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モンキアゲハ
生田緑地
- 2010-07-21 (水)
- 生田緑地
娘を連れての散策。猛暑日の炎天下でしたから、基本的に日向には出ないように日陰の園路を選びつつ、午前中の9:30~11:40頃まで約2時間ほど緑地内を廻りました。
目撃記録
既に蝶は不活発となっており、あまり多くの個体数は見られませんでした。
- アゲハ (1)
- カラスアゲハ (2)
- ナガサキアゲハ♂ (1)
- モンキアゲハ (1)
- オナガアゲハ♂ (1) ※新鮮
- アオスジアゲハ (多)
- スジグロシロチョウ (多)
- キタキチョウ (多)
- ウラギンシジミ♂ (1)
- ムラサキシジミ (1)
- ルリシジミ (1)
- 不明シジミ (多数)
- テングチョウ (残骸)
- コミスジ (1)
- アカボシゴマダラ (少)
- ヒメウラナミジャノメ
- ヒカゲチョウ (多)
- クロヒカゲ (並)
- ヒメジャノメ or コジャノメ (少)
アゲハですら1頭しか見られないなど、明らかに蝶たちの活動時間を過ぎてしまっていた。ほとんどの蝶は薄暗い樹林内で目撃したもので、光量不足でまともに写真が撮れていない。
ちょっと吃驚したのは、ホタルの里でモンキアゲハ、七草峠でかなり新鮮なオナガアゲハ♂を見たこと。生田緑地で見るのはどちらも初めて。なお、目撃した黒系アゲハはオナガアゲハ以外はかなり擦れた個体ばかりだった。
アカボシゴマダラはいずれも谷間の探勝路の樹林内で目撃。木漏れ日の中を飛ぶアカボシゴマダラは、遠目にアサギマダラに良く似ており、一瞬どきっとさせられる。
写真
- ウラギンシジミ♂ | Curetis acuta
- 生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/07/21
- RICOH R8
- 15.1mm(85mm-Equiv.) ISO=100(Auto-Hi) SS=1/233 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- Memo:つつじ山のゴルフ場との境界にある金網に止まっているところ。
- コミスジ | Neptis sappho
- 生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/07/21
- RICOH R8
- 15.1mm(85mm-Equiv.) ISO=400 SS=1/24 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- Memo:つつじ山の樹林内にて。コミスジにしては低所で気長にポーズを取ってくれた個体なのだが、ISO400に固定してもシャッタースピードが1/24にしかならないのであまり良い写真は撮れなかった。
- イチモンジチョウ | Limenitis camilla japonica
- 生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/07/21
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=383(Auto-Hi) SS=1/189 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- RICOH R8
- 35.4mm(200mm-Equiv.) ISO=238(Auto-Hi) SS=1/189 分割測光 ±0EV WB=昼光
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- Memo:七草峠から尾根道の探勝路に入ってすぐの樹林内小広場にて。擦れ個体だけどテリ張りポーズが決まっていた。
- ムラサキシジミ | Narathura japonica
- 生田緑地(川崎市多摩区) | 2010/07/21
- RICOH R8
- 15.1mm(85mm-Equiv.) ISO=400(Auto-Hi) SS=1/104 分割測光 ±0EV WB=昼光 Flash=ON
- 3648×2736 → 800×600(Resized)
- Memo:戸隠不動跡から枡形山へ向かう湿地帯にて。とにかく暗いので 内蔵Flash ON で撮影。撮影中はまったく翅を開いてくれなかったが、撮影前後の飛翔中は翅表の濃青色が目にまぶしかった。
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9月13日:伊豆・城ヶ崎海岸
- 2009-09-15 (火)
- 伊豆
仕事が忙しくてエントリーが遅くなりましたが、予定通り13日に伊豆へ行ってきました。行き先は城ヶ崎海岸です。予報通りの好天に恵まれ、絶好の撮影行となるはずでしたが…。いろいろ収穫もありましたが、撮影行としては失敗でした。失敗の最大要因は歩くコースの選択を誤ったことに尽きます。まあ、詳しいことは後で書きますので、まずは結果をどうぞ。
ミヤマカラスアゲハ(第3化)ならぬカラスアゲハ
今回の伊豆行きの第一目標がミヤマカラスアゲハの第3化でした。ミヤマカラスアゲハは通常年2化ですが、伊豆半島や紀伊半島などの暖地ではごく稀に第3化が見られるそうです。今年は春からずっとミヤマカラスアゲハの撮影に挑戦してきたのに結局撮れていませんでしたから、まあダメ元で行ってみようかと。万一ダメでもモンキアゲハやナガサキアゲハなど、まだ撮ったことのない暖地性アゲハが副産物で期待できるから、と。
結論としては、ミヤマカラスアゲハの姿は見られませんでした。但し、収穫はありました。
まず、特徴的な羽状複葉を持つカラスザンショウがあちこちに生えているのを確認したことです。時期さえ合えば問題なく出逢えそうな予感を抱くことは出来ました。伊豆は暖かいですから、春の発生時期は日原より早いでしょうから、5月上旬頃来てみると面白そうです。
