura japonica
黒川(川崎市麻生区) | 2010/03/14
ムラサキシジミ(越冬成虫)2
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/440 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 640×480(Resized)
Memo:オオイヌノフグリで吸蜜中を斜め前方から。ちょっと黒つぶれ気味かなあ。今度ちょっと補正してみて、良さそうだったら写真入れ替えます。

1頭目の個体は間もなく飛び去ってしまったので、まだ近くにいた2頭目にターゲットを変えて飛翔写真にチャレンジしてみた。但し、追いかけ回して撮るいつものパスト連写ではなく、静止状態からフレーム外へ出る直前をパスト連写してくれるムーブアウト連写を使ってみました。この機能は便利なのですが、手持ちだと蝶が動き出すのを待っている間にどうしてもカメラが動いてしまうのが難点。あと、被写界深度の深い広角で撮らなければいけないのを忘れてました。

ムラサキシジミ♂(飛翔写真) | Narathura japonica
黒川(川崎市麻生区) | 2010/03/14
ムラサキシジミ♂(飛翔写真)
CASIO EXILIM EX-FC100
23.28mm(134mm-Equiv.) ISO=200(Auto) SS=1/1000 分割測光 ±0EV WB=Auto/Custom
2816×2112 → 640×480(Resized)
Memo:1頭目の個体と比べて翅の痛みが少ないようです。静止写真も撮っておくべきだったか。(正確には撮ってあるんだけど、EX-FC100で撮ったので微妙にピントが合ってない)
ムラサキシジミ♂(飛翔写真) | Narathura japonica
黒川(川崎市麻生区) | 2010/03/14
ムラサキシジミ♂(飛翔写真)2
CASIO EXILIM EX-FC100
23.28mm(134mm-Equiv.) ISO=200(Auto) SS=1/1000 分割測光 ±0EV WB=Auto/Custom
2816×2112 → 640×480(Resized)
Memo:左前翅が止まりきっていないけど、良い感じに撮れた瞬間。この翅の感じは♂かな。
テングチョウ | Libythea celtis
黒川(川崎市麻生区) | 2010/03/14
テングチョウ(越冬成虫)
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/540 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 640×480(Resized)
Memo:テングチョウの越冬個体も姿を見せた。もう1頭、菜の花畑で吸蜜していた個体も居たが、そっちの個体はまったく近寄らせてくれなかった。
キタテハ | Polygonia c-aureum
黒川(川崎市麻生区) | 2010/03/14
キタテハ(越冬成虫)
RICOH R8
16.6mm(94mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/710 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 640×480(Resized)
Memo:オオイヌノフグリで吸蜜中。キタテハの越冬成虫の数は多く、モンキチョウの新成虫とどっちが多いか?というくらい。谷戸の外縁部全域でテリトリーを張っている様子が見られた。
キタテハ | Polygonia c-aureum
黒川(川崎市麻生区) | 2010/03/14
キタテハ(越冬成虫)2
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/203 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 640×480(Resized)
Memo:閉翅裏面。C字紋様がはっきり見える。
キタキチョウ | Eurema mandarina
黒川(川崎市麻生区) | 2010/03/14
キタキチョウ(越冬成虫)
RICOH R8
35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/710 中央重点測光 ±0EV WB=昼光
3648×2736 → 2400×1800(Trimmed) → 640×480(Resized)
Memo:タンポポで吸蜜中。この蝶が成虫越冬であることを失念していて、唯一頭見られたこの個体を、かなりの時間を費やして追いかけてしまった。その割にまったく近寄らせてもらえず、後で図鑑に成虫越冬とあるのを見て時間を浪費したと後悔した。

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