次に、カラスアゲハのあまり擦れてない綺麗な個体(第3化?)を見ることができたこと。カラスアゲハもミヤマカラスアゲハと同じで通常は年2化です。カラスアゲハの第3化が見られるなら、ミヤマカラスアゲハの第3化が見られてもおかしくない、と思いました。詳しくは後で述べますが、コース選択を間違えたせいで午後の時間をまるまる棒に振ったような形になっていましたから、これがなければミヤマカラスアゲハにも本当は出逢えたのかもしれません。(勝手な思いこみです。根拠ナシ)
- カラスアゲハ♀
- 日時:2009/09/13
- 場所:富戸漁港付近(静岡県伊東市)
- サイズ:600×450(Resized&Trimmed)
- カメラ:RICOH R8
- Memo:
前翅表面の性標が確認できないので、♀でしょう。クサギの花に吸蜜にやってきました。何頭か見られた割と擦れてない個体のひとつです。花の位置がやや高めで綺麗に撮れなかったのが残念。
- カラスアゲハ♀その2
- 日時:2009/09/13
- 場所:富戸漁港付近(静岡県伊東市)
- サイズ:600×450(Resized&Trimmed)
- カメラ:RICOH R8
- Memo:
上の写真と同じ個体。前翅裏面の白色帯がよく発達して美しい。
- カラスアゲハ♂
- 日時:2009/09/13
- 場所:富戸漁港付近(静岡県伊東市)
- サイズ:600×450(Resized)
- カメラ:CASIO EXILIM EX-FC100
- 設定:パスト連写
- Memo:
かなり擦れの進んだ♂。右後翅が破れている。このクサギの花は蝶道になっていて、次々と黒いアゲハ達が訪れてくる。
その他の黒いアゲハたち
メイン・ターゲットはもともと僥倖を期待していたようなものでしたから、実際のターゲットはこっちだったようなものです。具体的には、
- モンキアゲハ
- ナガサキアゲハ
- クロアゲハ
などを期待していました。実際、これらの蝶の姿はたくさん見かけました。特にモンキアゲハ・ナガサキアゲハの姿は多く、数十頭のオーダーで見ることができました。
ところが、写真が撮れてないんです。もちろん、何枚かは写真に撮っているのですが、証拠写真程度でBlogにUpできる品質の写真はほとんど撮れていません。富戸駅から歩き出した当初から蝶影は多かったのですが、全体的に擦れた個体が多かったのと、あまりにたくさん居たのとで、ポイント探しを優先させ、あまり無理に撮ろうとせずに先に進んだのが間違いでした。ピクニカルコース・自然研究路に入った途端に、これらの黒いアゲハたちの姿が激減します。コースに入らずに集落の中を歩くべきでした。ピクニカルコースだけは我慢して全コース歩きましたが、自然研究路の方は似たような環境のコースと分かった時点でコースを脱出しました。コースを外れて別荘地に入った途端にモンキアゲハやナガサキアゲハの姿がまた見られるようになりました。
ところが、伊豆高原の別荘地内は広々としすぎて適当なポイントが見あたらないのです。あちこちに花は咲いているのですが、定まった蝶道が無いのでここで待っていればというポイントにならない。モンキアゲハもナガサキアゲハもあちこち多数飛んでいるのですが、どれもこれも飛び過ぎていくだけなので、シャッターチャンスがまったくありませんでした。結果的に午後の時間帯をまるまる無駄にするような形になってしまいました。
ま、とにかく蝶の数だけは多いことだけは確かです。もっと蝶道を特定しやすく、ポイントになる花が咲いていそうなコースを慎重に選択して歩くようにすれば、次回は問題なく撮れるでしょう。
- ナガサキアゲハ♀
- 日時:2009/09/13
- 場所:城ヶ崎海岸(静岡県伊東市)
- サイズ:600×450(Resized&Trimmed)
- カメラ:RICOH R8
- Memo:
ピクニカルコースに入る直前に撮影。後翅に大きな破損のある擦れ個体。あれだけたくさん居たのに、この程度の写真しか残っていない。
- ナガサキアゲハ♂
- 日時:2009/09/13
- 場所:富戸漁港付近(静岡県伊東市)
- サイズ:600×450(Resized&Trimmed)
- カメラ:RICOH R8
- Memo:
比較的擦れが少ない♂のナガサキアゲハ。午前中多数の黒いアゲハたちが集まっていたクサギの花を夕方再訪してみた時に撮影。花の位置が高く、遠めからの撮影になるのでR8 の200mmでも遠く、この程度の写真しか撮れない。300mmある新機種のCX2が欲しくなった。(大して変わらない?)
- モンキアゲハ
- 日時:2009/09/13
- 場所:富戸駅付近(静岡県伊東市)
- サイズ:600×450(Resized&Trimmed)
- カメラ:RICOH R8
- Memo:
あれだけ飛んでいたモンキアゲハも、この程度の写真しか残っていない。♂♀はちょっとよく分からない。
- クロアゲハ
- 日時:2009/09/13
- 場所:城ヶ崎海岸(静岡県伊東市)
- サイズ:600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- Memo:
ピクニカルコースにて撮影。
ナガサキアゲハやモンキアゲハに比べると数は少ない。表面も撮ろうと手を伸ばしたが逃げられた。
その他の黒くないアゲハ
- アゲハ
- 日時:2009/09/13
- 場所:富戸漁港夫君(静岡県伊東市)
- サイズ:600×450(Resized)
- カメラ:CASIO EXILIM EX-FC100
- Memo:
普通種なので普段はあまり撮影しないアゲハだけど、この日はなかなか撮れない黒いアゲハたちにストレスを感じていたので、楽しく撮れた。後翅の青色鱗が発達するのは♀で良かったよね?(忘れた)
- アオスジアゲハ
- 日時:2009/09/13
- 場所:伊豆高原(静岡県伊東市)
- サイズ:600×450(Resized)
- カメラ:RICOH R8
- Memo:
やや擦れた個体だけど、綺麗な青空をバックに撮影。いつも敏捷に飛び回るアオスジアゲハは普通種だけど撮りにくい被写体だ。もう少し寄りたかったけど、畑に踏み込むことになるので遠慮した。
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